シューゲさんのまったり音楽日記

洋楽中心に1記事につき3〜5分程度で読める内容にしているので、気になったミュージシャンがいれば添付してある音源をご視聴頂けたら幸いです。

SUEDE / COMING UP (1996)

今回はスウェード(SUEDE)が96年に発表した3rdアルバム“COMING UP”について。


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90年代のイギリスでは“ブリットポップ”と呼ばれるムーヴメントが勃興し、オアシスを中心に華やかなバンドがいくつも登場した。

スウェードもそんな中でデビューしたバンドのひとつで、僕はこのバンドの2ndアルバムまでは聴いていたが、それ以降の楽曲といえばシングル曲をまとめたアルバム“Singles”でしか耳にしていなかった。

何故そうしていたのかというと、僕はオリジナルギタリストのバーナード・バトラーの生み出す官能的なギターと楽曲が好きだったからだ。バーナードに関しては以前にも何度か当ブログで書いたので、そちらをご覧頂けたらと思う。


バーナード・バトラーは2ndアルバム完成直後に脱退し、作品が世に出る頃には既にスウェードのメンバーではなくなっていた。

僕はこのバンドの1stアルバムを一時期車でヘヴィロテするほどお気に入りだったが、スウェード自体にのめり込むことはなかったし、その後バーナードのソロの方が好きになってしまったのもあり、『バーナード・バトラーの居ないスウェードってどうなのよ?!』と思い、完全にスルー状態だった。


しかし、先ほど書いた『シングルス』に収録されている楽曲を聴いているうちに『バーナード脱退後も良い曲が沢山あるんだな』と感じていたし、やはりこのバンド最大のキーパーソンはボーカルのブレット・アンダーソンに他ならないと確信した。

グラムロックから多大な影響を受けたというブレットの歌声は、聴いた瞬間に彼だと分かるほど特徴的で、この声は好き嫌いがハッキリ分かれる類のものだ。

実際、『曲は良いけど、声が嫌い』と言う人が僕の周りでもいたが、逆に言うと、好きな人にはとことんハマるタイプの歌声なのかもしれない。

サンデイズのハリエット・ホイーラーしかり、ザ・スミスモリッシーしかり、彼らにしかない歌声や歌い方をしている人ってのは本当に好き嫌いが分かれるもんだな、とつくづく思う。



ちなみに僕はブレットの声がかなり好きなのだが、個人的に彼との間に因縁があったりするのだ。

(詳しくはここには書けないが、事情を知ってる人達はその話を聞いて驚愕しています…… 苦笑)



そんなわけで、バーナード脱退後のオリジナルアルバムを聴き出したのはかなり後になってからのことで、ぶっちゃけて言うと2013年に発表された再結成アルバム“BLOODSPORTS”からだったりする。

2003年に一度解散するまでの間に発表された3rdから5thアルバムも遡って聴いてみると、これが思っていた以上にどれも良作で、そんな中でも特にこの3rd『カミング・アップ』はポップな名曲が多く、最近では初期のアルバムよりもお気に入りとなっている。

シングルカットされたM1“Trash”やM3“Lazy”、それにM6“Beautiful Ones”は前述の『シングルス』でもお気に入りでよく聴いていたし、このアルバムに限らず3rd以降の作品群を通して聴くと『おおっ、ちゃんとスウェードしてるやん!!』と感じた。

楽曲そのものも変化しつつもちゃんと初期の路線を引き継いでいるのが伺える。


2ndまではバーナード・バトラーが全ての楽曲だけでなく、デモの段階で各担当楽器のアレンジまでも完璧に仕上げていたため、他のメンバーは毎日パーティー三昧だったという。



完璧主義者で音楽バカで天才のバーナードを失ってしまった残りのメンバーは内心焦っただろうが、逆にそれがキッカケで一丸となり、真摯に音楽と向き合うことでこの作品を産み出せたのだろう。













Trash
https://youtu.be/-PdKGDMhau4


Lazy
https://youtu.be/YP2enk5w5fk


Beautiful Ones
https://youtu.be/xqovGKdgAXY


This Time (B-side)
https://youtu.be/DqOwh1Zn6MA


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CALL ME

SPECTRUM / Highs, Lows And Heavenly Blows (1994)

今回はスペクトラム(SPECTRUM)が1994年に発表した2ndアルバム“Highs, Lows And Heavenly Blows”の思い出を書き綴っていく。


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スペクトラムは元々バンド形態だったが、このアルバム以降はピーター・ケンバーというミュージシャンのソロプロジェクトのひとつとなっている。

つい先日、ピーター・ケンバーが“ソニック・ブーム(Sonic Boom)”名義で新作を発表したこともあり、久々にこのスペクトラムのアルバムを聴いている。



以前紹介したスピリチュアライズドの記事に少し書いたが、80〜90年代初頭までイギリスで活躍したバンド“スペースメン3(SPACEMEN 3)”のもう一人の中心人物がピーター・ケンバーで、彼がバンド解散後に結成したのがこのスペクトラムだ。

スペースメン3の残りのメンバーが結成したスピリチュアライズドは90年代の英国ロックを代表するバンドとなり、ピーター・ケンバーと知名度だけでなく商業的な成功面においても雲泥の差があるはず。

しかし、僕が最初に知ったのはUKロックファンに認知されているスピリチュアライズドでもなく、その前身バンドのスペースメン3でもなく、このスペクトラムだったりする。


多分、こういうパターンはヒジョ〜〜〜ッに珍しいはず……。





以前、レッド・ハウス・ペインターズの記事で「生まれて初めてジャケ買いした」と書いたが、記憶を辿ってみるとそれよりも前にジャケ買いしたアルバムがあったのを思い出し、それがスペクトラムだった。



18歳の頃に中古レコード店で偶然見つけたのがこのアルバムで、ジャケットの何ともいえない抽象的なアートワークに惹かれて手にしたのを今でもよく覚えている。


ジャケットを裏返すと“SILVERTONE RECORDS”のロゴが目に止まった。


シルヴァートーン・レコードといえばストーン・ローゼズの1stアルバムで知っていたが、調べていくうちにこのレーベルには他にも僕の知っているミュージシャンが何人か在籍していた。

その中にはジョン・リー・フッカーやボ・ディドリーといった古い黒人ブルースマン達も新作を発表しており、更にジョン・メイオールもアルバムを出していた。

ジョン・メイオールはアマチュア時代のローリング・ストーンズのメンバーを自身のバンドで演奏させ、あのエリック・クラプトンがデビューした時に在籍していたのがジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズで“ブリティッシュ・ホワイトブルースの父”とも呼ばれている人だ。


この頃には前述したストーン・ローゼズを筆頭に、ザ・スミスニュー・オーダーといったインディーレーベル出身のバンドを意識するようになっていたのだが、普通ならレーベルの特色というか、所属しているバンドやミュージシャン達に音楽性などで共通するものがあるのに、このシルヴァートーンはミュージシャンのカラーも曖昧でまとまりの無いレーベルだと感じていた。

