シューゲさんのまったり音楽日記

洋楽中心に1記事につき3〜5分程度で読める内容にしているので、気になったミュージシャンがいれば添付してある音源をご視聴頂けたら幸いです。

“ブログ200回目はTHE INNOSENCE MISSION”の巻

今回で当ブログも200回目となりました!





よ~~続いてるわ、ホンマに(笑)。




またチョ~~ダラダラと思い付くままに今回は書いていくので、興味無い方は毎度のごとくスルー!(笑)







去年の夏頃から1週間に4~5記事はアップしてたのかな?多い時は20日間ぐらい連続で毎日アップしてたもんな~。


こうやってブログを書いてて思うけど、毎日続けるのってホント大変だね(汗)。

好きでやってるけど、『ああ~~、今日は書くのダリぃなぁ……』なんて思うこともしばしば。

たまに休む日もあるけど、そういう時はゆっくり身体を休めたり、友達と会ったり、時間の許す限り本を読みまくったりしております。

最近も、夜中4時半ぐらいまでずっと本を読み続けることが多くて、部屋の電気がついたまま眠ってたり。

日中も眠くなることがあるんだけど、なんかねぇ……こういうのってスイッチ入るとしばらく続くんですよ。

今は「やれるだけやってみよう」、という感じです。








ブログの話だと、まあ、アレだね。


最近はアクセス数がかな~~り減ってきておりますです、ハイ(泣)。

毎日更新してると“読む側”も必ず“飽き”がくるのも分かるしね、これは避けられないんだと思う。


3月3日だったかな、初めて1日のアクセス数が200件を超えて『やったーーっ!!』と思ってたんだけど、そこからは1日50件ぐらいに減ってしまった(汗)。

今で約1年4ヶ月ブログ運営して色々と分かったことがあって、“60年代や70年代のレジェンドバンドを今更オレが書いてもほとんど読まれない”という……(泣)。

ストーンズネタとか書いても【注目記事トップ5】に全然入らんし(泣)。

それに、最近で言うとメレディス・モンクとか、ああいうのを取り上げても一般の音楽ファンには完全にスルーされてしまう。

グレイトフル・デッドメレディス・モンクを2日続けて書いて、自分でも『アクセス数、激減するやろなぁ……』と思ってたら、見事に予想的中してるし!(汗)


しかし、それでも俺は我が道を貫くのだ!!(笑)








先月もリンゴ・デススターとアシッド・マザーズ・テンプルを観に行ったけど、ぶっちゃけて言うとチャーチズやティーンエイジ・ファンクラブを観てブログ書いた方が一般のロックファンにはウケが良いやろな、というのも分かってるんだけどねぇ……。

ま、結局は自分の観たい方を選んだわけだし、後悔はしてない。ライヴも最高だったしね。

何てったって、自分のブログなんだから、自分の思うがままに書くべきだろう。

正直言ってチャーチズは観たかったけど、なんと今年のサマソニで早々に再来日すると知り、今度こそは観ようと思っている。

大阪ではレッチリが金曜日って、観るの厳しいかな(汗)。

チャーチズとウィーザー目当てでサマソニ行こうかな~と考えております。







それと、僕は自分のブログを人に教える時も、推しが足りないんだろうな。

初対面の人にブログのことを教えることもあるけど、「もし良かったら見てやって下さい」程度にしか言わないし。

ずかずかと言ってくる人もいるけど、俺はああいうのが嫌だし。

『読みたい人だけ読んでくれたら良いや』と思ってるし、楽しんで読んでくれるのが一番だからね。



……とは言いつつも、やはりアクセス数はモチベーションになっていたりするので、ホンマ自分でもややこしい奴っちゃなぁ~~、と思ったりするのである(笑)。


このブログの存在を知ってる人もまだまだ少ないだろうし、先ずは知ってもらうことなんだろうね。


それも、これからの課題だな。








こうやってブログを続けていて、今のところコレで副収入を得ているわけではないです。


……が、ブログをやっていて良かったな~と思うことは本当に多々ある。

プロのミュージシャンや作家さんとも知り合えたし、僕がブログを書くことで、彼らに貢献できてるという自負もある。

今までは全くの別世界の人達だと思っていたアーティストの方々とも繋がるようになれたし、僕自身も胸を張って彼らと接することもできている。

良い刺激を与えてくれる人達のことを、僕は本当にリスペクトしている。

ただ、その一方で『俺も負けてねえぜっ!!』なんて心の中で思っていたりする(笑)。

それも、このブログを続けているおかげで自信が付いたから、やっぱりライフワークとしてこれからも続けていくべきだね、うん。







そして、何よりも毎回楽しみにしてくれているそこのアナタ!!(笑)


アクセス数が1つでも増えているのを見るたびに『ああ、俺のブログを読んでくれてる人がいるんだ!』と、これが最高に嬉しいのですよ。


ネットを通じてブログ外でコメントをくれる人達もたまにいて、寝耳にウォーターな展開でルー大柴に代わって本当に感謝しています!
(だからルー大柴は関係ねえっつ~~の!笑)








……というワケで、ホンマに思いのまま書き綴ったけど(汗)、皆さん、これからも宜しくお願い致します。





今夜はイノセンス・ミッション(The Innosence Mission)のカバー曲を聴きながらお休み下さい。



布団に入って聴いたら癒されますよ、うん♪









Over The Rainbow
https://youtu.be/x_0inYOAxAo


What A Wonderful World
https://youtu.be/w62QtRPf64M


Prelude In A
https://youtu.be/AyWeAH6bcY4

SOS
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PRODIGY / THE FAT OF THE LAND(1997)

