THE ROLLING STONES / Angie
……なんか昨夜のブログで「EL TEN ELEVENのことを書く」とか言ってたけど、先ほど京都テレビの『洋楽天国+』でローリング・ストーンズ特集をやっていたので、急遽予定変更!(笑)
番組内でストーンズのPVをひたすら流していたが(地上波で珍しい!)、約50分の放送で、しかもCM入りまくりだったので彼らの歴史のほんの一部しか流れていなかった(当たり前だけど……)。
そんな中でも特に印象に残ったのが、番組の最後に流れた“Angie(邦題『悲しみのアンジー』)”で、この曲は73年に発表された当時、レコードが100万枚以上も売れて、ここ日本でも和製フォークブームに乗っかってヒットした楽曲だ。
確かに『悲しみのアンジー』は名曲だし、それに異論は無いんだけれど、ちょっと待てえぇぇ~~~~いぃぃっ!!
ストーンズにはライヴで演奏されない隠れた超名曲がたくさんあるのをファンは知っているし、特にスローナンバーやバラードは秀でている楽曲が多いから、『アンジー』ばかりが世間で取り上げられるのはどうかと俺なんかは思うんよね。
当ブログでも以前紹介した“Winter”や“Time Waits For No One”、それに“Wild Horses”や“Moonlight Mile”なんかは個人的には『アンジー』よりも好きだったりするのだが……。
ラジオ受けするかとか、シングル向けかとか、そんなんで一般のリスナーに知れ渡らないってのがあるんだろうな、う~~む……。
まあ、そんな感じで『悲しみのアンジー』は僕の中では“特別好きなストーンズのバラード”ってワケでも無かったし、他にも素晴らしい楽曲があるんだぞ!……と言いたくなるんだけど、それでも今回この番組で久々『アンジー』のPVを観ていたら、『やっぱ名曲やわぁ~~』と思ってしまったのである、うむ(笑)。
いずれ“個人的に好きなストーンズの名バラードランキング”をやりたいと思っているが、その前に他のバンドを色々紹介したいので、7月もお楽しみに♪(笑)
Angie(Version1)
https://youtu.be/RcZn2-bGXqQ
Angie(Version2)
https://youtu.be/GlSbQNHHy50
T7/5 7:30-9:00
“人生のリセット”の巻
久しぶりのブログです。
何書こうかな~~と考えていたが、最近の出来事を少し振り返ってみようと思う。
なので、音楽の話は今回無し!
先週、ちょっとした一人旅に出ていた。
以前からやってみたかったんだけど、タイミング的にも「今だ!」と思ったので、ぶら~~っと気の向くままに、目的も無く行ってきた。
ただ、自分のことを誰も知らない場所へ行きたかった。
何というか、今ある全ての物事から一旦距離を置いて解放されたくなった。
思いつきで荷造りして、一人で行けるところまで行ってみよう。
そんなノリだったので、向かった先で「さあ、これから何処へ行こうかな」とその時の気分で勢いに任せるようにした。
今までの半生を振り返ってみると、ずっと『これをやらなきゃ』とか『こうしなきゃいけない』なんてことにいちいち拘りすぎていた気がする。
どこに行くのも、何をするにも、誰かに合わせて付いて行ったり。
そうでなくても、決められた場所に向かうだけだったり。
それはそれで楽しいけれど、今回のようにあても無く旅に出るってのはドキドキ感やワクワク感が何十倍もあった。
次に何が起こるか分からない、どんな体験ができるか分からない、未知の世界に入り込む感じ。
こうやって一旦立ち止まって人生を見直すのってすごく大事だと思ったね。
この6月も色々ありすぎて、本当に自分の人生は波乱万丈…………というか波乱づくしなんだけど、今はそれすらも楽しめている僕がいる。
ホンマ、なかなか濃い~~~~人生やわ(笑)。
明日で6月も終わりか……。
1ヶ月の最後ぐらいはまたいつものような音楽記事をアップするので、お楽しみに!