ただ、その時点で僕はローリング・ストーンズ関連の書籍をかなり読み漁っていたため、それらの古いミュージシャンのことを知っていたのが良かったのだろう。

“まとまりは無いが、音楽史に貢献した過去の偉人達と契約を交わしたレーベル”として僕は認識していたし、シルヴァートーンから発表した初期ストーン・ローゼズの楽曲群が大好きだったのもあり、そんな理由でこのスペクトラムのアルバムを購入しようと決めたのだった。





前置きが長くなったが、このアルバムはアートワークそのままの“音”を聴かせてくれる、サイケデリックの隠れた名盤だ。


全編を通し漂ってくるアナログシンセ独特の温もりが気持ちよく、スピーカーから流れてくる音に全神経を注いでいた。

耳に入ってくるのはひたすら現実逃避したようなサウンドで、カーテン越しに差し込んでくる陽光と共に聴いていると身体がとろけていくような錯覚に陥り、それが心地良くて毎日のように流していた。


そして、“音楽に酩酊(めいてい)する”という表現があるが、僕が生まれて初めて音楽を聴いて酔う感覚に襲われたのがスペクトラムのこのアルバムだった。




高校生の頃からロックにのめり込み、毎日いろんなバンドの音楽を聴いていたが、ハマればハマるほど同世代の人達とのズレが生じていくという葛藤がずっと僕にはあった。

周りの同級生たちが最新の流行やJ-POPの話で盛り上がっていた中、一人だけこんなにディープな世界へと足を踏み入れてしまったため、皆の口にする話題がつまらなく感じ、無理に合わせるような器用な真似もできず孤独に浸っていた。



『俺って何で皆と同じような感覚じゃないんだろ』と長い間悩み続けてきたが、今振り返ると、実はあの頃の自分は幸せだったんじゃないかな、と感じている。


当時は苦しくて苦しくて仕方がなかったが、周りの価値観に流されず、自分が『本当に良い』と思えるものに夢中になれたのだし、今も変わらずこのスペクトラムのアルバムを聴いてこんなに幸せな気持ちになれるのだから、ロックにはそれだけの価値があるのだと思っている。


今ではロックを通じて音楽好きの仲間も増えたし、自分自身も成長して沢山の人の価値観を理解できるようになったのだから、遠回りしているかもしれないけれど、これで良かったのだろう、きっと。




“Highs, Lows And Heavenly Blows”を聴きながら、過ぎ去った年月を思い出し、今も僕はこのアルバムに耳を傾けている。













Undo The Taboo
https://youtu.be/8tbEaAHyXe4


Take Your Time
https://youtu.be/Pqz0P-YtvYU


I Know They Say
https://youtu.be/3tVrx9py1Fw


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Thank You !! See you !!

ROXY MUSIC / AVALON (1982)

最近、ミュージシャンやバンドのキャリアを逆から遡っていく“逆聴き”にハマっている。

(“逆聴き”というのは僕が勝手に作った造語だが、ラストアルバムから1stアルバムに近付くにつれてどんどん音がマニアックになっていく様が感じられて面白いので、皆さんも是非一度お試しあれ 笑)









……というワケで、今回はロキシー・ミュージック(ROXY MUSIC)が1982年に発表したラストアルバム“Avalon”について。


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名プロデューサーとして知られているブライアン・イーノが在籍していたバンドということでこのロキシー・ミュージックを聴き始めたが、イーノが在籍していた初期の音楽はとにかくひと癖もふた癖もある“変な音楽”を演っていたため、これがなかなか取っ付きにくかった。

今ではその革新的な音楽性の凄さが分かるし、どの楽器も洗練されていて、“変な音楽”のはずなのに、実はそれが計算し尽くされているのも彼らの楽曲を聴いて伝わってくるのだが、それに気付くまでに随分と時間が掛かってしまった。



今年に入ってからコロナウイルスの影響もありプライベートで外出する機会が減ったため、その間にロキシー・ミュージックのアルバムをひたすら逆聴きしていた時期があったのだが、とりわけこのラストアルバム『アヴァロン』をよく聴いていた。



奇抜な音楽を演っていた初期とは打って変わり、ロキシーの後期はAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック=“大人向けのロック”という意味)的で、どちらかというと“洗練されたポップミュージック”という印象が強い。

もう一人の“ブライアン”であるボーカルのブライアン・フェリーの歌も大人の落ち着いた雰囲気を醸し出しており、ジャケットのアートワーク同様に神秘的な音に包まれている。


ロキシー・ミュージックの各アルバムを聴いているうち、個人的にはこの『アヴァロン』が今のところ一番好きで何度もリピートしている。

熱狂的なロキシーファンからすれば初期のグラムロックを演っていた音楽性を好むのだろうが、“聴きやすさ”や“グッドメロディー”という分かり易さ、取っ付き易さという点で僕はこのラストアルバムが気に入ってるのだと思う。

(実際、今もこの『アヴァロン』を聴きながらブログを書いているが、『何でこんなに素晴らしい音楽を作れるんだろう?』と思いながら感動していたりする(笑)。いやマジで)




朝の通勤中に空を眺めながら聴くのも良し、夜空を見上げながら聴くも良し。


とりわけ月を眺めながら聴いているとこのアルバムは染みるね。






あと、このロキシー・ミュージックのアルバムアートワークはどれもインパクト大で、僕はこの『アヴァロン』をCDで所有してはいるが、こういうアートワークこそやはりレコードで持っていたいと思わされてしまう。


もし出来るのであれば、このアルバムが発売された1982年にタイムスリップして、レコード屋で『アヴァロン』のジャケットを手に取って、アートワークを眺めながら針を落とし、耳を傾けてみたい。



リアムタイムでこんなに素晴らしいアルバムを聴いていた人達が羨ましいと、本気で思ってしまう。













More Than This
https://youtu.be/kOnde5c7OG8


Avalon
https://youtu.be/bpA_5a0miWk


True To Life
https://youtu.be/8qOqoFd4SVs


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LOVE

THE STROKES (ザ・ストロークス)

今回はニューヨークのバンド、ザ・ストロークス(THE STROKES)について書き綴る。


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2000年代初頭、世界同時多発的に“ロックンロール・リヴァイヴァル”と呼ばれるブームが起きた。その代表的なバンドがザ・ストロークスで、ここ日本でも各音楽誌がこぞって彼らを大々的に紹介していたのを今でも覚えている。

