シューゲさんのまったり音楽日記

I'm “Shoege san”. I'm music bloger. 個人的にお勧めの音楽やライブ体験記、それに日常の面白そうな出来事をひたすら書き連ねてます。コメントを頂いたら、お返事できそうなものだけさせていただくので、宜しくお願いします。

Acid Mothers Temple & Melting Paraiso U.F.O. LIVE at 神戸Helluva Lounge

2018年12月14日(土)、神戸Helluva Lounge(ヘラヴァ・ラウンジ)にて、河端一(カワバタ・マコト)率いるAcid Mothers Temple & Melting Paraiso U.F.O.(アシッド・マザーズ・テンプル~)のライヴに行ってきた。

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河端さんは別プロジェクトで何度か観ており、そのどれもが最高だった。

そして、やっと本家であるAcid Mothers Templeのライヴを観ることとなり、2018年のライヴを締め括るに相応しいということで、初めての神戸Helluva Loungeへ。


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18時半過ぎに僕は入場したが、その時点ではまだ誰もお客さんが居なかった。


しかし、気が付くといつの間にか会場内は人で溢れ、バンドメンバーとお客さん達が談笑してワイワイと盛り上り、どっちかというとライヴというよりも“パーティー”という感覚に近い。

ライブハウスも最近は清潔感のあるクリーンな会場が増えているが、今回のように煙草とアルコールの匂いに包まれた会場というのも久しぶりの体験だ。
喫煙者もアイコスを使わず昔ながらの煙草を燻(くゆ)らせ、2~3人の方がスマホの画面を覗き込んでる以外はとても今が2010年代には見えない。そんなレトロな雰囲気が全体に漂っていた。

ちなみに河端さんはお客さん達と『仮面ライダージオウ』の話をしており、ライヴが始まる直前まで仮面ライダーのことをひたすら熱く語っていた(笑)。







定刻の19時半を20分過ぎたところでメンバーがステージへ移動していく。



河端さんがギターをぶら下げる。


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いきなり超爆音が轟(とどろ)き、演奏が始まった。





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耳を噛みちぎられる勢いの、超轟音。



間違いなく今まで観たライヴの中でもダントツで一番デカイ音が鳴り響いていた。







最初から最後まで、終始ハイライトの連続。



リズム隊があまりに重た過ぎて、内臓をえぐり取られそうな勢いで押し寄せてくる。





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演奏の途中で、ド派手サイケな衣装のふくよかなお姉さんが登場(笑)。

このお姉さんもバンドメンバーと一緒にツアーに回ってる方のようで、ダンサー的な役割なんだろう。

ド派手サイケミュージックにド派手サイケお姉さん。

何だかスンゴイ(笑)。

観客に絡み付き、途中から衣装を替えて、猫のコスプレをしたもう一人のお姉さんも一緒に登場してきた(笑)。


サイケお姉さんが身に付けていたブラジャーを外して僕に付けようとしてきたが、恥ずかしいので大きく首を横に振ってしまった(笑)。

ノリ悪いぜっ、俺!!









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(ちょっと休憩。 笑)


シンセサイザー担当のHigashi Hiroshiさん
「俺、チューニングやらんでいいからタバコ吸っとこ~♪」と言い、観客に混じってステージを眺めていた(笑)。

いつの間にか俺の隣に居たりして、不意を突かれたし(笑)。









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河端さんのギターは相変わらず最高で最強。

ジミ・ヘンドリックスやリッチー・ブラックモアばりの極太ギターサウンドを鳴らしつつ、曲によっては90年代UKロックのような耳馴染みの良いリフを弾く。これがまたカッチョ良すぎる!!

途中で河端さんは十手(じって)を取り出し、“ボトルネック奏法”ならぬ、お得意の“十手奏法”を披露する。

これがまたトライアングルのような「キイィィ~~~~ン……」とした独特な音を奏で、僕たちをサイケの渦へと巻き込んでくれる。



……ひょっとしたら、この人が僕の中で一番凄いギタリストなんじゃないか?



う~~ん……ギルモア師匠、スマンッ!!