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そういや、プロディジー(PRODIGY)の『グレイテスト・ヒッツ1990 - 2005』に付属していたライヴDVD観てなかったな。近々観ようっと。







……なんて思っていた矢先に入ってきたキース・フリント死亡のニュース。




突然過ぎて、なんだか信じられん……。




自殺と報道されているが、こういうニュースを聞くたびに、誰もが羨むほどの成功を手に入れた人の心の闇というか、誰にも理解されず苦悩していたのかな……なんてことを、いつも考えてしまう。







プロディジーを僕が知ったのは1,000万枚以上のセールスを記録したと言われるアルバム“THE FAT OF THE LAND”だったけど、ライヴ映像から入った僕は、彼らのパフォーマンスに嫌悪感を抱いたのは忘れられない。


それも、特にキース・フリントの“両サイドモヒカン”(?)とでもいうヘアースタイルと、ライヴ中に牛のようにヨダレを垂らしまくっている姿に辟易してしまったからだ。


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セックス・ピストルズジョニー・ロットンを太らせたような風貌はインパクト大だったが、とにかく彼らに対して拒絶反応しか起こらなかったのを覚えている。




“Breathe”や“Firestarter”のミュージックビデオもよく流れていたので観てはいたが、やはり、どうにも好きになれなかった。





プロディジーを好きになったのはそれから随分経ってからのことで、テクノやミクスチャーという音楽に興味を持ち始めた頃だった。


『そういや、プロディジーってアルバムを通して聴いたこと無かったな』と、自分の中にある“プロディジー潔癖症”ともいえる先入観を一度取っ払い、出来る限り真っ白な状態で彼らの音楽と向き合うように心掛けた。





そしたら、




『このアルバムめちゃめちゃカッコイイやん!!』




と、それまでの評価がガラリと一変したのだ。





僕の一番お気に入りは、ラストを飾るM10“Fuel My Fire”で、ここに来るまでの道程でテンションを上げまくり、最後にドカンと一発ブチかます



この展開がたまらなかった。






バンドはこのアルバムを絶頂期に、その後少しずつ話題にならなくなっていったかもしれないけれど、後のアルバムも聴いてみたら、やっぱり単純に“カッコイイ”と思う。




90年代後半という時代にピッタリ合った『ファット・オブ・ザ・ランド』の後も自分たちのスタイルを崩さずに続けていたその姿には、彼らにロックを感じる。








Fuel My Fire
https://youtu.be/teLtKlKTn5g


Breathe
https://youtu.be/rmHDhAohJlQ


Firestarter
https://youtu.be/wmin5WkOuPw


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The Fat of the Land

The Fat of the Land

ザ・ファット・オブ・ザ・ランド

ザ・ファット・オブ・ザ・ランド

Meredith Monk / DOLMEN MUSIC(1981)

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「誰だコレ?知らねーーな」とスルーする前に、とりあえず読んでほしい(汗)。

当ブログの読者は海外のロック好きがほとんどだと思うが、今回は現代音楽のメレディス・モンク(Meredith Monk)が発表した“DOLMEN MUSIC”(1981年)について、僕なりの感想を書いていく。



……というのも、このアルバムを知ったのはつい最近のことで、しかもメレディス・モンクという人すら名前もろくに知らなかった。




現在、大阪市内にあるギャラリーノマル(Gallery Nomart)で開催中の展覧会“Gather - Gift”に参加されている作家の稲垣元則氏が紹介していたアルバムで、先日再びノマルへ行った時、ジャケットのアートワークに惹かれたのがキッカケだった。



直ぐにSpotifyで再生し(ホント、便利だな)、展示されている作品群を前に聴いてみると、これが僕の大好きなコクトー・ツインズ(Cocteau Twins)に通じるものがあったのだ。


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というか、この人の歌唱法はコクトー・ツインズのヴォーカル、エリザベス・フレイザーにソックリで、しばらくその場に立ち尽くしてしまった……。






このアルバム『ドルメン・ミュージック』が発表されたのは1981年。



そして、コクトー・ツインズがデビューしたのが1982年。



僕は当時のことなんてリアルタイムで知らないので何とも言えないが、音楽誌でエリザベス・フレイザーメレディス・モンクの歌唱法について書かれた記事というのはネットでも見たことが無い。


コクトー・ツインズはスージー&ザ・バンシーズなどひとつ上のパンクバンド達から影響を受けたとされているが、多分……いや、きっとメレディス・モンクの『ドルメン・ミュージック』を聴いてたはずだと確信した。


エリザベス・フレイザーの、あの変則的なヴォーカルスタイルがどうやって生み出されたのかずっと気になってたし、必ず元ネタというか、強く影響を受けた歌い手がいるはずなんじゃないかと思っていたので、このアルバムを聴いて“線”が繋がったように感じた。


海外のアーティストって一番影響を受けた人については語りたがらないようで、それってマジックの“種明かし”をしてしまうことと同じようなものだから言いたがらないんだろう。





……と、ここまで書いて全く予想が外れてたらどうしようかと思うが(汗)、まあ、そうやって想像するのも楽しいし、べつに良いじゃないか!ということで(笑)。





ただ、これは当たってるんじゃないかな。



それは、音源を聴けば分かると思う。




そして、このアルバムが間接的に後のロックミュージックに与えた影響というのも僕は感じたし、今でいうシガレッツ・アフター・セックスなどのミニマル音楽へと受け継がれていってると感じたのだ。