しかし、ストロークスの取り上げられ方はちょっとした異常さを僕は感じていた。

何の前触れも無くいきなり登場してきた新人バンドを巻頭ページの特集にあて、メンバー写真をデカデカと見開き2ページに渡り挿入し、次ページからはバンドの徹底レビュー。

つい先月までの音楽誌にはそんな情報は一切無かったはずなのに、本当に突然の出来事だった。


正直、面食らったというか、『えっ?!何が起きたの???』という印象だった。


それがひとつの音楽雑誌のみなら『ああ、この雑誌の次のイチオシはこの人達なのか』と納得していただろうし、それならまだ分からないでも無かったが、この時の取り上げられ方は今思い出しても本当に異常で、毎月何冊も発売されていた音楽誌が同時に彼らを大特集していた。



この頃の僕はというと、海外ロックに興味を持って数年が経った頃で、自分にはまだインターネットの環境も整っておらず、情報源は毎月発売されるロッキング・オンクロスビート等の音楽誌で、そこで新しい情報を得られるのを毎月楽しみにしていた。

そうやっていつも愛読していた何冊もの音楽誌でも、こんな取り上げられ方はそれまでの数年間に一度も無かった。


“ロックンロール・リヴァイヴァル(=ロックンロールの復活)”という表現も、毎日のように大音量でロックばかり聴いていた僕には違和感がありまくりだった。


そして、それから間髪入れずにMTVなどでストロークスの楽曲が毎日流れるようになり、“Last Nite”のPVでその曲を聴いた時、とにかく音がペナペナだと拍子抜けしたのを覚えている。

1stアルバムの収録曲に“The Modern Age”というタイトルもあったが、『どこが“Modern Age(現代)”なんだ?!』とツッコミどころ満載だった。


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(1st“Is This It”)


彼らの音作りは70年代に活躍したモダン・ラヴァーズのようで、現代どころか四半世紀前の音に思えたし、アルバムを通して聴くと同郷であるニューヨークの大先輩バンド、テレヴィジョンにそっくりだった。

インタビュー記事を読んでいるとストロークスのメンバー達も「テレヴィジョンに似ている」とよく言われていたそうだが、その度に彼らは「皆そう言うけど、マジで聴いたこと無いんだって!!」と必死に否定していた。

だが、聴けば聴くほどテレヴィジョンに音が酷似しているし、『絶対に知ってるだろうし、寧ろ大好きだろ!!』と言いたくなった。



そんなわけで、僕はストロークスに対して少しばかりの嫌悪感を抱いていたし、どうせ聴くのであれば高校生の頃から愛聴しているテレヴィジョンのアルバムを聴く方を選んだ。




余談だが、ロックンロール・リヴァイヴァル(今でも僕は完全にメディアが作り上げたシーンだと思っているが)と呼ばれたシーンの中で好きになったのはヴァインズやハイヴス、それにヤー・ヤー・ヤーズといったバンド勢で、よりパンキッシュな音を好んでいた。

当時の僕はアメリカのロックバンドに対し、「大衆受けする、深みの無い音楽をやる人達ばかり」だと思っていたのもあったせいで、それは大雑把でただワイワイ騒いで楽しむだけの“中身の無い大金を投じたハリウッド映画”と同じ匂いがしているように感じていた。
(注:今はアメリカにもいろんなタイプのバンドが居ると知ったので、あくまでこれは当時の感想です)




そんな僕でも2003年発表の2nd“Room On Fire”に収録されている先行シングル“12:51”を初めて聴いた時はちょっとした感動を覚えたりしたものだった。


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(2nd“Room On Fire”)


黄昏時、カーラジオから流れたこの曲を聴いた瞬間、初めて聴く曲なのにどこか懐かしさを感じ、誰の曲かも分からなかったが『ひょっとしてコレ、ストロークスの新曲じゃないのかな?』と思ったら、やはりその通りで、『やっぱりこのバンドだと分かる“音”を出しているんだ』と感嘆した。




そんな経緯もあり2ndはそれなりに聴いてはいたが、それから先のストロークスは追わなくなっていた。

多分……というか、正直なところ、僕自身このバンドがそんなに好きでは無かったんだろう。

3rdの先行シングル“You Only Live Once”のPVは下水道の汚水に埋没する演出が面白いと思ったがアルバムを購入するまでには至らず、それから5thアルバムまでは一切聴いていない状態だった。



ただ、ここ何年かに行ったいくつかのライヴで出会った人達に「好きなバンドは?」と聞くと、かなりの人がストロークスの名前を挙げていたので、その間に僕の中でこのバンドの見方が変わってきた気がする。

2000年以降にロックを聴き始めたリスナーにとってストロークスというバンドがリアルタイムの音であり、“Modern Age Music(現代の音楽)”なんだと、その時に初めて思った。





そして、2013年に5thアルバムを発表してからバンドとして活動している様子も無かったため、『そういやストロークスってもう解散したのかなぁ』と思っていた矢先、今年(2020年)初頭に7年振りのニューアルバムが発表された。


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(6th“New Abnormal”)


僕にとって特別好きなバンドではなかったはずなのに、解散せずにまだ続いているというのが“いちロックファン”として素直に嬉しかった。


最新のメンバー写真を見ても、全員デビュー当時よりも痩せていてスタイリッシュな雰囲気を漂わせていたし、その佇まいだけで期待できるのではと思った。

実際に曲を聴いてみると、相変わらずジュリアン・カサブランカス(ボーカル)はモッサイ歌い方をしていて(失礼!)、聴いた瞬間に『おお、ストロークスだ!!』と安堵するアルバムで、やはりテレヴィジョンからの影響が窺えて(笑)、だけど彼らだと一聴して分かる音だった。



21世紀に入ってからロックを聴き始めた人達にとって、彼らの健在ぶりは余計に嬉しい出来事だったに違いない。














Last Nite
https://youtu.be/TOypSnKFHrE


The Modern Age (LIVE2001)
https://youtu.be/KU8VOrgUwgI


12:51
https://youtu.be/LPAVDHo1Elc


You Only Live Once
https://youtu.be/pT68FS3YbQ4


Bad Decisions
https://youtu.be/5fbZTnZDvPA


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LOVE

THE BLUE NILE / HATS (1989)

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今回はザ・ブルー・ナイル(THE BLUE NILE)が1989年に発表したアルバム“HATS”について書き綴る。



書き綴るとはいっても、僕がこのバンドを知ったのはつい最近のことで、またSpotifyの“album radio”から偶然彼らの音楽が流れてきたのを耳にしたからで、バンドについては何も知らないのである。



僕は就寝時も音楽を流し続けていて、その際は微かに聴こえるほどの小さな音量でスピーカーから音を出して眠りに就いている。

『熟睡している時は音楽を掛けている意味が無いんじゃないのか?』と思われるかもしれないし、確かにそうなのかもしれない。

だが、たまに夢の中でその時に掛かっている楽曲が流れることがあって、それが良い音楽であればあるほど“良い夢”を見られるような気がするのだ。

多分、完全にリラックスした状態でいる時が一番音楽を吸収しやすいのかもしれない。

眠っている時に何処からかグッドミュージックが流れてきて、何の先入観も持たずにスーッと耳に入り、心身の疲れを癒やしてくれる。


勿論、起きてる時にも音楽は聴いているが、どうしても脳ミソでゴチャゴチャ考えすぎて聴いていることもあるので、逆に知らない音楽に対して魅力を見い出せなかったりするため、この“眠りの時間”に好きになったバンドがけっこういたりする。