明日書く予定のバンドの音源を1曲だけ先に載せときます。
最近のお気に入り♪
EL TEN ELEVEN / Fanshawe
https://youtu.be/rdDPHbjyApw
T6/30 0:00-21:00
THE SMITHS(ザ・スミス)
今回は80年代のイギリスを代表するバンド、ザ・スミス(THE SMITHS)について。
というのも、昨日(2019年6月5日)に大阪ステーションシネマにて公開中の映画『イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語』を観賞したので、映画の感想も交えつつ僕なりに“ザ・スミス”をここらで書いていこうと思う。
僕がザ・スミスを知ったのは、確かストーン・ローゼズのインタビュー記事からだったと記憶している。インタビュアーとのやり取りの中で“ザ・スミス”という名前を何度か目にしていたので、そこから興味を持ったんだろう。
それまで80年代のバンドといえばガンズ&ローゼズのような所謂(いわゆる)“産業ロック”と言われるものばかりが巷で流れていて、僕自身も好んで聴いていた。
そんな僕が、ストーン・ローゼズがキッカケとなり、インディーシーンと呼ばれる少々マニアックな、だけどメジャーレーベルのバンドには無い、何だか生々しくてリアルに響く世界観というか音作りに惹かれてしまった。
まあ、こういうところが自分でも捻くれているんだと思っている(笑)。
そんなワケで、ザ・スミスの1st“The Smiths”、2nd“Meat Is Murder”、3rd“The Queen Is Dead”、そして編集盤“Louder Than Bombs”をほぼ同時に購入し、聴いていく。
しかし、タイトルを見た時点で『このバンドは危ない……』と思ってしまった。
“Meat Is Murder(食肉は殺戮だ)”、“The Queen Is Dead(女王は死んだ)”というアルバムタイトル。
シングル“Panic”では、軽快なリズムとメロディーに合わせて“Hang the DJ!(DJを絞首刑にしろ!)”というフレーズをボーカルのモリッシーが子どもとシンガロングしているのを聴いた時は、『まともな神経の持ち主じゃない』と思ってしまったのは当然だろう。
そして、トドメとなったのが彼らのアルバムに書かれていた日本語のライナーノーツの一文。2ndアルバムの最後に
“なお、この時点で自殺したスミス信者は6人になる”
これを読んだ瞬間、『ザ・スミスに本気になると、自分もこうなる』と感じてしまい、すぐさまスミスのアルバムを全て処分した。
十代の頃の僕は感化されやすい性格だったし、ロックンロールが孤独だった自分を救ってくれていたので、音楽に対する依存度も尋常ではなかった。
そんな状態でこのザ・スミスとイアン・カーティス率いるジョイ・ディヴィジョンにのめり込むのは恐怖以外の何物でもなかった。
彼らの、特にボーカルのモリッシーの言葉って、ほとんど聴き取れなくても、歌ってる内容もほとんど分からなくても、伝わってくるものがあったんだろう。
どんなに美しいメロディーで着飾っても、彼が放つ強烈な“毒”は拭いきれない。
ずっと音と向き合っていると、その“人となり”というか、“人間”が見える瞬間があって、モリッシーの持つ毒に当時の僕が付いていける心の余裕なんて無かった。
それからはザ・スミスを聴いても、深いところまで聴き込まないようにしていた。
それでも、彼らが素晴らしい楽曲を残していたのは間違いないし、聴けばジョニー・マーが奏でる繊細なメロディーはやはり秀逸だ。
そして、モリッシーの“ヨーデル唱法”ともいえるあの独特な歌い方は超個性的だし、こんなバンドは他に無い。
どう考えても凄いしロック史に残るバンドだと分かっているんだけど、初めて本気でこのバンドに惹かれたのは、昨夜観た映画『イングランド・イズ・マイン』のおかげかもしれない。
ザ・スミス結成前のモリッシーを描いた映画で、ひたすら暗くて孤独な物語だった。
史実とは違う部分もあるとのことだが、それでもこの作品からは“ザ・スミス愛”が感じられたし、僕みたいにハンパな気持ちでこのバンドを聴いている人をも惹き付けてくれた。
何故、モリッシーがあんな“毒”を持つようになったか。映画を観て、初めて理解できた。
スティーブン・モリッシーという人間が現実に合わせられず、打ちのめされるだけ打ちのめされて、神経をズタズタに破壊されていく。
最後には、ある種の開き直りがあったんだろう。
その姿は、『もう、これしか無い』って感じだ。
この映画を観て、僕は初めてザ・スミスを本当に好きになったような気がする。
This Charming Man
https://youtu.be/cJRP3LRcUFg
Hand In Glove
https://youtu.be/hcys6BMJ5Vw
The Queen Is Dead
~ There Is A Light That Never Goes Out
~Panic
https://youtu.be/YS3UMjNUqFM
T6/8 16:00-0:00
THE VERVE / VERVE E.P.(1992)
この5月はほとんど読書ばかりして過ごしていたので、そんな時にBGMとしてロックを流すと、どうやら自分の耳が“ロック耳”になっているようで、音にばかり意識が集中してしまう。
そりゃ~もう何年もの間ロックを中心に音楽をずっと聴き続けてきたんだから、自然とそうなっていたのは何ら不思議ではないか。……なんて妙に納得していたのである(笑)。
読書(特に小説)に集中するのにジャズが自分には最適だと感じていて、アダルトな雰囲気が本の世界により入り込みやすくしてくれていたのかもしれない。
……というわけで、最近はロックを聴いてなかったが、そんな僕を再び引きずり戻してくれたのがイギリスはウィガン出身のザ・ヴァーヴ(THE VERVE)の初期作品で、今週に入ってからはヴァーヴとボーカリストであるリチャード・アシュクロフトのソロ作品ばかり聴いて過ごしている。
1年ほど前にもヴァーヴのことを書いたけど、あの記事はあんまり良くなかったんで(汗)、今回は彼らの初期作品についてじっくり考察してみようと思う。
僕にとってヴァーヴというバンドは“最強のサイケデリックバンド”のひとつだし、今回改めて聴き直してみて、初期の彼らがやっていた音楽というのは他に例を見ないほど稀有な存在だと感じた。
こういう音楽性とポテンシャルの高さで同等のレベルにあるバンドといえば、これも以前に書いた初期マーキュリー・レヴぐらいしか思い浮かばない。
1stアルバムを世に出す前年の92年に3枚のシングル(“All In The Mind”、“She's A Superstar”、“Gravity Grave”)を立て続けに発表したが、今では貴重な品なので、僕が今手元に持っているこれらの音源は編集盤やベスト盤で聴いている。
(VERVE E.P.)
