GUITAR / Honeysky (2004)
今回はドイツのデジタル・ジョッキー、ミハエル・ルックナーのプロジェクト、ギター(GUITAR )について。
ミハエル・ルックナーという方がされているプロジェクト名が“ギター”。検索しにくすぎる名前です、はい。
そんなミハエルさんのギターというプロジェクトが2004年に発表したのがこの“ ハニースカイ (Honeysky) ”で、日本人の赤柴亜矢子(アヤコ・アカシバ)さんのボーカルが全面にフィーチャーされている。
今でもたまに聴きたくなるアルバム。
僕はこのギター(←バンド名です)にハマッていた時期があって、彼らのアルバムを集めていたりもしたのだが、その中でも特別好きなのが2nd『ハニースカイ』だ。
一体どれだけの人がこのギターというバンドを知っているのか、そして、どれだけの人がこのバンドのことを好きなのか。多分……いや、きっと、ほとんどの人が彼らの音どころか、名前すらも知らないだろう。
ラップトップ(※今では当たり前となっている、折り畳みPC)世代のシューゲイザーで、全10曲。
アコースティック調の楽曲と、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン( MY BLOODY VALENTINE )ばりの幾重にも重なるサウンドの楽曲が交互に収録されていて、儚く尊い音像を織りなす。
このタイプの音楽が好きな人は、聴けば絶対気に入るはずなんだけどなぁ…。
以前に比べると、最近は音楽をじっくりと聴く時間が圧倒的に減ってしまったため、音楽への“想い”みたいなのが無くなってきたようにも感じていた。
だけど、久々このアルバムを流して眠りに就いたら、夢幻のサウンドに心が浄化されていくような、救われたような気持ちになったのだ。
僕にとってこの『ハニースカイ』は何年経っても特別な1枚で、『自分はまだ音楽が好きなんだ』ということを思い出させてくれたアルバムだ。
Escape
https://youtu.be/zkIhIMxquBg
Honeysky
https://youtu.be/6bCPpYBTWqI
Free
https://youtu.be/VH_mItNen6M
Smile!
https://youtu.be/AX2SYm55Xx0