“HATS”収録の“The Downtown Lights”か“Saturday Night”のどちらか忘れたが、これも一聴しただけで身体に染み込んでくる感じがして、目覚めてからこのバンドをチェックしてはアルバムをひたすらリピートするようになった。


そして、CDの置き場所が無いため最近はアルバムの購入をなるべく控えていたのだが、『コレはどうしても盤で持っていたい!!』という作品にはちゃんとお金を投資するようにしている。

ザ・ブルー・ナイルの“HATS”もあれからSpotifyで何度も何度もリピートし、これは手元に置いておくべきアルバムだと思い、購入に至った。



最近はなるべく気分が落ち着く音楽を好んで聴くことが多いので、今夜もまたこのアルバムを掛けて脳と身体を休ませている。



お疲れ気味の方にもお勧めする。













The Downtown Lights
https://youtu.be/tNgSwtRqLmg


Headlights On The Parade
https://youtu.be/qTUKxyeunR0


Saturday Night
https://youtu.be/et5opRAv_OU


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LOVE

MEW / MEW, And The Glass Handed Kites (2005)

2020年6月9日(火)、大阪の梅田クアトロにてデンマークを代表するバンド、MEW(ミュー)のライヴへ……












……行くはずだったが、コロナウイルスの影響で延期となってしまった。




このライヴ、めちゃくちゃ楽しみにしていたのに残念すぎる(泣)。

しかし、延期の日程も発表されているので(大阪は2021年1月19日)、その頃にはコロナが収束していると願って気長に待っていよう。







今回のライヴは2005年に発表した“MEW, And The Glass Handed Kites”の15周年記念ツアーだったので、ライヴレビューの代わりにこのアルバムについて再考察してみようと思う。


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MEWは特に好きなバンドのひとつで、個人的にもこのアルバムが一番のお気に入りだったりする。


90年代、インディーズ時代に母国デンマークで2枚のアルバムを発表していたMEWだが、世界デビューを飾ったのは2003年の“Friengers”で、この頃から欧米をはじめ、ここ日本でも紹介されていった。

そして、僕がMEWの存在を知ったのが2005年のサマーソニックで、そこで彼らのステージを偶然観て、北欧独特の冷たく、ドリーミーな世界観に一発で持っていかれてしまったのだ。

この話は以前に当ブログにも書いたはずなので、また機会があればご覧頂けたらと思う。

サマソニで観たMEWのライヴが8月15日で、このアルバムが発売されるのが9月と知り、何の先入観も無しに生で聴いた楽曲の衝撃が忘れられずにいた。



サマソニの翌日に早速“Friengers”を購入し、ライヴでも演っていた曲もあり、何度もリピートした。

だが、それ以上に一ヶ月後に発売される予定のアルバム“MEW, And The Glass Handed Kites”が楽しみでしょうがなかった。


ライヴで完全に惹き込まれた瞬間があり、それが“MEW, And The 〜”収録のM6“Special”とM7“The Zookeeper's Boy”の流れで、その静と動の対比があまりに完璧だったからだ。

その時は気付かなかったが、今思い返すとレッド・ツェッペリンの“The Song Remains The Same”から“Rain Song”の流れにも通ずる壮大な組曲のようで、曲調や創造している音世界は全く違えど、演奏のダイナミズムは似ていると僕は感じている。



そうして聴いたこのアルバムはM1“Circuitry Of The Wolf”からまるでプログレッシブロックばりの“一大組曲”が展開していき、相当な期待をしていたのをはるかに凌駕した出来で、『完璧だ!!』と思わされた。

僕も今までにいろんなミュージシャンの音楽を聴いてきたが、“完璧”とまで思わせてくれたアルバムは数えるほどしかなかった気がする。

それでも、このアルバムに関しては個々の楽曲全てが素晴らしく、通して聴くことで何十倍にも輝きが増す作品となっている。



ハッキリ言って、欠点が無い。






このアルバムが中古屋で格安で売られているのを見る度に腹が立ってしょうがない。

こういう“本物”にこそお金を投資する価値があると僕は思っている。





色々書いたが、延期となったこの“MEW, And The Glass Handed Kites”15周年記念ツアーでは、是非とも完全再現してほしい。



それは、このアルバムを初めて聴いた時からずっと願っていたことだから。













Fox Cub 〜Apocalypso 〜
Special 〜The Zookeeper's Boy
https://youtu.be/zqt8-FJsdQU


A Dark Design
https://youtu.be/2alIDMo8CCA


The Seething Rain Weeps For You
https://youtu.be/7fbNVPWut-Y


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LOVE

RADIOHEAD (レディオヘッド)

今回はイギリスのレディオヘッド(RADIOHEAD)について書き綴る。


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イギリスのみならず世界の音楽シーンに多大な影響を与え続けているレディオヘッド

勿論、僕も聴いてはいたのだが、彼らを特別好きになったことは今までに一度も無かった。


97年発表の3rd“OK COMPUTER”でその存在を知り、1stから3rdまでの3枚のアルバムをまとめて聴くも、どうにもこのインテリっぽさが当時は受け入れられず、もっとストレートな熱い音楽こそがロックだと思っていたので、音楽誌がこぞって“90年代を代表するロックバンド”と紹介しているのも理解できなかった。

そうはいっても分からないままだとせっかくCDを購入したこっちの気も済まないため、我慢して何度もリピートしているうちに、いくつかの楽曲は好んで聴くようになった。

それが2nd“THE BENDS”収録の“High And Dry”と3rdの“Subterranean Homesick Alien”で、この2曲だけが唯一まともに『良い』と思えたレディオヘッドの楽曲だった。


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(2nd“THE BENDS”)


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(3rd“OK COMPUTER”)


このバンドの代表曲である1st収録の“Creep”にも特に思い入れは無く、全体的に“鬱”な空気が支配している音楽性も当時は苦手で、メディアや世間が絶賛しているのを耳にする度に『それだけ世界は病んでるのかな』と感じていたし、もっと言えば、これほど難しい音楽が大勢のリスナーに支持されていることに違和感を覚えていた。

(ちなみに“Pop Is Dead”という初期の楽曲はお気に入りのひとつだったが、この曲は評価が低いのか?
ボーカルのトム・ヨークが棺桶に入ってメンバーに運ばれながら歌うという、今では考えられないお茶目なレディヘを観られる貴重なPVも制作されているはずなのに、You Tubeに無い……)




『こんな一般大衆受けしない音楽が世界中のリスナーに絶賛されるのなら、もっとマイナーな音楽をやっているバンド勢も評価されて表舞台へ出てきてもおかしくないはずなのに、何故そうならないんだろう?』と不思議でしょうがなかった。

