シューゲさんのまったり音楽日記

洋楽中心に1記事につき3〜5分程度で読める内容にしているので、気になったミュージシャンがいれば添付してある音源をご視聴頂けたら幸いです。

ピンク・フロイド『光〜PERFECT LIVE!』絶響上映(2019.11.25)

2019年11月25日(月)、大阪にあるZepp難波でピンク・フロイド(PINK FLOYD)のライヴ絶響上映に行ってきた。



『光〜PERFECT LIVE!』という邦題が付けられたこの映像は1988年頃のワールドツアーを記録したもので、観るのは初めてだった。

バンドの脳であるロジャー・ウォーターズ脱退後、残された3人で再出発してからのツアーで、この時に最後の来日をしているという。




会場内の年齢層は…………高けぇぇぇっ!!


……と、大御所バンドのライヴやイベントの度に毎回同じリアクションをとってしまうのである(笑)。


この絶響上映でフロイド関連のイベントが多いのを見る度に、日本でもこのバンドって熱狂的なファンが沢山いるのだなと思ってしまう。






ライヴは“Shine On You Crazy Diamond”からスタート。



ステージでは左にギター&ボーカルのデヴィッド・ギルモア、中央にドラムのニック・メイスン、そして右にキーボード&コーラスのリチャード・ライトが一列に並んでいる。

ロジャー・ウォーターズとのゴタゴタで当時はサポートメンバー扱いされていたリチャード・ライトもちゃんと正規のメンバーとして加わっているのが嬉しかった。

リチャード・ライトは物凄く老け込んでいるように見える。苦労してたんだろうな……。



94〜95年のワールドツアーでも使用されていた巨大円形スクリーンが既に使われていたのは驚きだったが、曲のイメージ映像もいくつか使い回していたのは更に衝撃的だった。

87年発表のアルバム『鬱(うつ)』の楽曲を中心に演ってたようだが、やはり代表曲を演奏する度に会場は盛り上がってしまう。映像の中のお客さん達も、そして僕達も一曲終わる毎に拍手喝采だった。


このツアーからサポートメンバーの人数が大幅に増えたとのことで、観ているとこれも主に90年代のツアーメンバーと基本的には変わらないようだ。

デヴィッド・ギルモアの左側に居る女性コーラス隊が華やかで、特に一番右に居たショートカットの人がやたらセクシーというか、目が釘付けになってしまった。この人、調べてみたらレイチェル・フューリーという名前らしい。
(記事下に貼付してある映像でご確認下さい)



ロジャー・ウォーターズが脱退してからのフロイドは“デヴィッド・ギルモア・バンド”という感じがする。

それにしても、初期リーダーだったシド・バレット以外のメンバーは見た目も華やかでは無いしパッとしない人達なのに、これだけデカいスタジアムを埋め尽くすだけの力があるのに圧倒されてしまう。

映像を観ていて感じたのは、自分達でピンク・フロイドという名のモンスターを創り上げてしまったんじゃないかと思ってしまったし、きっとそうなんだろう。


映像越しでもスタジアムの熱狂が伝わってくる。



僕自身も個人的に最高だと思えるライヴをいくつか観てきたが、一回のライヴで何万人ものファンを熱狂させることのできるバンドやミュージシャンはほんの一握りしかいないんだと感じているし、何より時代を超えて人々に愛され続ける楽曲の偉大さというのを今回見せつけられた気がした。





ピンク・フロイド、もう再結成は無いかもしれないが、もし実現したら日本に来てほしいと節に願う。












The Great Gig In The Sky (LIVE1988)
https://youtu.be/2-DvI9Ljeg4


On The Turning Away
〜 Wish You Were Here (LIVE1988)
https://youtu.be/FwbjNovSWAs


Comfortably Numb (LIVE1988)
https://youtu.be/4mQbe_DZKNs


Run Like Hell (LIVE1988)
https://youtu.be/B-Bes7ZAif0



Please take care.