シューゲさんのまったり音楽日記

I'm “Shoege san”. I'm music bloger. 個人的にお勧めの音楽やライブ体験記、それに日常の面白そうな出来事をひたすら書き連ねてます。コメントを頂いたら、お返事できそうなものだけさせていただくので、宜しくお願いします。

“RIDEという名の旅”の巻

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2019年8月16日に世界同時発売されたライド(RIDE)の新作“THIS IS NOT A SAFE PLACE”。


最近はSpotifyで音楽を聴くことが多くなったので、ライドの新譜もCDで購入するのは一旦保留にしようかと思っていた。


……が、やっぱり僕にとって一番好きなバンドなんでね。夕方に梅田のディスクユニオンへ足を運び、ちゃんと盤で聴くことにしちゃったよ。



この新譜を聴きながら、今までライドをはじめとする沢山の音楽を聴いてきた自分自身を見つめ直していた。


……なので、今回はライドの新譜のレビューよりも、僕がライドというバンドを通して感じてきたことを書き綴っていく。






ライドがデビューしたのは1990年で、一度目の解散をしたのが96年。


僕が彼らの音に触れたのはそれからだいぶ経ってからのことだったので、その頃にはもうライドというバンドの存在すらこの世に無かった。


あるのは、彼らが現役時代に残していた音源のみ。


初期に発表した2枚のEPをひとつにした“SMILE”から入り、その後に聴いた1stアルバム“NOWHERE”で完全にノックアウトされてしまった。


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(1st『ノーホエア』)


以前にも書いたが、このアルバムを聴いた瞬間、波に襲われるような衝撃を受けてしまった。


脳の“眠っていた部分”が目覚めるような感覚に陥ったのを覚えている。

ロックを聴いてきて特別な体験をしたことは今までに何度も何度もあったが、『ノーホエア』を初めて聴いた時がダントツで一番強烈だった。

たまに『ああ……記憶喪失になって、またこのアルバムを初めて聴いてみたい』なんて思う時があるほどだった。



これも以前に書いたが、僕はメインボーカル&ギターのマーク・ガードナーのソロライヴを2003年に観ている。

その時のマークはアコースティックギターの弾き語りで一人でステージに立っていて、それは僕にとって思い出深い最高のライヴのひとつになった。

ファンの期待に応えるため、彼はライドの名曲を思う存分に披露してくれた。


そして、もう一人のボーカル&リードギター担当のアンディ・ベルに至ってはオアシスにベーシストとして加入していたが、僕はオアシスのライヴを一度も生で観たことが無い。

アンディはオアシスでもいくつか楽曲を提供していたが、全く印象に残らなかったのが正直な感想だ。


世界中のありとあらゆるスタジアムを満員にして、それこそ大金が彼の手に入っただろう。


だけど、これは僕の想像だけれど、行く先々でアンディはライドの熱狂的なファンに声を掛けられていたんじゃないかと思う。



「またライドをやってほしい!」と。



マーク・ガードナーもアンディ・ベルも、新しい土地へ行く度にそう言われてきたはずだ。


その時に、解散してから何年も経って、初めて彼ら自身がやってきたことの大きさに気付いたのではないか。


音楽を辞めたベースのスティーヴ・ケラルトにしても、他のバンドにサポートメンバーとして参加したドラムのローレンス・コルバートにしても、ずっと言われてきたはずだ。



僕はそう思っている。





ライドが再結成したのは2014年11月で、翌2015年から本格的に活動をスタートさせ、僕はその時に初めてずっと好きだったバンドを生で観ることができた。



メンバーは歳をとり、顔には皺が増えて、髭を生やしていた。


アルバム『ノーホエア』を筆頭に初期の楽曲も披露してくれたが、90年代当時に活動していた頃の彼らのライヴ音源やブートレッグ、それに映像で観ていた“若さ”は、当たり前だけどそこには無かった。



それでも、ステージを通して“彼らが歩んできた道程”を僕は肌で感じた。


バンドの再結成って間違いなくお金が絡んでいるのは確かだけど、それ以上に“もう一度このメンバーで一緒にやれる喜び”があるはずだ。




2017年には5thアルバム“WEATHER DIARIES”を発表し、ライヴを観られただけでなく、彼らの新曲まで聴けるなんて、想像もしていなかった。




彼らの歩みを僕は“RIDEという名の旅”のように感じている。




昨日には復帰作第2弾で、通算6枚目のアルバム『ディス・イズ・ノット・ア・セイフ・プレイス』を発表した。


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新譜を聴きながら、



『ああ~~、ライドを好きで本当に良かった……』



なんて感慨にふけっていた。




僕は、彼らの音楽と生き方から、多くのことを学び続けている。









Seagull (1990)
https://youtu.be/In9yq3oNqCg


Leave Them All Behind (LIVE1992)
https://youtu.be/E2jRRXou_D4


Charm Assault (2017)
https://youtu.be/nW_lRP2RqX8


Clouds Of Saint Marie (2019)
https://youtu.be/BRv1I2a8CFE


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