(NO COME DOWN(B SIDES & OUTTAKES))
この2枚と2005年に発売されたベスト盤で初期の音源が網羅できる。
ヴァーヴはデビュー当時から1stフルアルバムまではそうとう“イッちゃってる音楽”をやっていた人達で、実際にメンバーもそうとうイッちゃってた人達とのことだ。
まあ、そうでなければこんなヤバい音楽を生み出すことなんて絶対に出来ないし、それに音を聴いているだけでも個々のメンバーがどれだけアクが強くて個性的なのかが伝わってくる。
メンバー全員の技量も申し分無いし、とりわけギターのニック・マッケイヴは90年代にデビューしたギタリストの中で一番個性的な音を出すミュージシャンだと思っている。
それに、初期ヴァーヴの一番の特長として僕が感じているのは、妖しい音楽なのに“メロディーがしっかりしている”ということだ。やはりこれは、彼らが英国ロックの伝統をしっかりと受け継いでいるからに他ならない。
幻覚・幻聴を感じさせるサイケデリックミュージックに耳馴染みの良いメロディーを混ぜ合わせた彼らの音は、今聴いても唯一無二の存在だ。
All In The Mind
https://youtu.be/S_3GqfaOKBY
One Way To Go
https://youtu.be/6dMYO4W61e8
She's A Superstar
https://youtu.be/1xIGyp9efXU
Gravity Grave
https://youtu.be/66Hu-tx1urg
T6/4 19:30-23:00
“苦しみと優しさの交響曲”の巻
どうにもブログの間隔が空きすぎている。
書けることもあるはずなのに、まとまらない。
ちょっと今現在の頭の中を整理してみようと思う。
超個人的な話だし、暗い内容なので、読みたくない方は絶対スルー!!
久しぶりに酒を呑んでいる。
先日行われたジーザス&メリー・チェインのライヴで久々に呑んでから、勢いがついたのかもしれない。
酒で羽目外しまくった過去があるから、それ以来、呑まなくなってたんだけどなぁ……。
久々に『死ぬまで呑んでやろうか』という気分になってしまった。
どうしようもない孤独、不安。
普段は気にしないようにしていたことが、一気に襲いかかってきた感じだ。
少し前に書いたけど、これを乗り越えるのがなぁ……。
ちょっとした一言で誤解を招く。
僕自身、今までたくさん傷つけられてきた。
そして、たくさん傷つけてきた。
ホント、ちょっとした一言。
それで、それまでの評価が180度変わってしまうこともある。
だけど、しょうがない。
無難な発言ばかりしていれば『どうでもいい奴』になるし、そんなのは居ても居なくてもどっちでも良い人だ。
しかし、言い過ぎるとトラブルの原因になってしまう。
よく友達のEさんと「何でも“バランス”が大事」だという話をするけど、ホントそう思う。
自分は100%完璧な人間じゃないから羽目を外すこともあるし、失言することもある。そして、それは他の人にも当てはまる。
だけど、失言や失態で失った信用は、なかなか元には戻せないのも知っている。
そんな時に自暴自棄になる。
何だかワケが分からなくなり、アルコールに逃げたのかもしれない。
何となく“Better Sweet Symphony”を聴きたくなってしまった。
“苦しみと優しさの交響曲”。
THE VERVE / Better Sweet Symphony
https://youtu.be/1lyu1KKwC74
T 5/29 16:00-19:00
MEW / Satellites
前回書いた通り、最近はほぼジャズとブルースばかり聴いて過ごしている。
というのも、部屋に居てる時はここんとこずっと読書しかしていないので、まあ、それに合ったBGMを選んでいるためだ。
久しぶりに“ロックミュージック”と呼ばれるジャンルの音楽をほとんど聴いてないけれど、そんな中でも唯一聴いているのがデンマークを代表するバンドMEW(ミュー)で、昨年行われた来日公演のセットリストに添った曲順がSpotifyに収録されていたのでそればかりリピートしている。
MEWについては当ブログ内で何度か書いているが、今聴いても相変わらず僕の心を捕らえて離さない魅力を放ち続けている人達だ。
そして、こうやってベストヒッツ的な選曲(といっても、昨年のライヴはアルバム“FRIENGERS”全曲を完全再現したものだったけれど)を聴いて、一番気に入ってるのがアルバム“+-”のオープニングナンバー“Satellites”だ。
(アルバム“+-(プラス・マイナス)”)
各アルバム内に名曲が目白押しのMEWだけど、個人的には彼らの代表曲“Am I Wry? No”にも匹敵する超名曲だと思っている。
北欧の冷たい景色を連想させるようなバンドイメージや楽曲で、太陽が燦々と輝く季節には合わないと勝手に思っていたが、イヤフォンを着けてこの『サテライツ』を聴いてると、また新しい何かが始まるような、そんな高揚感に包まれる。