僕は世間の評価に出来る限り左右されないよう心掛けているし、自分が好きじゃないからという理由だけで評価されているミュージシャンを否定するつもりも無いし、周りの音楽ファンが何を好んで聴いているかも『好みなんて人それぞれ違うから』と思っているので気にしないようにしている。

それでも、やはりレディオヘッドに関しては『皆、本当にこのバンドの音楽が好きなのかな?』と長い間疑いの目を向けていたのも事実だ。




そんな僕でも2000年発表の4th“KID A”以降のアルバムは、『なんだか分からないけど、何故か印象に残る作品』と感じ、それからは世間から一歩離れた所からこのバンドの動向を追っていたような気がする。


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(4th“KID A”)


昔は全然好きになれなかった音楽でも、いつかその良さが理解できるようになりたいと心のどこかで思っていて、それがずっと残っていたりする。レディオヘッドの音楽も正にそうで、数年置きに新譜が出る度に過去作品を聴き返したりしていた。


そして、長い年月を掛けて抵抗が無くなり普通に聴けるようにはなったが、それでも絶賛するほど好きにはなれず、世間とのズレを感じてもどかしさがあった。



ただ、僕は雑食性で同じようなタイプの音楽ばかり聴いていると他の刺激が欲しくなり、時にはロックを離れてジャズやヒーリングミュージック、それにクラシックばかりを聴く時期もあり、世の中にあるいろんなジャンルの音楽を聴いてるうちに段々とレディオヘッドの凄さが分かっていったように思う。




そんなわけで、僕がレディオヘッドの本当の良さに気付いたのはつい最近で、それはロックだけ聴いていてもこのバンドの良さは分からないんじゃないかな、と感じている。

ボーカルのトム・ヨークやギターのジョニー・グリーンウッドが話題になりがちだが、ドラムのフィル・セルウェイがかなり個性的なフレーズを叩いているのがやけに印象に残り、それもジャズドラマーのアート・ブレイキーなんかとフィーリングが近いように感じ、聴けば聴くほどロックの枠には収まりきらない多種多様さに驚嘆する。



レディオヘッドのファンがどんな思いで彼らの音楽に親しみを感じているのか、それも人それぞれだし、中には最初聴いた瞬間から虜になった人達も沢山いるはずなので、僕の考えが全てだなんて勿論思ってはいないが、少なくとも僕はかなり遠回りしないと到底理解できない音楽だった。


今になってこのバンドのライヴもやはり一度は観ておくべきだったと痛感しているし、コロナ収束後、もしまた来日することがあれば、その時は是非ともあの難解な音楽を生で体感してみたいと思う。













Pop Is Dead (LIVE)
https://youtu.be/kplZmyqwVF8


High And Dry
https://youtu.be/7qFfFVSerQo


Subterranean Homesick Alien
https://youtu.be/f-Eu5ZvcLb0


Everything In Its Right Place
https://youtu.be/NUnXxh5U25Y


Bodysnatchers (LIVE)
https://youtu.be/-GRi3eHXDYc


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LOVE

映画『クロウ 飛翔伝説』とシューゲイザーバンドMEDICINE(メディスン)

今回はブランドン・リー主演の映画『クロウ 飛翔伝説』とアメリカのシューゲイザーバンド、メディスン(MEDICINE)について書き綴っていく。


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主演のブランドン・リーは香港映画スターのブルース・リーの息子で、この映画の撮影中に事故死したという、彼の遺作であり、曰く付きの作品だ。

ブランドン・リー主演だと『ラピッド・ファイアー』という作品しか観たことが無く、この『クロウ』で彼が亡くなった話は知っていたのだが、どうにも観ようという気にはなれずにいた。

それは『ラピッド・ファイアー』があまりに普通のアクション映画で、父親譲りのカンフーアクションも見せてはいたが、観賞後に『ああ、この人もやっぱり親の七光りなのか……』と感じたため、遺作もつまらなかったらどうしようという不安しかなかったからだ。

しかし、この『クロウ』は映画ファンの間でマニアックな人気があるのも後々知ることになり、サウンドトラックに関してもナイン・インチ・ネイルズレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、それにキュアーなどそうそうたる顔ぶれが名を連ねており、それも長いあいだ心に引っ掛かっていた。

それでも『ラピッド・ファイアー』の印象が強過ぎたために『ガッカリしたらどうしよう』となかなか観る気になれなかったのだ(苦笑)。





そして、つい先日やっと意を決し『クロウ 飛翔伝説』を観賞したのである(笑)。



映画を観た感想は…………「超絶最高!!」の一言(笑)。


『何でもっと早よ観んかったんやろ?!』と心底後悔してしまった。

Blu-rayのトップメニュー画面から全体に流れるダークな雰囲気とBGMで『コレは良い作品なんじゃないか』と感じたし、映画の冒頭シーンからそのゴシックホラーな世界観に惹かれた。


遂に『ラピッド・ファイアー』での汚名を返上してくれたのである(笑)。


ブランドン・リーのスラッとした筋肉質な肉体美と妖艶(ようえん)な演技に魅了されてしまい、ブルース・リーの息子云々(うんぬん)は関係なく、“アクションスター、ブランドン・リー”と言える存在感を放っていた。

得意のアクションもカンフーを封印し、スタイリッシュにキメまくっていた。


『この人、今も生きてたら一体どんな作品を残していたんだろう?』と思うと同時に、これが遺作になったのが残念でならなかった。






更に冒頭にも書いた通り、この映画にはアメリカのバンド、メディスンが登場している。


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悪党共の巣窟である建物の下がライブハウスで、そのステージの上で彼らは代表曲“Time Baby Ⅲ”を演奏していた。

話では聞いたことはあったがすっかり忘れていたので、このシーンは俺みたいなシューゲイズ好きにはたまらんかったよ(笑)。


しかし、オーディオコメンタリーで制作者の話を聴いて知ったのが、当初はイギリスのカーヴに出演してもらう予定だったが、都合がつかずメディスンに変更したということだ。

正直言って、カーヴが演奏しているバージョンも観たかった……。




ちなみにブルース・リーには二人の子どもがいて、シャノン・リーというブランドンの妹がいる。

そして、このシャノン・リーさんは2002年にメディスンが再結成した際、新ボーカリストとして加入したそうだ。

映画内でメディスンが演奏しているシーンを観ながら、そんな話をふと思い出してしまった。




世界的カンフーアクションスターであるブルース・リーの遺伝子たちがあのメディスンと関わっていた……。


昔の香港映画を観て育ち、シューゲイザーという音楽に魅了された僕にとって、何だか不思議なご縁を感じたのだった。











Time Baby Ⅲ
https://youtu.be/DorLHLxvrFM


Miss Drugstore
https://youtu.be/RQw-Lf-Duro


One More
https://youtu.be/zmT12GyXBbc


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LOVE

“映画で疑似体験”の巻

久しぶりのブログだが、どうでもいい話なので興味無い方はスルーでよろしく。













図書館、映画館、美術館、それにライブハウスと、娯楽施設へ行けない日々が続いている。

普段から僕は家で読書したり映画観たり音楽聴いたりと、一人で居る時間を大切にする方だ。


だけど、それでも流石に気が滅入ってくる時がある。

体力が落ちないようにと外を30〜40分走っているが、マスクを付けていると汗で鼻と口が塞がってしまい息ができなくなるため、物凄く気を使ってしまう。やっぱフェイスガード買わなきゃな……。



