シューゲさんのまったり音楽日記

I'm “Shoege san”. I'm music bloger. 個人的にお勧めの音楽やライブ体験記、それに日常の面白そうな出来事をひたすら書き連ねてます。コメントを頂いたら、お返事できそうなものだけさせていただくので、宜しくお願いします。

【過去のLIVE日記】THE WHO(2004年7月25日)

今回は英国を代表するロックバンド、ザ・フー(THE WHO)の初来日公演について書きます。

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1965年にデビューして、82年に一度目の解散。その後、何度も再結成と解散を繰り返し今に至ってますが、日本でライヴをやったのはこの時が初めてで、2008年に単独来日はしたけれど、正真正銘の初来日公演はこの2004年の“ロックオデッセイ”というフェスでのことです。

ネットで調べてもこの時のライヴレビューって書かれている人がいてないようだったし、僕が“生き証人”として当時どんなことがあったか事実を書くべきだと思ってます。




場所は横浜スタジアム大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)で二日間に渡って開催されたこのイベント。
最大の注目は、なんと言っても“ザ・フー初来日”で、開場前のグッズ売り場でもそれがハッキリ分かるぐらいだった。

もう、お客さんの8割はフーのグッズに群がっていて、もちろん僕もその中の1人だった。





このフェスの最大の特徴は、フジロックサマソニと違って“屋内でのフェス”だということ。

当時は「ドームなんかでフェスなんかやるなよ!!」なんて意見がチラホラ出てたけど、僕は「良いやん、べつに」と思ってました。

なんせ、座席があるから、長時間のフェスでも指定席でお目当てのアーティストが出る時以外は立って応援するも良し、座って応援するも良し。

フードコーナーも会場内にあるからいつでも並ばずに直ぐ買えたし、屋内なので日に焼けることもない。それに、なんと言ってもクーラーが効いて涼しい!!

当時、ボロクソ言ってたロックファンって多かったけど、今のクソ暑すぎるフェスなんか下手したら死ぬよ、マジで。プロモーションとかもう少し練ってまたやれば上手いことやれるんじゃないかなと僕は思います。





ちなみに、この日の出演順は……


①ラブ・サイケデリコ

②ジョシュ・トッド(ex.バックチェリー)

ミシェル・ブランチ

ウルフルズ

ポール・ウェラー

ザ・フー

エアロスミス


……でした。





ザ・フーが登場したのは午後6時ぐらいだったかな。

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1曲目は代表曲の“My generation”……かと思ってたら“I Can't Explain”だった。

ほとんどのお客さんはフー目当てだったから、ライヴはこの日一番の大盛り上がり。


ボーカルのロジャー・ダルトリーは若い頃と変わらず声の伸びも良いし、マイクをブーメランのようにブンブンと振り回す独特のライヴパフォーマンスも健在だった。

この人の声、めちゃくちゃ好きです。



オリジナルメンバーは四人だけど、そのうちの二人は既に他界しているので、ボーカルのロジャーとギタリストで中心人物のピート・タウンゼンドの二人+サポートメンバー三人という構成だった。

他界したオリジナルメンバーの二人、ベースのジョン・エントウィッスルは個人的にNo.1ロックベーシストだと今でも思っているし、ドラムのキース・ムーンも最強のロックドラマーかつキャラ的にも最強だと思っている(笑)。

その二人が居ないのは残念だけど、それでも生でフーを観られるというのが嬉しかったし、サポートメンバーはお世辞抜きで物凄かったです。

ベースにピノ・パラディーノ、ドラムにビートルズリンゴ・スターの息子であるザック・スターキーを擁してたんだけど、特にザック・スターキーのドラムは地響きのようにズシンズシンと響き渡って、完全にロジャーとピートのお株を奪ってた。



ピート・タウンゼンドはというと、赤いストラトキャスターを終始使っていて、なんだかしつこいぐらいにギターソロを披露していたのを覚えている。

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正直なところ『ちょっとしつこすぎるな……』と思いました。

ギター破壊パフォーマンスも横浜ではやったみたいだけど、ここ大阪ではやらなかった。



セットリストもベストな選曲だったし、聴きたい曲は全部聴けたから満足だった。特に一番好きな“Baba O'Riley”が聴けた時は最高だったな。

……が、大トリでの出演じゃなかったから、アンコール無しできっちり90分で終わったのが残念だった。

客席からもずっと「アンコール!!」の声が鳴り止まなかったけど、そのままトリのエアロスミスが登場してきて、フー目当てのお客さん達はガッカリしてたのを覚えている。



実際、そこで観た光景は異様だった。


エアロスミスの演奏中、1人、2人と次々に帰るお客さんが続出していたのだ。


このイベントの主催者であるウドー音楽事務所もフーよりエアロスミスの方が日本で知名度もあるしドームツアーをやるぐらい売れてるから大トリに抜擢したんだろうけど、冒頭に書いた通り、このフェス最大のウリは“ザ・フー初来日”だったので、これを楽しみにやってきたファンがほとんどだったのは誰の目にも明らかだった。


そのおかげで広い大阪ドーム内で空席が目立ち、ホント、二万人ぐらいしか入ってなかったんじゃないかな。

もし、フーをトリにしてフルセットでやれてたら、もっとお客さんが入ったはずだと僕は思ってるし、そう言ってる人達は他にも沢山いた。


個人的には駅から近くて立地条件も良く、安心して楽しめる良いフェスだったと思っている。

モッシュ&ダイヴとかに巻き込まれることも無く、じっくり音楽と向き合ってライヴパフォーマンスを楽しめるイベントだったし、僕としてはまたやってほしいフェスだ。




Baba O'Riley
https://youtu.be/gY5rztWa1TM


My Generation(LIVE)
https://youtu.be/qjN5uHRIcjM


Who Are You
https://youtu.be/v_3ks7-OjGc


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