“ドラマーEさんと映画『セッション』を自宅鑑賞”のつもりが……
昨日、友人Eさんと休みを合わせて映画『セッション』を自宅鑑賞した。
今回はこの音楽映画の話と、ドラムについての話。
……を書こうとしたのだが、ものすごく長文になってしまうので、今回はドラムの話だけに変更(汗)。
映画の感想はそれ一点に集中して書いた方が良いしね。いろんなテーマをダラダラ書いてたら文章が散漫になって、読み手が疲れるだけだし。
つ〜〜ワケで、今回はちょっと一息。
楽〜〜に読んでやって下さい。
Eさんとは昔ずっと一緒にバンドをやっていて、僕はギターを弾いて、彼はドラムを担当していた。
今思い返しても、『俺なんかとよく一緒にやってくれてたな』と思ったりするのだが、そこは彼の人柄のおかげでやれてたし、いろんなことがあったけれど、バンドをやる楽しさや難しさ、大変さを彼と共有できたのは、僕の中で貴重な財産となっている。
ここ数年、ジャズを聴く機会が増えてきて、最近はロックを聴きながらもまたジャズを聴く日々が続いている。
『何でジャズを聴くようになってったのかな?』と自問してみたら、多分、昔と違って自分自身の“音楽の聴き方”が変わってきたのだと思う。
“音楽を聴く幅を広げたい”というのも理由にあるのだが、十代の頃はボーカルやギター、それにピアノなどの高音域の楽器にばかり耳が行ってしまっていたのが、長い間ずっと音楽を聴いてるうちに、徐々にベースやドラムの低音域に神経を集中させて聴くようになっていったのが自分でも分かる。
そのため、一つ一つの楽器がより主張し合っているジャズというジャンルは“音の粒”を掻き分けるのに最適だと感じている。
21世紀に入ってからはPCひとつで簡単に作曲も演奏も出来てしまっているが、やはり僕は、ボーカル、ギター、ベース、それにドラムという、人間がその瞬間瞬間で創り上げていく“生身の音”が好きなんだろう。
その方が、より原始的な刺激を味わえるからなのかもしれない。
Eさんとドラムの魅力について話を聞いていると、ドラマーならではの面白い話を沢山教えてくれる。
Eさん曰く、
「ドラムはメロディーが無いからな。結局はメロディーが大事やから、それを前面に押し出してあげなあかんねん。自己主張し過ぎて前に出てばかりいるドラムはバランスを考えてないからあかんと思う」
とのこと。
普段は寡黙なEさんだが、口にする言葉はいつも要点を押さえていて、音楽の話だけでなく、どんな内容の話でも考えさせられることが多い。
そんなEさんに是非一度観てほしかった映画『セッション』の話は、また次回……。
やはり、一回でまとめるには無理があるな。
Whiplash
https://youtu.be/HJrTYOyXHA0
Still Continues.
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フレッチャー
「一回で記事をまとめられなかった?悔しいか?」
ニーマン
「いいえ」
フレッチャー
「悔しくないのか?!」
ニーマン
「…………悔しいです!!」
(次回へ続く)
映画『セッション』
https://youtu.be/w2_SAE4Rk4E
11/23 23:30-1:00