Fear And Loathing In Gotham - Gotham Lullaby
https://youtu.be/XydwPP04K7c


Education Of The Girlchild - Travelling
https://youtu.be/t1qGpLSCsjA


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GRATEFUL DEAD / ANTHEM OF THE SUN(1968)

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サイケデリックロックの代表格であるグレイトフル・デッド(GRATEFUL DEAD)を知ったのは高校生の頃で、当時、NHKで放送していたイギリスはBBC制作のロックヒストリー番組でのことだ。

全10回の放送で、毎回テーマに沿った内容をガッツリと一時間やっていたその番組のひとつに“サイケデリック特集”が組まれていたのだ。

そこで紹介されていた60年代ヒッピームーヴメントは、高校生の僕にはとてもショッキングだった。

ブラウン管の向こうに見える“フラワーチルドレン”と呼ばれる人達は、“愛と平和”を謳(うた)い、誰も彼もが出会った瞬間にハグし、熱いキスをしては抱きしめ合う。

ジェファーソン・エアプレインやジャニス・ジョプリン率いるビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーをはじめとするサンフランシスコ出身のバンドの演奏に合わせ、女は軽やかに舞い、男は激しく身体を上下に揺さぶる。

映画などのフィクションでも無く、こんな現実離れした出来事がずっと昔のアメリカに、実際にあったというのが信じられなかった。






深夜、テレビを通して僕の目の前に現れた“サイケデリック”という世界。


そこは、絵の具が垂れてくるような、水滴がゆっくりと落ちてくるような映像と、身体の芯まで陶酔させてくれる音が一体となっていた。


“幻覚”や“幻聴”をイメージさせるサイケデリックワールドに、当時の僕は魅了されてしまった。






イギリスでは初期ピンク・フロイドが紹介されたりと、いくつものサイケデリックバンドが出てきたが、音と映像が一番シンクロしていたのがグレイトフル・デッドだった。


彼らの2ndアルバム“ANTHEM OF THE SUN(太陽の賛歌)”をBGMに、LSDをやっている人達の青く歪んだ世界は、アルコールの何十倍も何百倍も強烈にブッ飛んでいた。






組曲形式で流れるこのアルバムは、今も僕を現実逃避させてくれる。






この『太陽の賛歌』を聴けば、いつでもブッ飛んで、いつでもサイケデリックの世界に迷い込むことができる。









New Potato Caboose
https://youtu.be/6t0vFlM7tig


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Anthem of the Sun

Anthem of the Sun

THE STONE ROSES(1989)

80~90年代のイギリスを代表するバンド、ザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)。

当ブログ内でもストーン・ローゼズの話は度々出ているし、ギタリストのジョン・スクワイアについても以前ガッツリ書かせて頂いたが、バンドに焦点を当てて書いたことが無いので、今回やっと登場だ。



(以前書いたJohn Squireの記事)
https://shoegazer1990.hatenablog.com/entry/2018/09/04/005906?_ga=2.94949212.1947094162.1523076954-1379661237.1511483358







……ということで、今回は彼らのデビューアルバムである“The Stone Roses”について、僕の思い出を書き綴っていく。
(89年当時の邦題は『石と薔薇』です)


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18歳の頃、当時通っていたレコード店の店長に「80年代以降のお勧めのバンドって何かありますか?」と質問し、「あるよ。ストーン・ローゼズ」と即答で言われたバンド名だ。


それまでもストーン・ローゼズという名前はCDショップで見かけて知っていたが、ガンズ・アンド・ローゼズローリング・ストーンズのパクリバンドなのかと単純な発想で勝手に嫌悪感を示してしまっていたので、まさかこのバンドを紹介されるとは思ってもいなかったのである(汗)。


シングル“Sally Sinnamon(サリー・シナモン)”を狭い店内で聴いた僕は、見たことも無い外国のレンガ造りの古い町並みが脳裏に浮かびあがったのを今でも覚えている。


『サリー・シナモン』を気に入り、直ぐに彼らが残した2枚のアルバムも購入した。
(2ndアルバム“Second Coming”についてはまたいつか書こうと思う)






僕は物心ついた頃にサイモン&ガーファンクルを聴いて育ったのもあり、この1stアルバムには同じような“匂い”がしたのを覚えている。
(多分、『スカボロー・フェア』のメロディーを拝借したM7“Elizabeth My Dear”が収録されているのもあるからだろう)



あと、ここで紹介している曲順は89年発売ヴァージョンなので、再発時に追加された2曲(“Elephant Stone”と“Fools Gold”)は無し、ということで。







M1“I Wanna Be Adored”の歌詞を見た瞬間から「憧れられたい、崇拝されたい」と大胆過ぎて、まるで聴き手を催眠術にでもかけるような幕開けだ。


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M2“She Bangs The Drums”では「未来はこの僕のもの。きみはもう時代遅れさ」という、古いものを捨て去り、先へと前進していく宣言が続くのは刺激的だった。



楽曲もギタリストのジョン・スクワイアが手掛けたアートワークをそのまま音にしたかのようで、炭酸飲料を飲んだ時のように“シュワ~~ッ!”と身体中に染み込んできたのを覚えているし、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の甘酸っぱい“香り”も漂ってくるような、そんなサウンドに包まれていた。



このアルバムは全曲大好きなんだけど、特にお気に入りなのがM3“Waterfall”で、シンプルなアルペジオのギターなのに、何故かずっと聴き続けたくなる万華鏡のようなグルーヴがたまらない。

