シューゲさんのまったり音楽日記

洋楽中心に1記事につき3〜5分程度で読める内容にしているので、気になったミュージシャンがいれば添付してある音源をご視聴頂けたら幸いです。

マコ・サカモトさんへ……

バーナード・バトラー(Bernard Butler)の親友で、彼と数々のプロジェクトでずっと一緒にやり続けていた日本人ドラマー、マコ・サカモトさんがお亡くなりになった。


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(写真は全て“バーナード心の友の会”のshizukaさんが提供してくれたものです。今回、ブログへの転載を快諾して下さり、ありがとうございました!)


以前にバーナード・バトラーとの思い出を書いたけど、彼の後ろにはいつもマコさんがいてたから、僕はバーナードを通してマコさんのドラムをずっと聴き続けていたことになる。


Bernard Butler(バーナード・バトラー) http://shoegazer1990.hatenablog.com/entry/2018/04/22/120816

(バーナードの記事です)





僕はマコさんを一度だけ生で観たことがある。

それは、もちろんバーナードと一緒にステージに立った時だ。

だから、バーナードを生で観たのも、今のところその一回きりだ。

その一回というのが、2005年のサマーソニック大阪でTHE TEARS(ザ・ティアーズ)というバンドで出演した時だ。



当日、ティアーズの出番ギリギリで運良く最前列(しかも、バーナードの目の前!)に陣取ることができた僕は、念願のバーナード・バトラーのギタープレイとライヴパフォーマンスの一挙手一投足を見逃さないよう、かじりつくように彼を観ていた。

そんな中でも、やっぱり同じ日本人で活躍されているドラマーのマコさんもチラチラ観ていたのは懐かしい思い出だ。


ティアーズは90年代を代表するイギリスのバンド、スウェード(SUEDE)結成時のオリジナルメンバーだったギタリストのバーナード・バトラーとボーカルのブレット・アンダーソンの二人が仲直りして再び組んだと話題になり、ドラマーとしてこのマコさんが抜擢されたんだから、ホント凄いことだった。





バーナードが98年にソロデビューした際、日本編集盤CDのライナーノーツに書かれていた一言がマコさんの人間性をよく表している。



「マコのことは絶対に書いておいてね。凄くいいドラマーだし、それ以上にいい人だから」



と、バーナードが念を押していたほどの人物で、そのたった一言でマコさんの人間性バーナードからの絶対的な信頼が伝わってきた。




以前、バーナードファンのshizukaさん達にマコさんについて「ネットで検索しても情報が得られないんですけど、どんな人なんですか?」と質問したけど、詳しい話は分からなかった。


その時、いつか実際にマコさんに会って、『どういう経緯でイギリスに渡り、バーナードとずっと一緒にやるようになったんですか?』と彼の口から聞けたらなぁ……なんてことをふと考えてたんだけど、それも叶わなくなってしまった。



今夜はずっとバーナードと一緒にやっていた音源ばかり聴いてます。


マコさん、ご冥福をお祈りします……。




McAlmont & Butler / You Do(LIVE)
https://youtu.be/fO6jJWbWOvI


The Tears / Lovers
https://youtu.be/-YBFlHbx7Gs


Bernard Butler / Stay(LIVE)
https://youtu.be/sHs0Gfrb5jQ