今回、本当はアルバム“+-”についてガッツリ書こうかと思ったけど、ジャズばかり聴いてるので(笑)、またいつか。ということで。
Satellites
https://youtu.be/VawIB4N_gmM
Derek Trucks(デレク・トラックス)
ここ1週間はブルースやジャズを中心に聴いて過ごしている。あと、MEWと。
ローリング・ストーンズやエリック・クラプトンなどにも影響を与えた黒人ブルースミュージシャン達を改めて聴き直してたんだけど、マディ・ウォーターズなんか今聴いた方がハートに響いてくるから逆に新鮮に感じていたりする。
そこから現代のブルースミュージシャン達も聴いていき、いくつか聴き込んだ中でも今回ご紹介するデレク・トラックス・バンド(DEREK TRUCKS BAND)は昔本当によく聴いたので、懐かしさと当時の思い出が甦ってきてしまった。
デレク・トラックスはアメリカのローリング・ストーン誌が選んだ“現代の三大ギタリスト”の1人だ。
僕としてはもっと個性的で素晴らしいギタリストもたくさん知ってるので、“三大ギタリスト”という表現はオマケみたいというか、全く気にしていない。
それでも、古典的なブルースという音楽の魅力を受け継いだ彼のプレイスタイルと演奏力は、60~70年代のブルースロックをよく聴いていた僕たちオールドロックファンをも虜にしてくれるだけの魅力があった。
デレク・トラックスは“スライドの名手”と言われている。
スライドというのは“ボトルネック奏法”と言われているもので、元はビール瓶などを使って指に差し込み演奏していた奏法だ。これを使うと、指で直接弾くのとは全く違う“味のある音”を出すことが出来るようになる。
一見すると簡単そうに弾いてるけど、早弾きとはまた違ってスライド独特の味を出すのが難しかったりする。
現在は、カントリー/ブルースシンガーでギタリストであり彼の奥さんでもあるスーザン・テデスキと“テデスキ・トラックス・バンド”として仲良く活動しているデレク・トラックス。
来月、来日公演があるんだよなぁ……。
こうやって聴いてたら、プロのブルースミュージシャンの演奏をガッツリと堪能したくなってくる。
今、僕の中でブルース熱が再燃しているし、心の声が『行けっ!!』と言っているような気がするのだ(笑)。
行けば、絶対「行って良かった!」となるはずだしね。
うん、行ってみるか。
Down In The Flood
https://youtu.be/dt-_5Nct5HY
This Sky
https://youtu.be/9ZdOZWYNjik
T
“気楽に、気楽~~~~に”の巻
またダラダラ思いのままに書き綴ろうと思う。
興味無い方は毎度の如くスルー!
(太陽の下を飛行機雲が通過した珍しい光景)
昨日から、どうにも気分が沈みがち。
自分でも原因は分かってる。
べつに五月病ではないし、一昨日の火曜日は調子が良かった。
……が、昨日からガクンと調子が崩れ、どうしようもなく沈んでしまっている。
こんなの今までにも何度も経験しているので、いつものことと言えばそれまでなんだろうけれど、毎回ここを乗り切るのがなかなか大変だったりする。
気持ちが沈むと、全てが悪い方向に行くなぁ……。
昨夜は友達とたくさん話をして、改めて気付かされたこともいっぱいあってスッキリしたと思ったんだけどな……。なかなか直ぐに上向きにならんから、困ったもんだよ。
こういう時は『悪い気が過ぎ去るまで、上手くやり過ごそう』と考えている。
不調や絶不調の時をどう乗り切るかで1日が全然違ってくるだろうし、まあ、『こういう日もあるさ』ぐらいに構えておこう。
もう少し気楽に、気楽~~~~に考えよ。
……というワケで、昨日から無性にMEW(ミュー)のアルバム“VISUALS”を聴きたくなり、ひたすらリピートしている。
この、キラキラ眩(まばゆ)い光の音に包まれていると、一瞬だけでも救われた気分になる。
ああ……こんなに素晴らしい音楽に出合えたんだから、俺ってやっぱ幸せなんだよなぁ。
気楽~~~~に、気楽~~~~に。
自己暗示をかけているのである(笑)。
Nothingness And No Regrets
https://youtu.be/akjeOQLiAfA
The Wake Of Your Life
https://youtu.be/q6VUbmySpPw
85 Videos
https://youtu.be/m6gFfsdIDU0
T
THE WAR ON DRUGS / LOST IN THE DREAM(2014)
ああ~~、ゴールデンウィークもアッという間だった。
つ~~か、ほとんどずっと本読んでは寝て、起きて本読んでは寝ての繰り返しやったから、『やっと終わった』って感じだった(笑)。
やろうとしてたことの半分ぐらいはできたかな。まあ、良しとしよう!
