“笑うということ”の巻
今回のブログはまた個人的なことを書こうと思ってるし、ちょっと重たい話かもしれないので、『読みたくない』と思われた方は構わずスルーして下さい。ただ、最後まで読めばスッキリするかも……。
何年か前の話だけど、僕は笑うことができなくなってしまった。
……いや、“何年か”ってほど昔の出来事じゃないな。わりと最近までの話だったりする。
“人生、山あり谷あり”なんて言うけれど、僕の半生を改めて客観的に振り返った時、ほとんどが“谷”だったと思っている。
『何でこんなに辛い出来事ばかりが続くんだろう?!』と何度も嫌になってしまった。
べつに自分の“不幸自慢”なんかをしたいワケでも無いし、したくも無い。暗い話なんか延々とされても、聞かされてる方もいい迷惑だしね。
どうせなら楽しい話をしたいと思って僕は人と接するようにしている。
皆それぞれ悩みを抱えながらも頑張って生きてるんだから、他人と自分の不幸を比べられるワケでも無いし。
それでも、僕の半生は相当いろんな出来事がありすぎたので、『一体、どこまで落ちるんだろ?!』なんて思ってたな。
だけど、落ちるだけ落ちた時に、僕は運良くというか、良い方に開き直ることができた。
“どうせ生きてるなら、笑って過ごす方が良いや”と。
そこに至るまでは随分と長い時間がかかったし、ひとつ間違えたらヤバイ方向に行ってたかもしれない。
ホント、人生って“紙一重”だな、と思う。
良い方向に変われたのは僕を支えてくれた何人かの友達がいてくれたおかげで、ひたすら楽しい話をして嫌な出来事を忘れさせてくれる人がいたり、僕の話に黙って耳を傾けてくれる人がいたり、そして、ちゃんと愛情をもって厳しい言葉をかけてくれる人がいたり……。
そんな人達が支えてくれたおかげで、今、僕は生きていられるんだと実感しているし、彼らから教わったことは僕の中で生きている。
僕も彼らに教わったように、大切な人が人生に迷っている時は同じように手を差し伸べてあげられるような人間になりたい。
だけど、ホントここ最近なんだけど、『また自分は笑えなくなるんじゃないかな?』なんて時々思ってしまっている。
今また笑えるようになるまで本当に頑張ってきたけど、それでも『自分は笑っちゃいけないのかな』なんて考える時がある。
ただ、自分にとって“笑えなくなる”というのは“死ぬよりも辛いこと”だと思っている。
ホント、死ぬよりも笑えなくなる方が辛いな。
だから、心の底から笑えるように努力する。
もちろん、最低限のマナーは必要だけどね。
昨日からストーンズやらマイルス・デイヴィスやら色々聴いてたんだけど、頭ん中が爆発しそうで、何を聴いてもダメで眠れなかった。
そんな時に、ふとMATTHEW SWEET(マシュー・スウィート)のアルバム“GIRLFRIEND(ガールフレンド)”を思い出して、久しぶりに聴いてみた。
そしたら、今の僕が必要としてた音だったみたいで、暖かいサウンドが僕を包んでくれた。
何を聴いても全然眠れなかったけど、やっと気持ち良く眠れることができた。
マシュー・スウィートに感謝!!(笑)
今日は友達と会うし、ショボくれた顔で行きたくないからね。
やっぱり音楽が救ってくれたね!
人生なんてどうにかなるんだよ、きっと。
I've Been Waiting
https://youtu.be/Qz7qj3MteS0
Your Sweet Voice
https://youtu.be/3Aa3VE30QsU