ギャラリーノマル30周年プレ企画“COMPLEX”
2018年8月18日(土)、大阪市内にあるGallery Nomart(ギャラリーノマル)の30周年プレ企画“COMPLEX”のオープニングイベントに参加してきた。
元々、オーナーの林さんがアメリカで体験した前衛芸術の世界に魅了され、「日本でもやろう!」と決め、自らギャラリーを立ち上げたとのこと。そして、来年で30周年になるギャラリーノマルのプレ企画として、今回は6名の専属アーティストの作品が展示されることになった。
(オーナーの林さん(右から2番目)とアーティストの方々)
各アーティストの紹介が終わり、ノマル専属ミュージシャンの .es(ドットエス)のライヴが始まった。
(.esの橋本孝之さんとsaraさん)
ドットエスの完全即興の世界では、お客さんの息づかいや会場の雰囲気、それに場内に展示されているアート作品と共鳴しているのが分かる。
実際、僕達が発した物音に反応して、ピアノとサックスの音が急に方向転換しだした、というのを何度も目撃している。
終演後、saraさんに「他のミュージシャンとライヴでセッションされることは無いんですか?」と質問したら、
「即興でも“阿吽(あうん)の呼吸”が出来る人と出来ない人がいてるので、合う人とだったらします」
と言われていた。
来月、9月21日にノマルで予定されているイギリスの即興ギタリスト、ジョン・ラッセルとは5年前にもセッションしたとのことで、また実現するならこれも楽しみだ。
(保山を探せ!笑)
会場内は賑やかで、皆さん、アーティストの方々と作品について語り合っていました。
(砂糖を使った作品など面白い発想が魅力の作家、田中朝子さん)
(オーナーの林さん、ドットエスの橋本さんとsaraさん)
二次会も参加させて頂き、作家やミュージシャン、それにアート好きの方々から貴重なお話を聞けて学ぶことが沢山あったし、とても勉強になった。
僕自身、もっと知識を身に付けなければと痛感し、良い意味で「ここに居る人達に負けないよう、頑張ろう!!」と刺激をもらった。
今の僕は「今日、人生が終わっても、絶対に後悔しない生き方をする!」と一瞬一瞬を自分なりに精一杯生きているし、そうすることで今回のような面白い出会いをたくさんしている。
今までの自分はただの傍観者でしかなかった“アートの世界”で活躍をされている人達とこうして関わることができているなんて、以前の僕では考えられないことだ。
ホント、人生ってどうなるか分からないな、と最近つくづく感じている。
これからも『これをやれば面白そう!』という直感を頼りに、そこで活躍されている人達にも負けないような生き方を自分もしていきたい。