……というワケで、今回ご紹介するのはザ・ウォー・オン・ドラッグス(THE WAR ON DRUGS)のアルバム“LOST IN THE DREAM”。連休中はこのアルバムをよく聴いて、今もリピートしている。
発売された頃にこのアルバムの存在は知ってたんだけど、何となく気になりながらもスルーし続けて、ふと思い出しSpotifyで聴いていた。
ホンマ、便利やわ。
音楽性はと言うと、大好物のドリームポップ/シューゲイザーになる。
……が、他のそれらのバンドと一味違うのは、60~70年代のアメリカンロックの影響をモロに受けた音だということ。
特に、歌い方がおもいっきりボブ・ディラン風だったので、『このシブイ歌唱法でドリポ(←ドリームポップのこと)やれるんやぁ……!!』と驚愕してしまったのである(笑)。
“ディラン+シューゲイザー”な音。
この不可解な組み合わせがマッチするなんて、想像できなかったな……。
これを聴いた時、『何だよ、ボブ・ディランの声ってシューゲに合うんじゃねえか』と意外な発見だった。
……が、本物のディランが歌ったら声がしゃがれすぎて渋すぎて、やはり合わないんだろうと感じるのであった(笑)。
他にありそうで無い感じのアルバム。
うん、好きだな。
Under The Pressure
https://youtu.be/vkLOg252KRE
Red Eyes
https://youtu.be/1LmX5c7HoUw
An Ocean In Between The Waves
https://youtu.be/BijxWQluXE0
- アーティスト: War on Drugs
- 出版社/メーカー: Secretly Canadian
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: CD
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60(70)80
“タンスをロックに大改造計画!その②”の巻
ああ……今日でとうとう平成が終わる……!!
というワケで、今回は【タンスをロックに大改造計画 その②】です。
(……って、全く関係ないし!!笑)
いやね、コレずっと前から書きたかったんですけどね、なかなかやろうとしなかったんですよね。前回から早1年が経ってしまったので、ここらで第2弾ということで。
ちなみに前回の記事はこちら↓
https://shoegazer1990.hatenablog.com/entry/2018/03/11/195557
今回のBGMはデヴィッド・ボウイの『レッツ・ダンス』で。
いや、タンスとダンスを引っ掛けたワケでは…………ありますよ(笑)。
それだけのために今回またやったワケであります(笑)。
というワケで、レッツ・タンス!!
前回、けっこう派手に貼っておりまふ。
時間が経つにつれてシールが剥がれてきたのである。
これらも今回修復してあげよう。
ロックだぜっ!!(笑)
今回用意したステッカーはこれだけ。
探せばもっとあると思うんやけどね、とりあえず今回はコレ全部貼ってしまおう。
先ずは、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサントラCDに付いてたステッカーから。
フレディ「イナバウアーーーッ!!」(笑)
ソニック・ユース復活を祈りつつ、ペタペタ。
オリジナルメンバーで復活したと聞いてるので、またサマソニでリベンジしてほしいスマパン(スマッシング・パンプキンズ)。
ビリー・コーガン「俺はお地蔵様が嫌いになった」(泣)
この人達の正体はグリーン・デイだったりする。
50年代風の楽曲をパンキッシュに演奏している名盤だったりする。オススメ!
これもグリーン・デイ。
ベック様のシールは細かいのがいくつもある。
とりあえず、ペタッ!
残りはジェフ・ベックの周りにペタペタ(笑)。
ジェフ・ベックの周りにベックのシールを貼る。
う~~ん、紛らわしい!(笑)
ザ・ミュージックのシール?というか、10円玉で削って貼り付けるやつです。
余分に削ってしまうな……。
最後に、剥がれている所をセロハンテープで修復!
イエ~~イ!ロッケンロ~~~~ルッ!!
……って、前回と一緒ぢゃねえかっ!!(笑)
完成~~♪
……って、実はこれ、4月21日(日)にやってたんですよ。
やっとブログにアップできてホッとしたよ、うむ。
またボツになるとこだったぜぃ……(汗)。
平成最後の記事がこんなんで良いのか?!
いや、これでいいのだ!!
(バカボ~~~~ン♪)
ゴールデンウィーク中は読書しまくり。
またブログもぼちぼちアップしていきます♪
それでは……さらば、平成!!
David Bowie / Let's Dance
https://youtu.be/VbD_kBJc_gI
RIDE / Future Love
まさかのライド新曲!!
そして、ニューアルバム発表…………!!!
2014年に再結成してからずっと活動していたのは知ってたし、2年前の“WEATHER DIARIES”も良作だったから、バンド活動が軌道に乗るなんてファンとしてこれほど嬉しいことは無い!!
そういや、去年も4曲入りEPを発表していたし、順調すぎる!!
先ほど発表された先行シングル“Future Love”。
タイトル見た瞬間から嬉しくなったし、音源も相変わらずアンディ・ベルの繊細なアルペジオが炸裂しているので、アルバムへの期待感が増すばかり。
かなりネオアコ色強めな感じだけど古臭くないし、うん、俺は好きだ!