今日から河端さんにNo.1の座を譲ることにするので、どうかお許しを(笑)。

(注:デヴィッド・ギルモア=ピンク・フロイドのギター&ボーカル)









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超絶へヴィーサウンドなはずなのに、聴いてると身体がフワ~~ッと浮遊するような感覚に陥いってしまう。


巨大隕石が正面衝突してくるような音の塊が襲ってくる。









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ボーカル&ギターを担当しているジョンソンtsuさんの華やかな存在感がひと際目立つ。

ストーンズの初代リーダーだったブライアン・ジョーンズのようなルックスで、河端さんをはじめとするメンバー4人が細身の長身もあるせいか、彼の存在が余計に際立っている。
(ジョンソンさん自身は僕と同じぐらいの背丈で、平均的な日本人の身長だと思います)

あれだけ激しい演奏の中、ひとり涼しげな表情を浮かべ微笑みながら、不敵に歌い、ギターを鳴らしていた。

手元を観ていると、彼はほとんど基本的なコードでアルペジオとカッティングを混ぜながら“サイケポップ”を演奏していた。

河端さん達3人が長髪で髭を生やしているので、まるで70年代の香港映画(しかも、師匠の敵役!)にでも出演してそうな出で立ちだったけど(笑)、ジョンソンさんとドラマーのNANIさんの若い二人が居てるおかげで“むさ苦しいだけのバンド”にはならずにいるようで(笑)、絵的にもバランスがとれていると感じた。









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NANIさんのドラムは過去に二度観たことがあるので“物凄い”のは分かっていた。……が、本家Acid Mothers Templeでの彼はまた違って見える。

半袖・半ズボンという状態で、会場内はひんやりしていたが、隙間無くドラムを連打しまくるので全身から汗が吹き出し続けている。

フラフラになっているのに、一向に手を休めない。

テンションが落ちるどころか、逆にどんどんヒートアップしていき、時折 笑顔を見せてはメンバーと目が合い無言で笑い合っている。

これを毎晩、40日とかぶっ続けでやるなんて尋常なレベルじゃない。

根っからの音楽好きで、その度合いがハンパではない。










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(ちょっと休憩。その2 笑)










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このバンドは過去に『ギガサイケ』というタイトルのアルバムを出しているけど、もうその名に恥じないブッ飛びようだった。


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あまりにブッ飛び過ぎて、目を瞑ると宇宙の果ての、果ての、果ての、果てまで飛んでって、そのまま宇宙の外まで飛び出して行く。


信じられないようだけど、本当にそんな感覚。










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ラストは爆音、爆音、超爆音。


もう、凄すぎて何が何だかワケ分からん!!


“最高”とか“最強”とか、それ以上の言葉って無いのか?!


もう、表現のしようが無い。










……ステージを降りた直後。


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あれだけのステージをこなしたはずなのに、メンバーはさっさと物販コーナーへ移動しCDやTシャツを買い求める人達の対応を楽しんでいる。

河端さんとNANIさんも、まるで何事も無かったかのように普通にお客さん達と談笑している。


……てゆーか、この人たち絶対フツーじゃない!!








最後にメンバーと一緒に写真を撮ってもらい、もうアンドリューW.K.ばりに“パーティー 一直線”ではしゃぎまくり!!(笑)


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……なんだコレ?!



楽しすぎるぢゃねえかヨオォォッ!!!!(笑)






実は、ライヴ前にスタッフから「河端さんが『今夜は3時間半やるでぇ~~!!』と言ってましたよ」と仰られてたので(笑)、『うわぁ~~、終電間に合うかなぁ……』なんて不安になってたんだけど、演奏が始まった瞬間、そんなことはもうどうでも良くなってしまった。

てゆーか、そんなアホなことを考えていた自分が恥ずかしくなった。

べつに終電に間に合わなくても死ぬワケじゃないし、始発までブラブラしてたら良いだけのことだし(寒いけど…… 汗)。

何より、こんな体験……いや、これ以上は無いんじゃないかというぐらいの“宇宙”を体感できて、終電がどうだの、ちっぽけなことで悩んでる自分がバカらしくなってしまう。





今、この瞬間を“楽しむ”のが何よりも大切なんだ。





この夜、Acid Mothers Templeのステージを観ている間中、全力を出し切っている彼らに「悔しかったらお前も全力で生きてみろよ!」と言われているような、背中を押されているような気分だった。








(LIVE2018)
https://youtu.be/xj1QnaSRcVM


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