シューゲさんのまったり音楽日記

I'm “Shoege san”. I'm music bloger. 個人的にお勧めの音楽やライブ体験記、それに日常の面白そうな出来事をひたすら書き連ねてます。コメントを頂いたら、お返事できそうなものだけさせていただくので、宜しくお願いします。

“僕とシューゲイザー”の巻

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(今日撮った写真。うっすらと飛行機雲が見える!)





“シューゲさん”というハンドルネーム、これは僕自身、大のお気に入りだ。

この名前の由来は、もちろん音楽ジャンルのひとつ“シューゲイザー”から来ている。

当ブログ内でもう何度も書いてるかもしれないが、シューゲイザーには特別な感情を抱いている一人だ。

そんな僕が、恐れ多くもシューゲイザーにちなんだあだ名で皆が呼んでくれるようになり、誇らしくも感じている。





……というワケで、今回はそのシューゲイザーについての思い出話を少し書いていこう。




それは、孤独な十代も終わろうとしている頃。


ライドの1st"nowhere"を初めて聴いた瞬間、まるでジャケットアートに描かれている“波”が襲ってくるような衝撃を受けたのがそもそもの始まりだった。

たまに、『ああ~~……もう一度記憶を無くして、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃をまた体感したいなぁ……』なんてことを、今でも本気で考えてしまう。

それぐらい、僕にとっては人生の中で重要な出来事だった。

ライド、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ラッシュ、スロウダイヴ……どれを聴いても、崇高で、尊い。

こんな体験は、今までに無かった。


ただ、あまりに幽玄なサウンドのために、当時の僕には幽体離脱するような状態に陥ってしまい、仕事中も頭の中でシューゲイザーサウンドが鳴り止まなくなり、何に対しても集中できなくなっていった。

『これはヤバイ……!!』と本気で悩み始めた僕は、圧倒的に優れた音楽だと分かっていながらも“シューゲイザー”を封印することにしたのだ。

仕事でミスもし始めたし、私生活にまで悪影響を及ぼすようになってしまってはどうしようもなかったからね。




それからも音楽はずっと聴き続けていたが、ライドとマイブラ以外は全て処分し、残ったその2バンドを聴く時も、以前のようにガッツリと向き合わなくなり、“軽く”聴き流していた。

なんというか、また現実と向き合えなくなるのが怖かったんだと思う。





そうやってシューゲイザーから一旦離れた僕だったが、その数年後、意外な出来事があった。


自動車の運転免許を取得するため兵庫県のド田舎の合宿所へ3週間行くことになり、そこへ僕はローリング・ストーンズのTシャツを着ていった。

すると、それを見た一人の男の子“M君”が「ロック好きなんですか?」と声を掛けてきて、話をすると「僕はニルヴァーナが好き」と彼は答えた。

何だか二人とも嬉しくなり、その場でM君と意気投合し、僕が自分の部屋へ戻ると直ぐに訪ねて来てくれた。





「ニルヴァーナが好きってことは、90年代のアメリカが好きなんよね?」とM君に聞くと、「いや、どっちかというとイギリスの方が……」と彼は言いにくそうに答える。



「じゃ、ストーンズとかビートルズが好きなん?」と、僕。



M君「いや……もっと後の方……。90年ぐらい……」



僕「ストーン・ローゼズ?」



M君「いや……」



僕「ライド?!」



M君「…………」



僕「マイブラ!!」



M君「……………………!!!!」





その時のM君は、まるでマンガのように口をあんぐりと広げていた(笑)。




M君「まさか、シューゲイザーを知ってる人がおるなんて!!」



彼は驚いていたが、僕も同じだった。



だって、その頃の音楽シーンではシューゲイザー自体もう“過去の遺物”のような存在で、当時は周りに洋楽ファンはいてもシューゲイザーを知っている者なんて一人も居なかったほど、完全に“死語”と化してたからだ。



この時、お互いに初めて同じシューゲイザーファンと出逢ったので、がっちりと握手を交わした(笑)。




ちなみにこのM君はサッカーも好きで、スペインリーグのバルセロナが好きというのも全く同じで、二度ビックリだった(笑)。

この頃はバルサなんて日本で今みたいに報道されていなかったのに。




彼は僕よりもずっとシューゲイザーに詳しくて、コールター・オブ・ザ・ディーパーズやクライフ・イン・ザ・ベッドルームをはじめとする日本のシューゲイザーシーンについてもたくさん教えてくれた。

M君はMDウォークマンを持参してきていて、そこには未知のシューゲイザーがたくさん収録されていて、嬉しそうに僕に聴かせてくれた。

『日本にもこんなシューゲバンドたちが存在してたんだ!!』と僕も驚愕し、ディープな音楽話を中心に、ずっと一緒に夜遅くまで毎日話し込んだ。




そして、彼はライドの『ノーホエア』もMDで持ってきていたのだ。


ド田舎で教習時間以外は何もやることがなかったので、M君は「ウォークマンとライドのMD貸してやるぜ!!」と気前よく僕に渡してくれた(笑)。





教習所のレンタル自転車で、何も無い田舎道を走り抜ける。



イヤホンからは『ノーホエア』が爆音で流れる。




“nowhere” =



“どこにも~ない”、



“実在しない場所”、



“どこか分からない所”




この、何も知らない田舎道を駆け抜けるのに、これ以上ピッタリくるBGMは無いだろう。





8曲目“Vapour Trail”を聴きながら、空に浮かぶ飛行機雲を見上げたあの瞬間は、一生忘れられない思い出だ。









Ride / Vapour Trail
https://youtu.be/pVhNi5cU8mo


My Bloody Valentine / Come In Alone
https://youtu.be/-JjkQmPI9qs


Lush / Thoughtfroms(LIVE)
https://youtu.be/YPjGcHMGiTk


Slowdive / Catch The Breeze(LIVE)
https://youtu.be/b-ypXdiyG54







……最後に、またライドのカバーで良い音源を見つけたので載せときます。これも思いっきりシューゲイズしてる!


Dreams Burn Down(COVER)
https://youtu.be/cgYg1zdP2s0


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