……というか、やっぱりライドが大好きだ!!(笑)
シングル1曲を聴いただけで時期尚早かもしれないけれど、何となく前作『ウェザー・ダイアリーズ』より次作の方がより良いアルバムになりそうな予感がする。
また大阪に来てほしい!!
……が、去年のなんばハッチは2階席がガラガラだったからなぁ。まさか、東京のみとかマジ止めてほしい(汗)。
ライヴは良かったのになぁ……。
大阪は規模を小さくして、心斎橋BIG CATでやってくれた方が良いかも。その方が良いような気がする。
何にせよ、今夜はこの新曲をひたすらリピートしまくろう(笑)。
Future Love
https://youtu.be/dkMevwrVPEc
40(50)60
映画『グリーンブック』
『グリーンブック』を観て、もう1週間も経つのか……。
音楽系の映画だったので、僕なりに感想を書きたいと思う。
この話に惹かれたのは、実話だったからだ。それも、1962年という時代の話。
僕はロックを中心に音楽を聴いてるから、1962年といえばビートルズがイギリスでデビューした年で、その年の終わりにローリング・ストーンズが結成されたと認識している。
つまり、僕らが普段から耳にしている洋楽は、まだ産声を上げたばかりで、世界はおろかアメリカにも浸透していなかったと考えている。
それまでもエルヴィス・プレスリーやバディ・ホリーといった歌手は活躍しているが、彼らのルーツであるチャック・ベリーやリトル・リチャード、それにマディ・ウォーターズをはじめとする黒人ブルースマン達の書籍を読んできて、ハッキリとした人種差別が当時のアメリカにはあったというのは知っていた。
映画『キャデラック・レコード』には50~60年代の黒人ブルースマン達が受けた差別が描かれていたし、何となく“分かったつもり”になってた程度だった。
この『グリーンブック』は更に深く切り込んでいる。
“グリーンブック”というのも、特に差別が酷かったアメリカ南部を旅する黒人が食事できる場所や宿泊できるモーテルなどの施設が書かれているガイドブックのことで、それ以外の場所に立ち入るようなら警察沙汰になるという、劇中は白人至上主義が生々しく描かれていた。
それでも、この映画はテーマが重いのに、暗くなりすぎず、どちらかというとテンポ良く軽快に魅せてくれる描写が多かった。
主演を務めたトニー役のヴィゴ・モーテンセンと黒人ピアニスト、ドナルド・シャーリー役のマハラーシャ・アリのやり取りが絶妙で、笑えるシーンも多くストレス無く最後まで観賞できた。
この作品の監督がピーター・ファレリーと分かり、『もしや!』と思い観賞後にパンフレットを見たら、“ファレリー兄弟”として弟のボビー・ファレリーと一緒にコメディ映画で活動していた人だったので、テンポの良さや会場を笑いに包んでくれるシーンも納得してしまった。
僕は高校生の頃に衛星放送でやっていたファレリー兄弟の初監督作『ジム・キャリーはMr.ダマー』を偶然観て、『こんなに笑える映画があるんや!』と衝撃を覚えたほどだったので、まさかファレリーの最新作とは知らずに観賞できて、これがまた最高の作品だったのが嬉しかった。
考えさせられるテーマで、だけどエンターテイメントとしても優れた映画だ。
映画ファンはもちろん、音楽ファンだけでなく、『何か面白い刺激ないかな~』なんて思ってる人にもお勧めできる。
いや~~、映画って本っっっ当に良いもんですねぇ~~!!
それでは皆さん、サイナラ、サイナラ、サイナラ♪
Blue Skies
https://youtu.be/rGrU0jAdeVs
Bridge Over Troubled Water
https://youtu.be/pDEyBw_N2bA
60(70)80
“祝!30,000アクセス突破!!”の巻
2017年11月末から始めた当ブログ、今日ついに3万アクセスを突破しました~~♪
イ~~~~ヤッホオォ~~~~イッ!!
……というワケで、今回また雑談です(笑)。
チョ~~~~~~どおでもいい話!!
いや、ホンマはね、昨日観た映画『グリーンブック』について書こうと思ってたんですけどね、3万アクセスでしょ。しかも、偶然にも記事を書いた日数が今回で200日目なんですよ。1日で2記事分カウントされてたこともあるんで、記事数は今回で215記事です。
よ~~やっとるよ、ジブン(笑)。
……さて、何を書こうか。
(今回は何も考えずに書き進めております 笑)
とりあえずはアレだね。
『グリーンブック』は観賞後にパンフレットを購入したんで、熟読してから明日にでも書こうかな。
あんまりね、他の方が書いた記事を読んでから自分が書くのは抵抗があるんだけどね。この映画では学ぶべきものが本当にたくさんあったし、僕の記事っていつも抽象的な文章になりがちやからね、もうひとつ上のステップに歩を進める時期に差し掛かったんじゃないかな~、と最近感じていたから丁度良かったんだと思います。
最近思うんだけど、Twitterとかで映画やライヴの感想を書いてる人って凄いね、ホント。
140字以内で感じたことを表現できるってのが単純にスゴイです、ハイ。
何となく、俳句や短歌に近い感じというか、僕にはそう感じる時がある。
僕はこうやってブログを書いてるから、文字数の制限が無く思うように毎回書けているけれど、制限があると“一番伝えたいこと”をひとつだけ選ばなきゃいけないというか。取捨選択するのが難しい。これも慣れというか、ある程度トレーニングしなきゃいけないんだろうな。
ちなみに、今の僕は140字以内でまとめるのは苦手です。もっと修行せねば!!