ウォーターフォール』は“滝”という意味で、キラキラと輝く滝が流れているようだった。

これとM4“Don't Stop”の流れも最高で、“2つで1つの曲”だと僕は思っている。もちろん、単体でも超名曲なんだけどね。



このアルバムはレコードで言うとA面に当たる流れが特に大好きで、M5“Bye Bye Badman”までの流れはそれこそ何度も何度も、もう何回聴いたか分からないぐらい聴きまくった。







B面に当たる後半のM8“Made Of Stone”では、肌寒い冬の、冷たい風が吹き荒(すさ)ぶ。


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M10“This Is The One”は一番好きな美メロ曲のひとつだ。
(余談ですが、当時の邦題は『これだ!』でした 笑)



そして、ラストM11“I Am The Resurrection(僕の復活)”では「僕は復活、僕は生命そのもの」と最後の最後まで大胆な宣言をしたまま、大団円を迎える。







完璧な流れだ。







このアルバムは89年のイギリスを映し出した“鏡”みたいな作品なんだと感じる。


89年当時のイギリス、それもマンチェスターという工業都市の、薄暗い雲に覆われた町並みや人々の生活が記録されているような、そんなアルバムだ。


そして、そこから、退屈な日常から抜け出そうとしている四人の若者たちの記録でもある。




日本に住んでいる僕達でも、遠く離れた異国の人々を想像させてくれるロックミュージックだ。



使っている言葉は違っても、良いメロディーや魂(ソウル)ってのは、国境を越えて心の琴線に触れてくるものなんだ、と今でもローゼズの連中は僕に教えてくれる。



この作品を聴く度、そんな気がする。









She Bangs The Drums
https://youtu.be/wD6Pq0bSMPo


Waterfall
https://youtu.be/7NrLBlw9WZE


Bye Bye Badman
https://youtu.be/4ELIXlBV6kw


Made Of Stone
https://youtu.be/K9rNxab2pRM


Waterfall ~ Don't Stop(LIVE2013)
https://youtu.be/BDZ56IIYnZI


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【番外編】“2019年は『AKIRA』の年!”の巻

今日で2月も終わりか……早いのぅ~~。





どうも、皆さん。


最近になってまた新しいことを色々とやり始めているシューゲさんです。




さっきまでジムに行って筋トレしてました。



このままの勢いで、1日も早くクリスティアーノ・ロナウドばりの腹筋を手に入れよう♪

(クリロナは1日6,000回の腹筋をやってるっつ~~の!笑)









先週の話。








Eさんと電話してたら、漫画『AKIRA(アキラ)』の話になったので、そのことについて書いていこうと思う。


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AKIRA』といえば、アレですよ、アレ!


2020年の東京オリンピックをズバリ的中させた漫画なんですよ!


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連載開始が1982年…………ノストラダムスより、よっぽど凄い!!(笑)


オリンピックの組織委員会スタッフがAKIRAファンなんじゃねえの?!と勘ぐったほど驚きだった。








しかし、そんな話ではなく、盛り上がったのはこの作品に登場した“おばさん”こと“チヨコ”の話。


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このチヨコさんはめちゃくちゃ強くて、銃を所持してる相手すらその瞬発力で、一瞬で懐に飛び込めるスピードの持ち主だったりする。


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しかも、腕っぷしも強い!!


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更に、銃器も使いこなせるという、正に最強キャラ!!


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俺もチヨコを見習って身体を鍛えなきゃな~~と思う。






……って、このチヨコさん、映画では登場してないんよね。



そりゃ~~出てきたら最強過ぎて話にならんだろう(笑)。




つ~~か、『AKIRA』は世界中で人気のある作品で、フツーは主人公の金田くんや彼の所有しているバイク、それに鉄雄についてファンは語り合うだろうけれど、チヨコについて熱く語ってるのって俺だけのような気がする……!!




なんてことを電話でひたすら語っていたのである(笑)。




この映画をはじめ、『ブレードランナー』とか80年代に作られた近未来SF作品の世界観って大好きだな~。

なんか、80年代臭さを残しつつも、一方ではめちゃ未来的な雰囲気が漂っているというギャップが好きだったりする。






明日からはまた音楽話に戻ろ(笑)。









金田のテーマ
https://youtu.be/hpDvtIt6Lsc


夜の暴走シーン
https://youtu.be/8NeZFsW3HgI


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AKIRA 〈Blu-ray〉

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AKIRA 〈DTS sound edition〉 [DVD]

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【番外編】“新しいイヤホン”の巻

今回は、近況を2つほどだらだら書いていこ。












最近またイライラが酷い!



あまりに下らないことでイライラしてる。



……と自分でも分かっているんだけど、一度怒り出したら止まらない!



社会なんて納得いかないことだらけだと分かっているし、細かいことにいちいちムカついてたらキリが無いと思ってるんだけど、それでも一旦スイッチが入るとダメだなぁ……(汗)。





……な~~んてことで今週はずっと過ごしてたんだけど、そんな時に頼りになるのがやはり友達の存在やね。



たくさんの人達に支えられていると実感している中で、特に今の自分に一番力になってくれている人が、僕には3人いる。


Kさん、Eさん、Fさんの3名は、僕が落ち込んでいる時やイライラしている時に愚痴を聞いてくれたり、対処法を一緒に考えてくれたり、最後は前向きになれるまで言い合える人達で、本当に感謝している。


その人達のおかげで何とか心のバランスを保てているんじゃないかな、と最近思っている。


昨日はKさんが心配してくれ、今日もEさんが会いに来てくれてたくさん話し合い、最後にはスッキリと昇華できた。



この場を借りて、改めて感謝!!




