NOMART “30th - Miracle vol.2 / On the Wall”オープニングパーティー
2019年8月24日(土)、大阪市内にあるギャラリーノマル(Gallery Nomart)にて行われたノマル30周年記念イベント。
“Miracle vol.2”と題された今回のオープニングパーティーで感じたことを書き綴っていく。
会場に入ると、過去30年間に発表された各作家の作品が壁一面に、所狭しと並んでいる。
そして、招待された多くの人、人、人……。
あまりの眩(まばゆ)さに終始圧倒されっぱなしで、まるでお伽(とぎ)の国のような非現実的な空間がそこに広がっていた。
一気に30年もの長い歴史を“魅せられた”ようだった。
地球や宇宙の歴史からすると、人間の一生なんて、ほんの一瞬。
だけど、人が積み重ねていく30年という年月は、果てしなく長い道程だ。
展示されている作品群だけでなく、この日集まった人たちとの“繋がり”がノマルという歴史の全てを物語っていた。
食事は高槻市にあるFOR THE TABLEというお店の提供で、味はもちろん、見た目も華やかだった!
オーナーの林聡さんとアーティストの方々。
パーティー中に行われた即興ライヴの模様。.es(ドットエス)のsaraさんと橋本孝之さん、それに詩人/美術評論家の建畠晢さんによるポエトリー・リーディングを展開。
林さんとノマルスタッフの皆さん。
手作りの“仮面ライダーバッジ”を身に付けている!(笑)
左から、1年ぶりに再会した台湾人作家のチャンさん、この日大活躍してくれたkikiさん、音楽誌などで執筆をされているキノシタさん、そして僕。
ノマルへ来る度に毎回ものすごい刺激を受けているが、この夜の出来事は「グワーーーッ!!」と脳天を直撃し、打ちのめされてしまった。
たった1日の出来事だったはずなのに、10年分ぐらいの体験をした気分だ。
パーティー中やこの後に参加させて頂いた二次会でも、僕はたくさんの人達と話しながら様々な思いを巡らせていた。
“続ける”ってことがどれだけ大変なのかを考えさせられたと同時に、好きなことを生業にするというのは、生半可な気持ちでは出来るわけがない。
オーナーの林さんや作家さん達の作品を観ていて、僕はそう感じていた。
実は、今回のブログはこのギャラリーノマル内で書いている。
一度、この空間で各アーティストの作品を肌で感じながら書いてみたいという衝動に駆られたためだ。
そこには、30年という途方もない時間の流れを感じると共に、作品を発表した作家さん達だけでなく、林さんをはじめとするスタッフの方々、それにアートが大好きなファンの人達が作り上げてきた歴史が、今もここに刻まれている。
.es LIVE
2012年11月24日
https://youtu.be/gaJCXmIKGig
2011年4月23日
https://youtu.be/kJvVFy-X92o
T9/2 18:30-0:00