シューゲさんのまったり音楽日記

洋楽中心に1記事につき3〜5分程度で読める内容にしているので、気になったミュージシャンがいれば添付してある音源をご視聴頂けたら幸いです。

MEW Live At Umeda Club Quattro“Part1”(2018.11.7)

2018年11月7日(水)、大阪は梅田クラブクアトロにてデンマークを代表するバンド“MEW(ミュー)”のライヴが行われた。

前回から1年ぶりに来日し、昨年は現時点での最新作“VISUALS”のプロモーションを兼ねてのツアーだったが、今回は2003年に発表した世界デビュー盤“FRENGERS”15周年の“完全再現ツアー”だ。

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『去年観たばっかだし、今回どうしよっかな……』と考えていたが、お誘いをもらったのもあり行くことにした。




直前にちょっとしたハプニングもあったが、ライヴ当日は16時過ぎに会場のあるビルへ着くと、「メンバーが会場入りするので端に寄って下さい!!」とスタッフに言われた。

『えっ?まだ来てなかったんや?!』と驚いたが、バンドが会場入りする瞬間なんて初めて目撃するのでドキドキしていると、1台の車が前に停まってMEWのメンバーが降りてきた。


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よ・よ・よ・・・




よおおぉぉおなすっっっ!!





やったぜ!超ラッキー♪



ベースのヨハン・ウォーラートにサインを求める人もいたが、最後に出てきたボーカルのヨーナス・ビエーレは一人一人順番にサインを書いてくれた。

まさか会場入りする瞬間に出くわすと思わなかった僕は、急いで準備していた時に部屋で流していた『フレンジャーズ』のCDを持ってくるのを忘れていた。


一生の不覚……!!(泣)




……というか、間近で見るヨーナス、




『意外とデケェ……!!(驚)』



隣にいた女性ファンの方がペンを貸してくれたので、とっさにスマホの裏側にサイン貰いましたよ。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!

……けど、よく見たら俺のだけ天使の絵が書かれてなかったし(汗)。



よおおぉぉおなすっっっ!!



しかし、間近で見る彼はやはり天使やった……
(しみじみ)。




無事に当日券を購入し、友人Aさんとも合流。

というか、このAさんとは昨年のMEWのライヴで知り合い、それから付き合いが続いている。

ライヴで出会う人って一期一会だと思ってるんだけど、こういうご縁もあるんだな~と何だか不思議だね。






そして、定刻の19時半きっかりにメンバーが登場。


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オープニングナンバーは2009年発表の“NO MORE STORYS ~”より“Repeatearbeater”から始まった。このアルバムで一番好きな曲。

今回のライヴは二部構成で、第一部が代表曲を中心に、第二部が“フレンジャーズ完全再現ライヴ”となっている。


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2~3曲目は2005年の“MEW , AND THE GLASS HANDED KITES”より、“Special”~“The Zookeeper's Boy”。もう、この流れは完璧だね。2曲セットだと感動も10倍違うよ。

4曲目は2015年の“+-(プラス・マイナス)”から“Satellites”を演奏。2~4曲目の流れは去年と同じ。だけど、最強に好きな曲ばかりなので、大満足!


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バックスクリーンに映し出される不気味さと美しさが混在する映像もMEWには欠かせない演出で、バンドによる生演奏と一体となっている。


ヨーナスは相変わらずの天使っぷりを披露していて、『この人、本当に人間か?!』と今回も思ってしまった(笑)。


しかし、ヨハンのベースがやたらデカく聴こえていて、自分の居た場所がベースのスピーカー寄りだったのが原因かも。


スィラス・グレイのドラミングもMEWプログレッシブロック+ドリームポップとでも言うような複雑怪奇なリズムを堅実に鳴らしていて、よくもまあこんなにスタジオ音源を再現できるもんだと改めて驚きの連続だった。


相変わらずヨハンが手拍子を煽ったりMCやったりしていたが、ヨーナスもけっこう喋るようになっていたのでこれも何気にビックリな出来事だった(笑)。


2005年に観た時はヨーナスが見るからにナイーヴそうで、そんな彼をヨハンをはじめ他のメンバーがサポートしていたような構図が面白いと感じていた。

ヨーナスは唯一無二の歌声を持つシンガーだから、そんな彼に余計な負担をかけさせないよう皆が支え合ってるように見え、『ああ、本当に良いバンドだな……』と観ているこっちも嬉しかった。


しかし、この第一部を観ている時は“一時脱退中”のギタリスト、ボウ・マドセンがここに居たらな……と何度も思ってしまった。

サポートギタリストの方が悪いなんて思ってないし、寧ろ『ホントありがとう』という気持ちでいてる。彼のおかげでこうして今もMEWはライヴをやれているし、よくあんなややこしい楽曲群を(←勿論、最大級の賛辞です!)やってるよ。




第一部は全8曲で終了。


まさか『~グラス・ハンデッド・カイツ』から5曲も演奏するなんて思ってなかったので嬉しいサプライズだった。このアルバム、ホント大好きだからね。本人達も絶対気に入ってるはずだよ。


一旦、メンバーは退場し、10分間のインターバルへ。


第一部だけでも大満足なのに、まだ続くとは…………う~~ん、ゴージャス!!




……と、あまりにもボリュームがありすぎるので、ブログもまさかの二部構成に急遽突入(笑)。


とりあえず、今日はこれまで。





Special ~ The Zookeeper's Boy
https://youtu.be/Kj-ANr1PN9U


Repeatearbeater(LIVE)
https://youtu.be/_7WDsc6TSQo


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(第二部の記事)
http://shoegazer1990.hatenablog.com/entry/2018/11/10/000728?_ga=2.62441324.1947094162.1523076954-1379661237.1511483358