何処にも行けない日々が続いているため、以前にも増して映画を観て過ごす時間が多くなった。

外で体験できない分、映画の世界に浸って疑似体験をしている。

ゴッドファーザー』や『マトリックス』などのシリーズものを一気に観賞したり、ずっと気になっていた作品をやっとこさ観たり、昔観て印象に残った作品をもう一度観たり……。



今回こうして沢山の映画を観て、一番好きな作品は何だろうと考えた時、“My Best1”は以前にも紹介したレオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』という結論に達した。


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この映画は何人かの人に貸したけど賛否両論で、ハマる人にはとことんハマる作品だと思っている。

個人的には何回観ても飽きないし、“楽園を目指して旅をする”という内容もたまらなく好きだ。

そして、やっとの思いで辿り着いた楽園で、徐々に現実へと引き戻されていく様もリアリティーを感じ、ディカプリオ演じるリチャードに自身を投影してしまう。


音楽も素晴らしく、こんなにも美しい世界が存在するんだと毎回思わされる。


この映画を観る度に、『いつかピピ島(映画の舞台となった島)へ行きたい』という思いに駆られる。

こんな御時世だから余計にそう思ってしまうな。



ちなみにディカプリオの映画を僕は12作品ほど観ているが、今のところ彼の作品にはハズレが無く、どれも面白い。

ザ・ビーチ』や『タイタニック』などを観ていると、この人ってもう普通の人が一生に一度しか体験できないような経験を何度もしているように見えてくる。




ただ、この映画の唯一の不満をぶちまけると、Blu-ray化されてないことだな。Blu-rayの美麗な映像で是非観たい映画なのになぁ。


あと、何の先入観も無しにリアルタイムで映画館で観たかった……。


(レオナルド・ディカプリオ出演作品)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200505-00010000-safariweb-life

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00010000-cinemore-movi















Angelo Badalamenti / The Beach Theme (Swim to Island)
https://youtu.be/5Brfg4fRGvI


Dario G / Voices
https://youtu.be/KHcLlB0PKRM


All Saints / Pure Shores
https://youtu.be/dVNdTXEJv1A


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LOVE

THE ROLLING STONES / A BIGGER BANG (2005)

先日発表されたニューシングルがキッカケとなり、またローリング・ストーンズを中心に聴く日々を過ごしている。

ただ、ストーンズのスタジオ盤を聴く時はいつもなら“黄金期”と呼ばれるミック・テイラーがメンバーだった頃(正確にはその前年である68年から)と、81年の“TATOO YOU”までで、それ以降の作品といえば『ついでに聴いてやるか』程度の扱いだった。

だが、今回は83年の“UNDERCOVER”以降の作品ばかりを聴き返していて、こうして改めて聴いていると新たな発見もあったりするから面白いものだ。







そんなわけで、今回ご紹介するのは現時点でのオリジナルスタジオアルバム最新作である“A BIGGER BANG”について書いていこう。


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最新作といっても2005年の作品なので、もう15年(!)も経ってしまっている。

その間にブルースのカバーアルバムも出してはいるが、オリジナルアルバムはこれ以降出ていない。

バンド自体は毎年のようにツアーを組んだりと精力的に活動しているので気にならないし、寧ろオリジナル曲だけでも膨大なストックがあるため、新作を出さなくても全然構わないというのが正直な意見だったりする。



この『ア・ビガー・バン』は発売日に購入して当時はよく聴いたしお気に入りの1枚だったが、どうしても60~70年代のストーンズの楽曲と比べてしまうと見劣りしてしまい、今では数年に1回しか聴いていない。



だが、今このアルバムにこうして真剣に耳を傾けていると、最高にグルーヴィーでロックンロールしていて、単純にカッコイイのだ。

全16曲で収録時間も約64分と、レコードだと2枚組のボリュームになるため、途中で聴くのが疲れてしまい後半の楽曲の印象が薄くなっていた。

……が、中盤から後半にかけてまたストーンズ節が炸裂しており、キース・リチャーズのリフから始まりチャーリー・ワッツのドラムが絡む王道のパターンで、ミック・ジャガーは彼独特の粘っちい歌声を披露し、ロン・ウッドはソロで好き放題に弾きまくっている。


最高やん!!と、思ってしまった(笑)。



そして、後半の楽曲の良さを知った後、再び前半の楽曲を聴き返してみると、これまた以前より輝きを増しているように感じるのだ。


バラード曲はミック主導の元で作られたと思われるが、それでもこのメンバーが集まって演奏するとストーンズの音になるのだから、やはり“バンドマジック”が存在している。

サポートミュージシャンを最小限に抑えてほぼバンドメンバーだけで演奏しているし、何より聴いているとメンバー全員楽しんでいるのがこっちにまで伝わってくる。



ところで、僕はこの作品が『ストーンズ最期のオリジナルスタジオアルバムになるんじゃないかな』と当時思っていた。

彼らのデビューアルバムのUK盤ジャケットにはバンド名もアルバムタイトルも付いておらず、暗闇の中にメンバーが写っていたが、『ア・ビガー・バン』でも同じように写っているのを見て、これがラストアルバムになる予感がしたのだ。

しかし、ストーンズは今も転がり続け、ニューアルバムのレコーディングも進めている。


ホント、とんでもない連中だ。




これから先、このアルバムが再評価されるなんてことはなかなか無いだろうし、話題になることもあまり無いだろうが、円熟味を増した連中が鳴らす正統派ロックンロールは2000年以降の若いリスナーにも感じるものがあるはずだ。














Rough Justice
https://youtu.be/LVQmSEoO27M


Driving Too Fast
https://youtu.be/OXZZsa4WI4s


Look What The Cat Dragged In
https://youtu.be/dOj-Yjs7Vi0


Streets Of Love (LIVE)
https://youtu.be/UfA2hODCVAI


Oh No, Not You Again (LIVE)
https://youtu.be/Bo447TqA5Nw


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5/10 18:00-0:00

THE ROLLING STONES / Living In A Ghost Town

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いきなり発表されたローリング・ストーンズの新曲。

ニューアルバムのレコーディングはもう随分前から行っていると言われており、そのうちの1曲とのことだ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-04240036-sph-ent


“ゴーストタウンに住んでいる”というタイトルがまた意味深で、だからこそ今発表したのだろう。

シブいブルースで、ストーンズらしさ全開の1曲。

PVには世界の街並みが映し出されていて、その中に新世界や通天閣も出てきてニヤリとしてしまった。


新型コロナウイルスの影響などでどうしても気分が沈みがちになってしまうが、ストーンズ聴いたら元気出てきたよ。

我ながら単純なヤツだと思う(笑)。




ちなみに、先ほど掃除しながら久々に2005年のアルバム“A BIGGER BANG”を掛けてたのだが、これについてもまた書くかも……。












Living In A Ghost Town
https://youtu.be/LNNPNweSbp8


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Sorry.

