RIDE / SMILE(1991)
ああ~~、もう1月が終わる……!!
てゆーか、何だか早くないか?!
こうやってジジイになっていくのかのぅ……。
……って、そんなこと言っちゃいかん!!
この1ヶ月も、紆余曲折ありながらも前進してたから良いじゃないか!!
何だかんだいって、充実した毎日を送れていたよ。
これも周りで支えてくれてる人達のおかげだね、ホント。
この場を借りて、感謝!!
……というワケで、今回は久々にシューゲイザーのアルバム紹介。
まあ、またライド(RIDE)でして、やっぱり僕にとって一番特別なバンドなんだろうな。
この“SMILE”と名付けられたアルバムは、デビュー直後に発表した2枚のEPをひとつにまとめた編集盤だ。
僕はライドというバンド自体をだいぶ後になってから聴いたので…………というか、そもそも彼らが90年代に活動してた頃はロックなんてまだ聴いてなかったガキンチョだったし。
ライドはおろか、“シューゲイザー”と呼ばれる音楽ジャンルを知ってる人なんて当時は周りに一人も居なかった。
そんな時代に聴いたライド。
僕にとって、彼らの1stアルバム“NOWHERE”はそれまで聴いてきた音楽だけでなく、それまで生きてきた自分の全ての“価値観”を根底から覆してくれた超名盤だ。
たった1枚のアルバムを聴いただけで“物の見方”が変わるなんて、本当に自分でも信じられない出来事だった……。
実は、偉大な1stアルバムよりも少し前に、僕はこの『スマイル』という編集盤を聴いていた。
しかし、『スマイル』を聴いた時点では、正直言ってシューゲイザーというものがイマイチよく分からなかった。
どっちかというとマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのアルバム“LOVELESS”の方が『こういう音楽もあるんだな……』ぐらいには理解できた。
(その頃の僕には、『ラヴレス』の偉大さが全く分からなかったが)
マイブラの『ラヴレス』とライドの『ノーホエア』。
この2枚のアルバムが決定打となって“シューゲイザー”と呼ばれる音楽にのめり込んでいき、『スマイル』に収録されている楽曲群も好きで何度もリピートしまくっていた。
今だからこの初期の音源も思いっきりシューゲイザーという音楽ジャンルなのが分かるし、再結成してからの彼らがライヴで毎回のように演奏している代表曲“Chelsea Girl”、“Drive Blind”、それに“Like A Daydream”の3曲が収録されているんだから、編集盤で終わらせるのが勿体ないぐらいだ。
そんな僕がこのアルバムで一番気に入ってるのが、4曲目に収録されている“Close My Eyes”。
今朝、移動中にSpotifyでこの『スマイル』を久々聴いて、『クローズ・マイ・アイズ』が流れた瞬間、初めてこの曲を聴いた時のことを思い出してしまった。
……というか、意識が完全にフラッシュバックしてしまい、歩きながら“音の洪水”に身体が溶け込んでいくような錯覚に陥ってしまったのだ。
10代も終わりに差し掛かった頃、狭い部屋の中で聴いたこの曲の思い出が一気に甦ってきて、夢見心地になっていた僕がそこに居るかのようだった。
こうやって今でも感動を与えてくれて、ずっと僕を支え続けてくれてる音楽って本当に素晴らしいね。
明日から2月か……。
『スマイル』のおかげで、笑顔で新しい1ヶ月を迎えられそうだ!
Chelsea Girl
https://youtu.be/VukI-fMrNkM
Close My Eyes
https://youtu.be/sJ58MOnQTm8
Like A Daydream
https://youtu.be/8zzo25t_eC8
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