スッキリした途端、『俺は何でこんなアホなことでイライラしてたんやろ?!』と、何だかバカらしくなってきた。


ホント、イライラしてたら人生損するから、ストレスの元を出来る限り作らないように努力しなきゃ、と考えてしまう今日この頃なのである(笑)。











……ということで、もうひとつの話。











昨日、スマホに付属していたイヤホンが壊れた。



寿命だったんだろう。右耳側が聴こえなくなったので、新しいイヤホンに買い換えることにした。



今まで使っていたイヤホン、ありがとう!




とりあえず、100均で新しいのを購入した。




……んがっ!




コレがちょいと僕の耳には合わんかったので(汗)、さっきまた新しいのを買いに行ってきたのである。



試聴コーナーがあったので聴き比べしていたら、ホント、イヤホンってピンからキリまであるな~~。


一番高い12,880円のイヤホンはダントツで良い音を出していた。


……って、そりゃそんなに高いのにショボい音なワケがねぇ!!



さすがに予算オーバーなので、他のを何度も何度も聴き比べて決めたのが、オーディオテクニカハイレゾ音源対応イヤホンだ。


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これで筋トレ中もまた音楽が聴ける!!


新しいイヤホン、大事にしよ。










……というワケで、今日の1曲。



バーナード・バトラーの“The Sea”。


シングル“Stay”のB面曲で、ピアノとアコースティックギターをバックにバーナードが歌い上げる、しっとり系の隠れた超名曲。


この曲を聴いて眠りに就こう。



ホント、イライラしたらあかんよ、俺!








Bernard Butler / The Sea
https://youtu.be/YGLvoc5qwjQ


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Yoshimi Arts “佐藤未希『この顔をみたことがあるか』”

2019年2月24日(日)、大阪市内にあるアートギャラリー“Yoshimi Arts(ヨシミアーツ)”にて、佐藤未希『この顔をみたことがあるか』へ行ってきた。


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たまたまネットを見てヨシミアーツを知り、開催中だった佐藤未希さんという方のこの作品に惹かれ、イベント最終日にギリギリ間に合ったというわけだ。





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ビル内にあるギャラリーへ。





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(ブログに掲載する許可を得ています)







ギャラリー内へ入った瞬間、今まで見たことが無い作品たちに心を奪われてしまった。







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透明感があり、幾重にも重なる目や唇、鼻……。



1枚1枚の絵に哀しみや恐怖を感じたり、また、生命を感じたり。



正気も、狂気も、神秘も、全てが一体となっているようだった。







作品のひとつひとつをよく見ると、キャンバスの横側にまで描かれている。


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作品展の『この顔をみたことがあるか』は、これ以上無いタイトルだと感じた。





今までに見たことが無い顔たち。





だけど、毎日生きている中で目にしている顔たちにも見える。









個人的な感想だけど、この方の作品には僕の大好きな4ADレーベルの音楽に通ずるものがあり、とりわけコクトー・ツインズの世界観を想起させてくれた。



ネットで偶然知り、好奇心の赴くままに行って大正解だった。


ギャラリーノマルに続き、また新しい、大きな刺激を受けた。


調べてみれば、今回のように面白そうなイベントをやっている所がたくさんあるようなので、またいろんな所へ足を運んでいきたい。






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SWERVEDRIVER(スワーヴドライヴァー)

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今回は、90年代シューゲイザーバンドのひとつであるスワーヴドライヴァー(SWERVEDRIVER)について。

最近、毎日聴いてるのでここらで書いておこう。




前回のブログでシューゲイザーの思い出話を少しさせて頂き、その当時にもちろんスワーヴドライヴァーの1stアルバムも聴いていた。


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(1st“raise”)


……が、このバンドに限っては、僕はそこまで熱心に聴かなかった。

ジャケットのアートワークも印象的で、何か特別なもののように感じたのに、だ。

このアルバムも例に漏れず一度売り払い、だいぶ経ってから買い直した作品なんだけど、それでもなかなか良さが分からなかった。

アルバムだけでなく、歌も楽曲自体も僕の知っている“シューゲイザー”というジャンルとはまた違っているように感じ、どちらかというと“グランジ”と呼ばれる90年代のアメリカンオルタナティブロックの匂いに近い感覚だった。

好きな曲もあったけど、全体的な印象としてはアメリカっぽいような、イギリスっぽいような……どっちつかずのようにも感じて、僕にとっては中途半端な位置付けにあったんだと思う。


何でスワーヴドライヴァーが他のシューゲバンドみたいにハマらなかったのかを自分なりに考えてみると、やたらと“男臭さ”を感じたのもあったんだろう。




シューゲイザーって本当に曖昧な音楽ジャンルで、人によっては「このバンドはシューゲじゃないだろ!」「いや、そうだろ!」と口論になることもよくあったりする(苦笑)。

そういう時、僕は「まあ、自分が思う通りでええやんか」と思って気にしないようにはしているが、ロックリスナーって自分も含めホント頑固な人が多いので(汗)、本気でケンカになったりすることもあるから面倒くせぇのだ(笑)。
(そう言う俺も面倒くせぇ!笑)





話が脱線してしまったが、そんな“男臭い音”を出しているスワーヴドライヴァーを、なぜ今になってガッツリ聴いてるのか?

