映画『ノーザン・ソウル』
怒涛の連続ブログ、第2弾!
(……って、アシッド・マザーズの河端さんのパクリです 笑)
2019年2月17日(日)、シネマート心斎橋にて公開中の映画『ノーザン・ソウル』を観賞してきた。
(ネタバレは極力しないのでご安心を!)
舞台は1974年のイギリス。
誰も知らない、ヒットチャートにも上がらないような“隠れたソウルミュージック”を見つけ、ターンテーブルに乗せ観客を熱狂させるDJの話。
冴えない学生の主人公だった青年ジョンが、DJをやっているマットと出逢うところから物語はスタートする。
彼に影響を受けてオシャレに目覚め、体を鍛え、ダンスを覚えて自信がついていく過程がとても魅力的で、『あぁ……やっぱ、人との出逢いって大事だよなぁ』とものすごく共感してしまった。
ホント、今の自分を形成しているのって、周りの人たちを見れば分かるからね。優しい人の周りには、優しい人たちがいてるし。俺もネチネチしたらあかんな~~……と、最近ものすごく反省中なのである。
(ち~~ん 汗)
映画のタイトルにもなっているノーザン・ソウルという名前を僕が初めて知ったのは、ザ・ヴァーヴの2nd“A Northan Soul”がキッカケだったけど、今回の映画を観てようやくどういうものかが分かった。
それにしても、“DJが誰も知らないレコードを見つける”……ただそれだけなのに、これだけ人間ドラマが描かれていることに脱帽してしまった。
この映画は2014年にイギリスで公開され、5年後にようやく日本でもこうして劇場公開された作品だ。
そこには、映画を制作したスタッフのみならず、日本公開を実現させてくれた映画関係者の“熱量”も僕には感じられた。
映画ファンはもちろん、UKロック好きやソウルミュージック好きにもお勧めできる。
自分とは関係の無い他愛もない話のようで、実は、そこには多くの人たちの“ドラマ”を感じさせてくれる、そんな作品だ。
『ノーザン・ソウル』予告編
https://youtu.be/I69kg6sVdCI
Billy Butler / Right Track
https://youtu.be/1-2ODywKOIg