THE SIX PARTS SEVEN / Everywhere And Right Here (2004)

シューゲイザー/ドリームポップの続きを書こうとしたが、最近はその辺の音楽をほとんど聴いてないので、ここらで一旦ひと休みしようと思う。








今回はTHE SIX PARTS SEVEN(ザ・シックス・パーツ・セブン)というインストゥルメンタルバンドのアルバム、“Everywhere And Right Here ”について。


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とは言っても、実はこのアルバムを知ったのはつい先ほどのことなので、バンドに関しての知識は全く無いのである(苦笑)。


ずっと続けてきたランキングを書いてる時にSpotifyから偶然流れてきたのがこのアルバムで、メランコリーな音の響きに心が洗われるような気持ちになってしまった。

最近はEl Ten Eleven, Epic45, Explosions In The Skyなどのインストゥルメンタルミュージックを聴いていることが多いため、今の自分が求めている音だったのだと思う。


このアルバムは全編に渡りローズピアノを使用している。

昔からこのトロケそうな音が僕は大好きで、初めて買った安物のキーボードでも、このローズピアノの音ばかり鳴らしていたのを思い出した。


コロナウイルスの影響で友達とも会えなくなり、映画館や美術館へ行けなくなったりして、自分でも気付かないうちに気持ちが沈んでいたが、このアルバムを聴いて救われたような気がした。




いやぁ〜〜、音楽って本っっっ当に良いモンですねぇ〜〜!!



それでは皆さん、サイナラ、サイナラ、サイナラ♪

(……って、淀川長治か!笑)











What You Love You Must Love Now
https://youtu.be/Ugr0MHtMzjg


Saving Words For Making Sense
https://youtu.be/vM6I9Mexbqs


This One Or That One?
https://youtu.be/kikFqgvja9w


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Thank You!!

My Favorite SHOEGAZE / DREAM POP ALBUM top31〜35

今回はシューゲイザー/ドリームポップのアルバムトップ31〜35までをご紹介。



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ルールは前回までと同じ。


・1バンドにつき1作品まで。
(マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのみ既に2作品出てしまっているが、そこは多目に見てやって下さい……汗)

・オリジナルスタジオアルバムのみ。
(シングル集やミニアルバム、EPなどは含まない)

・人によっては「シューゲイザーやドリームポップとは違うんじゃないのか?」と思われるアルバムもあるかもしれないが、個人的なランキングなので、悪しからず。




……というワケで、トップ31〜35スタート!



















31. SIGUR ROS / Àgaetis Byrjun (1999)


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シガー・ロスのアルバムで1枚だけ選ぶならどれだろう、と考えた末に残ったのがコレ。他にも好きなアルバムはいくつかあるのだが、ヨンシー(ボーカル&ギター)の“ボウイング奏法”が一番印象に残ったのが今作だったからかもしれない。


Svefn-g-englar
https://youtu.be/8L64BcCRDAE


















32. TAME IMPALA / Currents (2015)


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初期のテーム・インパラはサイケデリック期のビートルズな楽曲をやっており、歌い方もジョン・レノンそのものだった。彼らのスタイルが確立されたのは2ndからだし、このアルバムでは未来型ディスコサウンドとも言える楽曲とケヴィン・パーカーのトロケそうな歌声が絶妙だ。


Yes I'm Changing (LIVE)
https://youtu.be/86reUrSfUZw

















33. SAXON SHORE / Four Months of Darkness (2003)


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エピック45と並んでインストゥルメンタルミュージックでお気に入りなのがこのサクション・ショアー。聴いていると風景を感じさせてくれる音作りはレッド・ハウス・ペインターズなんかにも通じるものがある。


Our Mountain Pass, a Winding Trench
https://youtu.be/lWxBuN-SlJQ
















34. ALCEST / Spiritual Instinct (2019)


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フランスのブラックメタルシューゲイザーと呼ばれるアルセスト。歌声や疾走感がライドやマイ・ヴィトリオールなどに共通する部分があると思っていて、こういうバンドが他にいないかと探しているのだが、なかなか無いんよね。昨年出たばかりの最新作がかなり良い感じだったので、期待を込めて選んでみた。


Les Jardins De Minuit
https://youtu.be/-tR3-yMpy3c

















35. RUMSKIB / Rumskib (2007)


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聴いた瞬間から『コクトー・ツインズの影響を受けてるな』と分かったが、これはこれで全然アリだと思っているし、アルバムを通して楽曲のクオリティーはとても高いのでお気に入りの1枚だったりする。だけど、このバンドって本作だけで解散したのか?他のアルバムが出てないところを見ても多分そうなんだろうけど、このまま続けてほしかった。


Hearts on Fire
https://youtu.be/2pslft8Xyso

















最近はトーキング・ヘッズルー・リードなどを聴いているため、この手のジャンルから少々距離を置くようになった。

最初の25枚くらいはパパッと浮かんだが、そこから先はちょっと悩み気味。

当時聴いて物凄く気に入ってたアルバムでも、今聴き返すとそこまで好きではないものもあるし。




では、また次回もお楽しみに♪




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T4/22 21:00-0:00

My Favorite SHOEGAZE / DREAM POP ALBUM top26〜30

今回はシューゲイザー/ドリームポップのアルバムトップ26〜30までをご紹介。



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ルールは前回までと同じ。


・1バンドにつき1作品まで。
(マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのみ既に2作品出てしまっているが、そこは多目に見てやって下さい……汗)

・オリジナルスタジオアルバムのみ。
(シングル集やミニアルバム、EPなどは含まない)

・人によっては「シューゲイザーやドリームポップとは違うんじゃないのか?」と思われるアルバムもあるかもしれないが、個人的なランキングなので、悪しからず。




……というワケで、トップ26〜30スタート!
















