GALAXIE 500 / On Fire(1989)
先週は体調を崩しがちだったのもあり、部屋に居る時はマーキュリー・レヴをはじめとする“トリップミュージック”ばかり聴いて過ごしていた。
“トリップミュージック”って表現はその時に何となく浮かんできたんだけど、非現実なものだったり、白昼夢的なサウンドを聴いてるうちに、そんな風に感じたからだ。
今回ご紹介するギャラクシー500(GALAXIE 500)の2ndアルバム“On Fire”も先週ずっとループして聴いた1枚で、ちょうど不安定な僕の心情にピッタリ合っていた。
正直言って、僕はこのバンドに関してはあまり詳しくない。
友人Lさんに紹介され、彼がプレゼントしてくれたCD-Rでこのアルバムを聴いてたぐらいだ。
先週、ぐで~~っと横になってる時に久々聴き返してみたらだんだんと好きになってきて、Spotifyで他のアルバムも検索して聴いていった。……が、Lさんが紹介してくれたこの『オン・ファイヤー』がやはり一番お気に入りになり、何度も何度もリピートし、今日も聴いている。
余談だけど、こういうバンドの呼び名って、みんな数字を日本語読みしてるのかな?
紹介してくれたLさんは「ギャラクシーごひゃく」と言われていたけど、海外バンドを日本語読みするのが何だか気持ち悪いので、僕は「ギャラクシー・ファイヴ・ハンドレッド」と呼ぶようにしている。
……ま、どっちでもいいか(笑)。
紹介してもらった当時は「音数も少なくて、物静かなサウンドだなぁ……」ぐらいの印象しか残らなかったんだけど、ぐったりと横になりながら聴いてたら、ス~~ッと身体の芯まで染み込んでくるようで、これがとても心地好かった。
やっぱり、音楽って聴く人それぞれの生まれ育った環境や生まれもった性格だけでなく、その時の精神状態や、積み重ねてきた人生経験なんかにも物凄く左右されるもんなんだなぁ、なんてことを『オン・ファイヤー』を聴きながら感じた。
聴いてると、何だか懐かしさを感じさせてくれる。
疲れた心と身体に染みる音。
うん、癒されるね。
Blue Thunder
https://youtu.be/lc3kxjy2GNk
Strange
https://youtu.be/CO29Pz2Hw5w
Is'nt It A Pity
https://youtu.be/kGuT5IT2bBg
Strange(LIVE)
https://youtu.be/mkgfrOt_Gj0