佐々木圭一さんの著書『伝え方が9割』をもう一回読み返そ。
……え~~と、あとは、何だっけ?
アレだね。
筋トレだね。
最近、筋トレしてたら何だか横幅がゴッツくなってきてしまったのである(汗)。
ブルース・リーのような細マッチョになりたくて筋トレしてるのに、シュワちゃん体型に近付きつつある……(←そこまでいかんけど)。
昔はねぇ、ブルース・リーとミック・ジャガーを足して割ったような体型になりたくて毎日必死に身体を鍛えて、めちゃスリムでムキムキやったんやけどね。
今より10キロぐらい痩せてたし、無駄な脂肪なんてほとんど無かったあの頃の肉体を取り戻したい(泣)。
プロテインがあかんのかな?
昨年末から初めてプロテイン飲んで運動してるんだけど、やっぱ普通に筋トレしてるよりも筋肉付いてるような気がするし。というか、間違いない。
う~~ん、痩せたい!!……で、筋肉つけたい!!
最後に、ブログの話。
相変わらずサンデイズ(The Sundays)が注目記事トップ5に入ってるけど、最近はバーナード・バトラーとジョン・スクワイアも5位内に入ることが増えてきて、これが驚きだね。
つ~~か、バーナード・バトラーもジョン・スクワイアも普通に検索したら、いつの間にか僕の記事が一番トップに出てくるようになってたんで、これはファン冥利に尽きますよ♪
(注:Wikipediaやご本人のHPなどを除いてます)
サンデイズ、バーナード・バトラー、ジョン・スクワイア。この3組は検索したらトップに出てくると思います。
あとはザ・ヴァインズなんかもトップに出たら嬉しいんだけどなぁ~~。
まあ、同じアーティストでも書きたいことはいくらでもあるし、100分の1も書けてないので、また気が向いたら第2弾、第3弾と書こうと考えとりますよ。
こうやってブログを続けていることで少しでも彼らに興味を持ってくれる人がいたら嬉しいし、アーティスト本人に恩返しできてるならこんなに嬉しいことは無いね。
ここのところ少しブログを書く間隔が空いてるけど、他にも色々とやることがあるので、今はこれが精一杯ってカンジかな。
無理なく続けていこうと思っているので、読んで下さってる皆さんも気を楽にしてお付き合い頂けたらと思います。
……てなワケで、今夜の1曲。
……って、記念すべき回に……う~~ん、鬱っ!!
いや、今回はレディオヘッドのでは無く、ブラッド・メルドー(Brad Mehldau)というジャズピアニストのカヴァーバージョンで。
これがまた良いんですよ♪
あと、ビートルズの“Blackbird”のカヴァーも。
これも最高♪
Blackbird
https://youtu.be/57XN3yuhsE0
Paranoid Android
https://youtu.be/NZGQp6sWM4s
(4月12日、生駒スカイラインにて撮影)
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I need you. You need me.
STEREOPHONICS(ステレオフォニックス)
もうだいぶ前のこと。
その頃勤めていた職場が遠かったので、電車通勤時に暇潰し出来るものをと思い、iPodを購入した。
まだスマホなんて世に出ていなくて、片道約2時間もかかる道程で、しかもラッシュアワーで読書なんてできるスペースも無い。
そうなると、限られたスペースでやれる娯楽は“音楽を聴く”という選択肢しか無かった。
まあ、この頃は通勤で往復4時間、仕事も交代勤務で早出残業は当たり前。家に帰ってもゆっくり音楽を聴く暇すら無かったから、今思い出すとこの通勤時間が唯一現実逃避できてたのかもしれない。
そのiPodに入れて当時よく聴いてたのがステレオフォニックス(STEREOPHONICS)だった。
今では、たまに思い出した時に彼らの音楽を聴くぐらいだけど、当時は毎日のように聴いていた。
ボーカルのケリー・ジョーンズがしゃがれ声で歌い上げる楽曲の数々は、とにかく幅が広くて聴きやすい。
(ケリー・ジョーンズ)
ハードロックからスローナンバー、それにポップソングからアダルトな雰囲気の曲まで、全てにおいてクオリティーが高く、どのアルバムも安心して聴けるバンドだった。
あの頃の僕は、仕事や生活のことを考え始めると自暴自棄になっていたため、何も考えずにただ“良い曲”を求めていたのかもしれない。
単純に良い曲を聴いて、少しでも無心になれるようにしたかったのかな、と思う。
ここ数日、ブログを書くため久々に彼らの音楽を聴いて感じるけど、やっぱり今聴いても純粋に『良い曲だなぁ』と感じるし、毎朝聴いてた当時の自分が甦ってくる。
ステレオフォニックスはPVも秀逸で、iPodには彼らの代表曲である“Just Looking”と“Have A Nice Day”を入れて、電車の中の僅かなスペースで観ていた音と映像は今でもよく覚えている。
嫌なことばかりだと思っていた毎日でも、音楽を聴いてる瞬間だけは気持ちが安らいだ。
ラッシュアワーでギュウギュウになりながら聴いてたステレオフォニックス。