26. MINIPOP / A New Hope (2007)


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一口に“ドリームポップ”という表現を用いても、そこには数え切れないほどいろんなタイプのサウンドがある。……が、これほどピッタリ当てはまるバンドもなかなかいないと個人的には思っている。ドリームポップに必要不可欠なのは美しいメロディーで夢見心地にさせてくれる世界観で、このミニポップのアルバムは聴いていると頭の中がとろけそうになってくるほどに甘い。


Ask Me Question
https://youtu.be/rKoQ2WYS6os


















27. WAR ON DRUGS / Lost In The Dream (2014)


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シューゲイザー/ドリームポップ”という曖昧なジャンルを改めて考えてみて、人によってその印象は全く異なるものだと感じている。このウォー・オン・ドラッグスも聴く人によっては「違う!」と言われそうだし、どっちかというとブルースロックの進化系という印象も拭えないが、全編に渡ってドリーミーな音に包まれているのは否定しようも無いと感じたので入れてみた。渋い歌声が意外と合っているのも、他にこういうバンドがいないんじゃないかな。


Suffering
https://youtu.be/rJD00v7RwoM



















28. AIRIEL / The Battle Of Sealand (2007)


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90年代初頭のマンチェスター出身バンドが好きなら絶対気に入るのでは、というサウンドを鳴らしているバンド、エリアル。ぶっちゃけて言うと、それらのバンド勢よりも遥かに洗練された音作りをしていて、1音1音が非常に繊細で、どの楽曲も勢いがあるのにひたすらメロディーで攻める姿勢が良い。


Thinktank
https://youtu.be/ytSHrV7iM30
















29. DAYSLEEPERS / Drowned In A Sea Of Sound (2008)


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エリアルと同じく、このアルバムも美メロ好きにはたまらない。アートワーク通りの“水中で弾けるような音”が鳴り響く。ちなみにこのデイスリーパーズザ・スミスの“There Is A Light〜”のカバーもやっていて、これがまた秀逸だったりする。


Twilight Bloom
https://youtu.be/wUnE-rIlX_s


















30. FLYING SAUCER ATTACK / Further (1995)


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全編に渡り深いエコーをかけており、少し不気味さを感じさせるアルバム。これまで紹介してきたアルバムはどれも美メロ系で統一できるものばかりだったが、これに関してはアンビエントミュージック(環境音楽)に近い感覚だと思っている。


Rainstorm Blues
https://youtu.be/0GOQY3lT8iU














……という感じでやっと30枚までまとめたが、こうして聴き返しているとやはりオリジナル・シューゲイザーと呼ばれる90年前後に登場したバンド勢の方が印象に残る人達が多いと感じている。

世間の評価とは関係なく、完全に僕の主観で選んではいるが、『ああ〜、このアルバムはランキングに入れても良かったんじゃないか?』とかなり悩みながら取捨選択している。

今回のランキングに入れても良かったかなと思っているのは、サンデイズ、マジー・スター、それにシュガーなんかは悩んだ末に外してしまった。これらが入るなら上位に来るのだが、なんだかもうグチャグチャ。既にトップ50でも何でも無くなっているのである(苦笑)。




新型コロナウイルスが猛威を奮っている日々の中、こんな記事を載せていいのかと悩んだりしていたが、毎日、暗いニュースばかりだしね。


正直言って僕自身もかなり参っているが、こんな時こそ楽しい気分になれるよう感情をコントロールせねば、という気持ちにもなっている。


後から振り返ったら『この時期があったから今の自分がいるんだ』と思えるようにしたい。




では、また次回お会いしましょう♪





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T4/10 21:00-0:00

My Favorite SHOEGAZE / DREAM POP ALBUM top21〜25

今回はシューゲイザー/ドリームポップのアルバムトップ21〜25までをご紹介。



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ルールは前回までと同じ。


・1バンドにつき1作品まで。
(マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのみ既に2作品出てしまっているが、そこは多目に見てやって下さい……汗)

・オリジナルスタジオアルバムのみ。
(シングル集やミニアルバム、EPなどは含まない)

・人によっては「シューゲイザーやドリームポップとは違うんじゃないのか?」と思われるアルバムもあるかもしれないが、個人的なランキングなので、悪しからず。




……というワケで、トップ21〜25スタート!


















21. REVOLVER / Clod Water Flat (1993)


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シューゲイザーを好きな理由に“尊さ”があって、このリボルバーが唯一残したオリジナルアルバムにもそれが感じられる。声良し、楽曲良し、雰囲気良しの、文句の付けようが無い“隠れた超名盤”。だが、当時全く売れずに解散してしまったとのことだ。アドラブルなんかもそうだけど、もしもデビューした時期があともう1〜2年早かったらこのバンドの運命って全然変わってたんじゃないかと思わされる。


Coming Back
https://youtu.be/4NM1hf3QwXo

















22. PAINS OF BEING PURE AT HEART / Pains Of Being Pure At Heart (2009)


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今回いろんな作品を聴き返していて、自分の中でどんどん評価が上がっているものがいくつもあり、そのうちの1枚にこのアルバムも入る。甘酸っぱいサウンドが昔から大好きで、ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートの1stも全編に渡って甘酸っぱさ全開だ。


Stay Alive
https://youtu.be/6ceHSOaxmHo




















23. JESUS AND MARY CHAIN / Psycho Candy (1985)


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このアルバムもホント大好きなのに、今回ランキング付けしていると思っていた以上に後ろへ来てしまった。リアルタイムで聴いてたわけでもないのに、このアルバムにはノイズの向こうに“懐かしさ”を感じてしまう。グッドメロディーなのは勿論だけど、僕がこの1stを気に入っているのは時代の空気を体現しているところなんだと思う。


Just Like Honey
https://youtu.be/7EgB__YratE



















24. CURE / Disintegration (1989)


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キュアーはミュージシャン達からの評価も高いし根強い人気があるバンドだけど、僕は一度ものめり込んだことが無い。シューゲイザーバンドとしてカテゴライズされている人達でも無いが、このアルバムに関してはドリームポップ色全開なので一聴した瞬間から大好きな1枚となった。


Plainsong
https://youtu.be/ZkJwpYrcAko

















25. BLIND Mr. JONES / Tatooine (1994)


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1stアルバムのジャケットが「死ぬほどダサい」と言われている彼らだが、ライドとペイル・セインツを足してフルートを織り交ぜたサウンドは独特の立ち位置に居る。過小評価されているバンドのひとつでもあると思っている。


Disneyworld
https://youtu.be/N6x61VQd5PI














……と、こうやって聴き返していると本当に素晴らしい作品がいくつもあると思わされる。


特にリボルバーなんて「こういうのが好き」って人けっこういてると思うんだけどなぁ……。このバンドなどはまたいつかガッツリ書きたいと考えている。




ランキング形式にはしているが、その時のノリと勢いでやっているので、今やるとまた全然違う順位になるし、明日になれば自分の中でまた変わるだろう。

“トップ50”というより、“ベスト50”という感覚で見て頂いた方が良いかも。






ああ……コロナウィルスの影響をモロに喰らっている。


世界中の人達が大変な思いをしている状況だけど、僕のこの記事でほんの少しでも気を紛らわせることが出来たら嬉しいです。


良い音楽を聴いてる間だけは嫌なことや辛いことも忘れられるからね。






そんなわけで、また次回お会いしましょう♪




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3/29 13:00-0:00