OASIS / The Shock Of The Lightning
今行ってる実習先の職場では、いつもBGMが流れている。
よく聴くとハードロックが流れたり、ブルースが流れたり、ジャズやクラシックが流れたりと楽しくて、業務に集中しながらも良い音楽にノッて働けているのがとてもありがたい。
そして、たま~に90年代のUKロックも流れていて、これがまたレディオヘッドだったりオアシスも流れている。
てっきり有線放送を流してるのかと思ってたんだけど、何でも責任者の方が所有しているiPodの曲を掛けているとのことだ。
責任者の方は忙しくてほとんど話せる機会が無いけど、先日、昼休憩時にバッタリ出くわしたので「iPodの曲、センス良いですよね~!」と言ったらディープな話に突入してしまった。
(決してお世辞で言ってません 笑)
オアシスの曲は“Wonderwall”や“Live Forever”が流れていて、それらはバンドを代表する美メロナンバーだから『まあ、事務仕事の現場でBGMとして聴き流せる曲を選んでるんだろうな』とその時は納得していた。
それから何となく『久しぶりにオアシス聴きたくなってきたなぁ~~』と思っていて、好きな曲はもちろん沢山あるけど、自分が今聴きたかったのがラストアルバム収録の“The Shock Of The Lightning”で、この曲のPVを初めて観た時は相当なショックを受けたのを覚えている。
オアシスのシングル曲って好きなのが多いし1stアルバムなんか何度も何度もリピートしたぐらいお気に入りなんだけど、4~6thアルバムはそんなに特別な思い入れも無かった。ぶっちゃけ、あまり印象に残らなかった。
自分の中でオアシスの立ち位置ってホント不思議で、最初の3枚のアルバムは好きで、1stは一時期ずっと聴いて、2nd収録の“Don't Look Back In Anger”は僕が生まれて初めてバンド形式で他の人達と合わせて演奏した曲だったりする。
それが、4枚目以降は良い曲があるのも分かってるしアルバム収録曲で好きなのもあるのに、気持ちが離れていったというか。
熱狂的なファンとは程遠く、“初期は好きだった”程度の僕がこの『ショック・オブ・ザ・ライトニング』のPVを観た瞬間、画面に釘付けになってしまったのだ。
僕はこの曲を、初期の勢いあるボーカルやサウンドを久々に聴かせてくれた名曲だと思っている。
今日、そんな『“The Shock Of The Lightning”聴きてえな~~』状態でPCのキーボードを打っていると、iPodから突然この曲のイントロが流れ出したのだ。
あまりにタイミングが良すぎたので、しばらく手が止まり聴き入ってしまった。
良い曲は今聴いてもやっぱり良いもんだね。
The Shock Of The Lightning
https://youtu.be/mPc2plEHrHA