『ハヴ・ア・ナイス・デイ』を聴いて、辛い毎日の中でも、ほんの一瞬だけでも前向きに生きようとさせてくれた彼らの楽曲は、僕の中で色褪せることは永遠に無い。
Dakota
https://youtu.be/SzBJQnD7TRM
Just Looking
https://youtu.be/Xy3T8FmyeE8
Have A Nice Day
https://youtu.be/HfZG0TXb78I
Local Boy In The Photograph
https://youtu.be/5kZaW1a_olk
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JEFF BECK GROUP(ジェフ・ベック・グループ)
ヤフーニュースを見ていたら、こんな記事を見つけた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000271-bark-musi
またジェフ・ベックとロッド・スチュワートが共演するとのことだ。
……というワケで、今回はジェフ・ベック・グループ(JEFF BECK GROUP)について僕の個人的な思い出を書き連ねていく。
(ジェフ(左端)とロッド(右端))
高校生の頃、初めて聴いたレッド・ツェッペリンは当時の僕にはどうにも受け入れられなかった。
ツェッペリンに所属していたジミー・ペイジは“三大ギタリスト”と称されていたため、『とりあえず、他の二人も聴いてみるか』ぐらいの軽い気持ちで食指が動いたのを覚えている。
そのうちの1人であるエリック・クラプトンについては“アンプラグド”などで90年代以降も世界的に超メジャーな存在だったのでもちろん耳にはしていた。
……が、残る1人、ジェフ・ベックという人は一体何者ぞ?!
てなわけで、彼が60年代当時に活動していたその名も“ジェフ・ベック・グループ”を聴いてみたら、何だか渋い……。
というか、このバンドは“第1期”と“第2期”に分けられていて、ジェフ以外のメンバーは全員違っていた。
僕が最初に聴いたのは“第2期ジェフ・ベック・グループ”で、アダルトな雰囲気というのか、その頃の僕には何回聴いても好きになれなかった。
その話を店長にしたら、「ロッド・スチュワートとやってる方を聴いてみぃ。アレは良いよ」とのことで、“第1期ジェフ・ベック・グループ”が残したアルバム“TRUTH”と“BECK-OLA”が1セットになったCDを購入した。
そしたら、これは一発目からもう“目から鱗(うろこ)”という言葉がピッタリくるほど強烈だった。
ロッド・スチュワートはそれまでもソロのベスト盤などで聴いていたが、正直あんまりピンとこなかった。
それが、このバンドでのロッドはのびのびとロックンロールしていて、彼のしゃがれたハスキーボイスとジェフの譜面では表せないようなフレーズの応酬に、目が飛び出しそうなくらい唖然としてしまったのを覚えている。
それと、このバンドには現在ローリング・ストーンズのギタリストとして活動しているロン・ウッドもベーシストとして在籍していて、彼の弾くベースラインもまるで歌っているかのようで好きだった。
ピアニストにはニッキー・ホプキンス(最高のピアニスト!)もいて“Girl From Mill Valley”という素晴らしいピアノ曲も残しているし、順調に活動していたら70年代ロックの歴史も大きく変わっていたほど影響を与えていたバンドになっていたと思っている。
まあ、バンド活動を上手くやれなかったのも実力なんだろうし、「たられば」をいくら言ってもしょうがない。
……が、これだけの名盤を遺されてたら、やっぱり想像してしまうんだよなぁ。
ただ、今回のニュースを読んでから久しぶりにジェフ・ベック・グループをまともに聴いてるけど、当時聴いてた頃のような新鮮さを感じることはもう無くなってしまい、少しばかり物足りなく感じているのが正直な感想だ。
(もちろん、名盤であることには間違いない!!)
僕はずっとレッド・ツェッペリンよりもこの第1期ジェフ・ベック・グループの方が好きだったけれど、今ではすっかり立場が逆転してしまったような気がする。
まあ、そうは言ってもジェフ・ベックとロッド・スチュワートの久々の共演は60年代ロックが好きな人なら誰しも興味があるし、これは大事件だと思っているので楽しみにしているという、結局のところは僕もただの“いちロックファン”の1人ということなんだろう(笑)。
Morning Dew
https://youtu.be/yK86g9HONDA
Jailhouse Rock
https://youtu.be/htdRuoInb6M
Girl From Mill Valley
https://youtu.be/iMpYv_UV2lw
Shapes Of Things(VIDEO)
https://youtu.be/dFyc_WXWNtw
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