お勧めロック映画10本(+α)
今回は個人的な“お勧めロック映画(+α)”ということでブログを書こうと思います。
(所有しているロック系映画の一部。他にも色々あります)
最近、仲良くなった人とやり取りしてたら、ビートルズ楽曲のカバーを全編に取り入れた映画『アイ・アム・サム』の話になって、久しぶりに観たら『良い映画だな』と思い、ふと思い立ってロック系映画特集を書こうと決めました。
本当はね、今日ね、スピルバーグ監督の最新作『レディプレイヤー』でも観に行こうかと思ってたんだけどね、この三日間はね、部屋の大掃除したりね、アンティークショップへ行ったりね、あとはひたすらダラダラしてたからね、面倒くさくなったのね。
(『ドラゴンボール超』の全王様なのね 笑)
ダラダラするのって昔は時間を無駄にしてると思ってたけど、ボーッとしながらもいろんな出来事を頭の中で整理しているから、リフレッシュして気持ち良く次の1週間を過ごせるな~と思うようになって、けっこう良いもんだなと最近は感じております♪
あ~~~~!!
めんどくせぇ、めんどくせぇ!!
(『北斗の拳』のゲイラ様なのね 笑)
ゲイラ様はね、「面倒くせぇ」が口癖でね、「息をするのも面倒くせぇ」と言ってね、ケンシロウにね、呼吸できなくなる秘孔を突かれてね、息絶えたのね♪
いやだいやだあぁぁ~~
あ・あ・あ・
面倒くせぇ~~!!
……というワケで、“お勧めロック映画”スタート!!
(前置き長げぇっつ~~の!笑)
(注:ライヴ映像作品やドキュメンタリー映画は無しです)
音楽活動もしているジャック・ブラック主演の学園モノ。この映画って老若男女問わず誰でも楽しめる作りになってるので安心して観られるのが良いね。実際、何人もの人達にこのDVDを貸したら、返してくれた時に全員が「面白かった!!」と絶賛してました。そういう意味では『バックトゥザフューチャー』に近いものがあると思っている。
若干15歳でローリングストーン誌のライターになった少年の話で、監督であるキャメロン・クロウの自伝的ストーリー。1970年代初頭の雰囲気がまた最高で、ヒロインのケイト・ハドソンも超魅力的。2枚組DVD版には30分以上の映像を追加したバージョンも収録されていて、より当時のマニアックなネタが散りばめられているのでこれもお勧めします。
3.テネイシャスD
『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックはカイル・ガスという人と実際に“テネイシャスD”というバンドを組んでいて、その二人が主演したコメディ映画。手にした者は世界を支配できるという“運命のピック”を探す旅に出るという、あまりにもフザケた話だけど、これが超笑える!!ただし、『スクール・オブ・ロック』は小さな子どもでも楽しめるけど、この映画は下ネタだらけなので要注意!!(笑)そして、悪魔役でフー・ファイターズのデイヴ・グロールも出演してます。
4.デトロイト・ロック・シティ
1978年のアメリカを舞台に、ただ“KISSのライヴを観に行く”というだけの話(笑)。だけど、これが前途多難のハチャメチャ珍道中となっていて面白い。主演は『ターミネーター2』でデビューして脚光を浴びたエドワード・ファーロング。この頃にはちょっとぽっちゃりした体型になっていて、大人になってから彼が役者として注目されなくなった原因のひとつに“背が伸びなかった”というのもあると言われてたけど、実際はどうなんだろ?この映画みたいに笑える作品にも合ってるし、良い役者さんなので、また復活してほしいな。ちなみに本物のKISSのメンバーも出演してます。
5.ロック・スター
80年代の“産業ロック”と言われた時代を面白おかしく、かつ皮肉った映画。ひょんな事から憧れのバンドのボーカリストに抜擢されて、派手なロックンロールライフを満喫するという話。全体的に笑えるけど、ラストは余韻を残して終わるのも良いね。80年代に巷で流れていた洋楽って“使い捨て”のイメージがあるけど、改めて聴き返したら『これはこれで良いじゃん』と思えるようになりました。まあ、それだけ自分の許容範囲が広くなったんだと思います。
6.シング・ストリート
ここ最近観た映画の中でもお気に入りの1本。80年代のイギリスを舞台に、少年達がバンドを組んでオリジナル曲を作り、自作ビデオを作ったり、ライヴしたり。音楽映画って劇中に流れる“オリジナル曲が良いか”も問われるけど、この作品で主人公達が演奏しているオリジナル楽曲がまた良い。そして、青春群像劇として観てもかなりの名作映画だと思います。
宮崎あおい主演のコメディ映画。おじさんになってしまったパンクバンド“少年メリケンサック”のメンバーを集め再結成させ、全国ツアーに出る話。こういう笑える映画って嫌なことも忘れられるので大好きです。ネットを見てたら宮崎あおいをはじめ 芸能人や有名人を叩く人達って沢山いてるけど、『頑張ってる人を批判するってのはどうよ?!』と俺は思う。ホント良い女優さんだし、面白い映画ですよ。
腹部がくっついた状態で産まれ育った“結合体双生児”がバンドを組んで活躍する話。パンクロックが生まれる前の1975年のイギリスを舞台にしていて、このバンドのオリジナル楽曲もセックス・ピストルズなどを意識して作られていて、それがまたクオリティーが高い!サントラ盤も買いました。主人公の二人は本当に双子でモデル業もやってたと記憶してます。二人とも超美形!!
60年代にデビューした架空のバンド“スパイナル・タップ”の話で、ビートバンドとしてデビューしたけど時代に取り残されないようにサイケデリックバンドになったりハードロックバンドになったり……。この映画がキッカケとなって本当にスパイナル・タップというバンドが誕生したとのこと。
10.キャデラック・レコード
ロックンロール誕生前夜、黒人ブルースのレコード会社を設立したレナード・チェスの話。映画を盛り上げるためか内容は前後している部分もある感じだけど、レナード・チェスと“ブルースの父”と言われるマディ・ウォーターズの二人が中心となって音楽史を切り開いていくのを分かりやすく映画化してます。エタ・ジェイムズ役のビヨンセの熱演も見ものです。
……そして、ロック映画ではないけど、最近観て面白かったのがコレ。
『セッション』
プロのジャズドラマーになるのを夢みる青年と、ジャズにとり憑かれた指揮者の物語。去年、ピンク・フロイドの映画『ザ・ウォール』をZepp難波で観た時に宣伝でやっていて気になり観たんだけど、主人公のマイルズ・テラーをはじめとする役者さん達が“演技してる”というより“何かが憑依した”様に思えてしまった。音楽って漢字で“音を楽しむ”と書くけど、この映画には楽しむ余裕なんて一切無い。全編に渡って物凄い緊張感が漂っている。「ジャズは苦手」という人でも、映画が好きだったり音楽が好きな人は必ず何か感じるものがあるはずですよ。
……という感じで“お勧めロック映画10本+α”を書いたけど、画像を選んだり、一つ一つの作品にコメントを入れるのって思ってた以上に時間が掛かってしまった。
まあ、このブログを見た人が今回紹介した映画に興味を持って1本でも観てくれたのなら やった甲斐があるので、とりあえず気になった作品は一度ご覧になって頂けたら嬉しいです。
こうやって改めて見ると、音楽系の映画って内容は勿論だけど、劇中に使用される楽曲(特にオリジナル曲)が良いってのもポイントだなと思いました。そこも見所(=聴き所)ですよ。