それは、何年か前に友人からこのバンドの2nd~4thアルバムを焼いてプレゼントしてもらい、最近また聴き返すようになったからだ。

1stアルバムは以前に買い直してはいたが、2nd以降は未聴だったので、初めて聴く“新たなスワーヴドライヴァーの音”は今でもかなり新鮮で、しかも、僕としては2ndアルバム以降の方が音楽的にも好みだった。


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(上から2nd、3rd、4thアルバム)


2ndは1stの頃みたいな面影を残しつつも、楽曲は“男臭さ”が後退し、より聴き易くなっているように感じる。しかも、クオリティーが高い。

3rd、4thになると自慢のディストーションサウンドは影を潜め、もう完全にシューゲイザーっぽさも無くなってはいるが、それでも音楽的な広がりや深みは増していて、この2枚も間違いなく“隠れた名盤”に入る。

特に、4th“99th Dream”は当時全盛を極めていたオアシスとティーンエイジ・ファンクラブのポップさもありつつ、アダルトな雰囲気をも醸し出している最高の1枚だ。
(しかも、ジャケがまた最高!)




バンドは“99th Dream”を発表した後に解散したが、2008年に再結成し、つい先日にも通算6枚目のアルバムを発表するなど、今も元気に活動している。





「シューゲイザーかどうか?」……そんな野暮なことで口論になるなんて、ハッキリ言って僕にはどうでもいいことだ。



ただ、そこには“最高にカッコイイ音楽”が鳴り響いている。



それで良いじゃないか。






Duel
https://youtu.be/b0DTBOQOdf4


99th Dream
https://youtu.be/v_JverhHmjc


Rave Down
https://youtu.be/ro4Pc6snJMI


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映画『ノーザン・ソウル』

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怒涛の連続ブログ、第2弾!

(……って、アシッド・マザーズの河端さんのパクリです 笑)









2019年2月17日(日)、シネマート心斎橋にて公開中の映画『ノーザン・ソウル』を観賞してきた。
(ネタバレは極力しないのでご安心を!)


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舞台は1974年のイギリス。


誰も知らない、ヒットチャートにも上がらないような“隠れたソウルミュージック”を見つけ、ターンテーブルに乗せ観客を熱狂させるDJの話。



冴えない学生の主人公だった青年ジョンが、DJをやっているマットと出逢うところから物語はスタートする。

彼に影響を受けてオシャレに目覚め、体を鍛え、ダンスを覚えて自信がついていく過程がとても魅力的で、『あぁ……やっぱ、人との出逢いって大事だよなぁ』とものすごく共感してしまった。

ホント、今の自分を形成しているのって、周りの人たちを見れば分かるからね。優しい人の周りには、優しい人たちがいてるし。俺もネチネチしたらあかんな~~……と、最近ものすごく反省中なのである。
(ち~~ん 汗)





映画のタイトルにもなっているノーザン・ソウルという名前を僕が初めて知ったのは、ザ・ヴァーヴの2nd“A Northan Soul”がキッカケだったけど、今回の映画を観てようやくどういうものかが分かった。



それにしても、“DJが誰も知らないレコードを見つける”……ただそれだけなのに、これだけ人間ドラマが描かれていることに脱帽してしまった。






この映画は2014年にイギリスで公開され、5年後にようやく日本でもこうして劇場公開された作品だ。


そこには、映画を制作したスタッフのみならず、日本公開を実現させてくれた映画関係者の“熱量”も僕には感じられた。


映画ファンはもちろん、UKロック好きやソウルミュージック好きにもお勧めできる。


自分とは関係の無い他愛もない話のようで、実は、そこには多くの人たちの“ドラマ”を感じさせてくれる、そんな作品だ。







『ノーザン・ソウル』予告編
https://youtu.be/I69kg6sVdCI


Billy Butler / Right Track
https://youtu.be/1-2ODywKOIg


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Gallery Nomart “Gather - Gift”オープニング・パーティー

2月16日(土)、大阪市内にあるギャラリーノマル(Gallery Nomart)にて、オープニングイベントに行ってきた。


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今回は稲垣元則氏、今村源(はじめ)氏、それに田中朝子氏の3名が作品とアイデアを持ち寄ったイベントだ。




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(イベントが始まる前、誰も居ない時に写真を撮らせていただきました。感謝!)




会場内に入った瞬間、「おおおぉぉ~~~っ!!」と童心に還ったような、まるで生まれて初めて遊園地にでも行ったかのような雄叫びを挙げてしまった(笑)。

何となく、今回の企画は作家さんたちの“遊び心”があるように感じた。








オープニングイベントの時間になると大勢の人が集まり、3名の作家さんとオーナーの林聡さんで約1時間のトークが始まった。


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“Gift”ということで、作家さんたちは「それぞれ“贈り物”を届け合った」と言われ、稲垣氏はCDを、今村氏は雲の映像が入ったUSBメモリなどを、そして、田中氏はうまい棒や漫画などを(←ナイスセンス!笑)。送られてきた物を自身の作品に使ったりしており、やはり、そこには遊び心があった。


三者三様の世界観なのに、何故だか分からないが不思議と統一感があったのも印象的だ。


時折、笑いを交えながらも“Gather - Gift(集まる - 贈る)”というテーマに対し、深い話が繰り広げられた。








二次会にも参加させていただき、芸術の話だけでなく、他愛もない話もたくさんしては皆笑いあっていた。






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(田中朝子さん(左)の写真集『♭(フラット)』と一緒にパシャリ♪)






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(ノマルオーナーの林さんも一緒にパシャリ♪笑)






ホント、この空間に居てるだけでヒーリング効果を得られてるんじゃないかというぐらいアットホームな雰囲気に包まれていて、作家さんやノマルのスタッフ、それに僕たちファンも皆、立場も何もそこには存在していなくて、ジョークやツッコミを入れたりと、お互いが“一人の人間”として認め合っているように見えた。






プラスオーラ、ポジティブオーラ全開(笑)。






皆の笑顔を見てるだけで幸せな気持ちになれたから、ここで得たプラスのエネルギーを今度は僕が周りの人たちへ送れるようになりたいと感じた、そんな夜だった。







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映画『シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』

今回は、映画の話。……だけど、音楽の話も少しあり。


(この記事だけ読んだ人は分からないだろうから念のため当ブログの説明をしておきますが、普段はかな~~りマニアックな洋楽の話を中心に書いております。たまにこういう関係ない話も織り交ぜているので、そこのところヨロシク 笑)







2月15日(金)、大阪府内にある映画館で『シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』を観賞した。


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(この日は1日いろんな出来事があったな……)




シティーハンターは漫画原作もアニメも終わってからファンになった僕だが、今回の映画は声優さんも昔と同じということで楽しみにしていた。



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映画が始まった瞬間、冴羽りょうちゃんばりにモッコリ超興奮しちまったぜぃ!!(笑)



映画の舞台は相変わらず新宿で、2019年の現代となっている。

りょうちゃんも牧村香も昔と変わらなかった。




今回、約20年ぶりのアニメ『シティーハンター』が劇場公開されると聞いて本当にビックリした。

漫画で続編にあたる『エンジェルハート』が存在しているので、純粋な『シティーハンター』の続編が作られるなんて思いもしなかったからだ。

僕は“香が死んだ”という設定はショックすぎて『エンジェルハート』を受け入れられなかった1人なので、あっちは全く関係ない話だと思って読んでいた。
(作者の北条司先生も「パラレルワールドとして楽しんでいただけたら」と発言してるし)




実は、僕が初めて買ったCDがこのシティーハンターのエンディングテーマだった『Get Wild』のシングルなのだ。


う~~ん、懐かしい思い出(笑)。



今回の映画でも当時のアニメで流れていた楽曲がたくさん使用されていて、TMネットワークの曲はやっぱ良いと思ったよ。

というか、小室哲哉はやはり天才だな。



『Get Wild』も好きだけど、『Self Control』や『STILL LOVE HER(失われた風景)』の方が好きだったりする。

特に『STILL LOVE HER』を劇中で久々聴いたら、懐かしい思い出が甦ってくるような名曲だと改めて感じたね。




シティーハンターとTMネットワークの楽曲って相性バツグンだな、うむ。








STILL LOVE HER(失われた風景)
https://youtu.be/1pOtmczeHHw


Get Wild
https://youtu.be/Zd2JtQHQ2hg


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THE ROLLING STONES / Beast Of Burden

朝早くから驚きのニュースが。


ヤフーニュースを見ていたら、ローリング・ストーンズが95年に行った東京ドーム公演が遂にDVD & Blu-ray化されるではないか!!

しかも、SHM-CD付きも同時発売されるときたもんだ。



来月に東京で行われる“ザ・ローリング・ストーンズ展”(←行きてええぇ……!!泣)開催日である3月15日に同日発売されるとのことだ。

この東京ドーム公演の映像、個人的にはここ30年間のストーンズのどのライヴ映像よりもダントツで一番好きだったりするので、これは買わなきゃいかんな!!



……そういや、この頃のヨーロッパ3公演を収録したDVD“Totally Stripped”も買おうと思いながらずっと保留にしたままだった(汗)。



ああ~~、ローリング・ストーンズ展行きてえなぁ……。

猿岩石ばりにヒッチハイクでもして行こうかな、マジで。




というワケで、ヴードゥー・ラウンジ・ヨーロッパツアーの“Beast Of Burden”の映像を貼り付けとこう。


高校生の頃にストーンズを聴いてロックに目覚めて、彼らの歌詞を自分なりに翻訳してたのは忘れられない出来事だ。


……が、この曲の冒頭の歌詞“I'll never be your beast of burden”という意味がよく分からなかったのを思い出した。

「俺はお前の荷物持ちなんかじゃないよ」と女の人には頭が上がらない男って感じの意味だと解釈したのは懐かしい思い出だ。




……う~~む、今日の俺の気分にピッタリの曲やな(笑)。







Beast Of Burden(LIVE1995)
https://youtu.be/JgFi2JPUORA


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PIXIES(ピクシーズ)

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2月に入ってからピクシーズ(PIXIES)を中心に聴いてたんだけど、「書こう、書こう」と思いながらも既に半月が過ぎてしまった……(汗)。こうやってボツになったネタが大量にあるので、今回はちゃんと書ききろう。






僕がピクシーズを知ったのって………………何でだったっけ?!



ううぅ~~~~ん…………忘れた(汗)。




確か、“年代別の名盤100枚”という特集で彼らのアルバム“Doolittle(ドリトル)”が紹介されていたのがキッカケだったような……。ハッキリと思い出せん!

いろんなバンドの音源を初めて聴いた時のことって僕はけっこう覚えてるんだけど、こんなパターンは非常に珍しい(汗)。



『ドリトル』を聴いたのは18歳の頃だったと思うが、当時は80年代以降の音楽に食指が動いたばかりで、音楽に対する自分の許容範囲もまだまだ狭かった。

以前にも書いた通り、僕はストーン・ローゼズのシングル『サリー・シナモン』とブラック・クロウズの2nd『サザン・ハーモニー~』から80~90年代以降の音楽を模索し始めて、それまではと言うと60年代ロックや70年代パンクを中心に聴いていた。

イギリスってどのバンドもほとんどメロディー主体なので親しみやすかったが、アメリカは全く違っていた。

ニルヴァーナやパール・ジャム、それにレッド・ホット・チリ・ペッパーズなどは当時の僕には受け入れられなくて、ピクシーズもまた然(しか)りだった。

アメリカ人の多くはアイルランド系移民で、元は同じはずなのに、生まれ育った土地や環境でこれほどまで印象が変わるもんなんだな……。





10代の頃はほとんどUKロックばかりを聴いていた僕だったが、20代に突入すると聴く音楽の幅を広げたくてもう一度アメリカンオルタナティブロックに挑戦し、その中のひとつにピクシーズも含まれていたのだ。




そうやって久々にガッツリと向き合って聴いたピクシーズ。これが何とも言えない不思議な魅力に満ち溢れていて、初めて聴いてから随分と時間が経った後、大好きになったバンドだ。


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ピクシーズのメンバーは写真の通りブサメン&ブスという大変珍しいバンドで(苦笑)、普通ならロックってヴィジュアルも大事なはずなのに、彼らはそれすら逆手に取って自分たちのキャラクターを全面に押し出しているようだった(笑)。


ただ、それも結局のところは“楽曲が素晴らしい”から。この一言に尽きる。これで全て成立するのだ。


彼らの作る音楽は変な曲もたくさんあるけれど、いきなり美メロに変わったりする瞬間があったりして、それが他のバンドには無かった魅力なんじゃないかと思っている。


曲によってはノー・ウェーヴ的なものすごく激しいも演奏もあったりして、彼らの懐の深さを感じさせてくれる。




ちゃんと評価されてるバンドやミュージシャンって、やっぱりそれだけの理由があるんだし、“分からず終い”で終わると悔しい気持ちもあるので(笑)、このピクシーズのように最初は分からなくても、時間が経ってから聴き直すようにしなきゃいかんな……と思うのである。








Here Comes Your Man
https://youtu.be/tPgf_btTFlc


Monkey Gone To Heaven
https://youtu.be/EHC9HE7vazI


Debaser
https://youtu.be/PVyS9JwtFoQ


Vamos(LIVE)
https://youtu.be/r22y0n4MvaQ


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Doolittle

Doolittle

Wave of Mutilation: Best of Pixies

Wave of Mutilation: Best of Pixies

22-20s / 22-20s(2004)

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さっき、ふと22-20s(トゥエンティー・ツー・トゥエンティーズ)のことを思い出したので、久しぶりに聴いている。

このバンドは21世紀に登場した“新世代ブルースロックバンド”で、そんな音楽をやってる連中なんて今の世の中には腐るほど居てるが、22-20sの1stアルバムは超お勧めの1枚だ。



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22-20sのメンバーは60年代のブルースロック……とりわけエリック・クラプトン率いるバンド“クリーム”から影響を受けたと言われていて、音を聴いてもクリームやジミ・ヘンドリックスなどの影がチラつくので、“あの時代”の音楽が好きな人ならとりあえず聴いていただけたらと思う。


クリームが好きな人には悪いが、個人的にはこの22-20sの方が楽曲も演奏力も遥かに凄いんじゃないかと感じている。

……というのも、彼らが“過去の遺産”を自分たちなりに消化して、持てる力を最大限にまで昇華させた、渾身の一作だと言えるからだ。


このアルバムが放つ“熱量”は凄まじく、M1“Devil In Me”から、曲名通りまさに“悪魔が乗り移った”ような、地獄の業火に焼けただれたような鬼気迫るグルーヴで押し寄せてくる演奏は圧倒的すぎる。




グチャグチャでドロドロの、黒く渦巻くブルース。




大袈裟な表現だけど、このアルバムには“悪魔が乗り移っている”という表現がピッタリくるのかもしれない。




ひょっとしたら、100年近く前のアメリカで鳴らされていた“音楽の父”ロバート・ジョンソンの演奏を聴いた人達もこんな感覚に陥ってたんじゃないかな、なんて本気で考えてしまうことがあるほどだ。




激しいブルースロックだけでなく、牧歌的なカントリー調の楽曲も文句無しに素晴らしい。



間違いなく、名盤。





ただ、バンドはデビューしてから3年間ずっとツアー生活に明け暮れたせいで疲弊し、あっさり解散してしまった。


その後、何年か経ってから再結成しニューアルバムも発表してるが、2nd以降は未聴なのでまた聴いていこうと思っている。


あっさりと解散されたら、どうしても熱が冷めてしまうからなぁ……。


今もやってるなら、一度はライヴを観てみたいな。





あと、この年の日本公演を収録したアルバム“Live In Japan”も発売されていて、これもめちゃくちゃ凄いので、「ブルースロックとは何ぞや?!」と思った方は一度聴いてみてほしい。そこには、超絶かっこいい、血管がブチ切れんばかりの演奏が収められているからだ。


「最近の音楽なんて聴く気にもならん」と口癖のように言ってるオールドロック好きな方はもちろん、「ブルースってどんなの?」と思われている方にも必聴のバンドだ。








Devil In Me
https://youtu.be/qoo7dfqewpg


22 Days
https://youtu.be/KFXhD5Y_Q90


Friends
https://youtu.be/n46F99Pun-w


Devil In Me(LIVE)
https://youtu.be/ChLoLD62tpY


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22-20s (CCCD)

22-20s (CCCD)