シューゲさんのまったり音楽日記

洋楽中心に1記事につき3〜5分程度で読める内容にしているので、気になったミュージシャンがいれば添付してある音源をご視聴頂けたら幸いです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

祝!ブログ4周年!!

2017年11月29日から始めた当ブログも4周年を迎えた。(この間、何度ブログを辞めようと思ったことか……) 2021年は手術したりと相変わらず波瀾万丈だったが、振り返ってみると良い1年だったな。残りあと17日か……。やれるだけのことはやっていこ! そんなわけで…

MANSUN (マンサン)

先月、11月29日に当ブログは4周年を迎えた。5年目に突入した一発目は、90年代後半にイギリスでデビューしたバンド、マンサン(MANSUN)について。 マンサンは当時から好きだったが、今再び僕の中でバンドへの熱が上がってきている。 2ndアルバムの“SIX”なんか…

SIXPENCE NONE THE RICHER (シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー)

先日、仕事中にラジオから突然聴き覚えのある爽やかなギターが流れてきて、何の曲だったかなと思い出したのがこのシックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの代表曲“Kiss Me”だった。『うわー、懐かしいな!』なんて思いながら耳を傾けていた。……が、昔聴いた時…

Snail Mail / VALENTINE (2021)

スネイル・メイル(Snail Mail)ことリンジー・ジョーダンがニューアルバム“VALENTINE”をリリースした。以前、当ブログでもデビュー間もない彼女のことを書いた。が、あれから時々チェックしてはいたが新曲が一向にリリースされず、気がつくと2年以上もの歳月…

BLACK GRAPE (ブラック・グレープ)

10月中はやっていることがサクサク進み過ぎていたのと、先週まで刺激的な出来事が続いていたせいか、今週はテンション落ち気味な日々を過ごしている。調子の波があまり極端にならないよう気をつけてはいるんだけどな……。 こういう時にテンションの上がる曲を…

SPARKLEHORSE (スパークルホース)

執筆中はひたすらレディオヘッドを流し、通勤中は殆どザ・ミュージックばかり聴いて過ごす日々が続いていたため、新しい音楽や知らないバンドを聴くことがあまりなかった。……が、つい先日Spotifyで音楽を聴いていると、耳馴染みの良い曲が流れてきたので思わ…

すぎやまこういちさんに捧ぐ

すぎやまこういちさんが逝去したと知り、ゲーム『ドラゴンクエスト』の音楽について個人的な思い出を書き綴る。 初めてこのゲームの楽曲を聴いたのは物心ついた頃に友達が『ドラクエⅠ』をプレイしていた時だった。 ラダトーム城の曲が流れていた時、『こんな…

新しい音楽を聴いてないので……

最近またフィル・コリンズ(Phil Collins)をよく聴いている。 音楽をじっくり聴く時間がないため、今は通勤途中や執筆中にSpotifyで流していることが多くなった。対峙して音楽を聴くとなると全神経を注がなきゃならないから、BGMとしても楽しめるフィル・コリ…

PIA FRAUS / NATURE HEART SOFTWARE (2006)

今回はエストニアのシューゲイザーバンド、ピア・フラウス(PIA FRAUS )が2006年に発表したアルバム“NATURE HEART SOFTWARE”ついて。 普段はイギリスやアメリカのロックを中心に聴いてはいるが、特にシューゲイザーに関しては国境も関係ないというか、この日…

Charlie Watts (チャーリー・ワッツ)

2021年8月24日に逝去したローリング・ストーンズ(THE ROLLING STONES)のドラマー、チャーリー・ワッツ。 https://news.yahoo.co.jp/articles/8f3d6f7cfc421fa339d08bd2d884ebca52373786 (『チャーリー・ワッツ死去』の記事)https://news.yahoo.co.jp/article…

DELAYS / Hey Girl

ディレイズ(DELAYS)については以前にも書いたのだが、今回は“Hey Girl”という初期のシングル曲について個人的な想いを少しばかり書き綴る。 たまに無性に聴きたくなるこの曲。UKロック特有の叙情的なメロディーと甘酸っぱいボーカル。間違いなく僕がディレイ…

AMUSEMENT PARKS ON FIRE / AN ARCHAEA (2021)

アミューズメント・パークス・オン・ファイア、まさかの4thアルバム発表!3rd“ROAD EYES”から11年ぶりの新作だが、その間に活動休止と再開を挟みながらもシングル曲を発表していたため、アルバム制作に至るまでの流れは至極当然だったのだろう。 当ブログで…

THE DEPRECIATION GUILD / SPIRIT YOUTH (2010)

最近はBGMとして音楽を聴くことが多いため、聴き心地の良いドリームポップを流している。 ザ・デプレシエーション・ギルド(THE DEPRECIATION GUILD)の2nd“SPIRIT YOUTH”はそんな今の僕の心情にピタリと寄り添ってくれるアルバムだ。ペインズ・オブ・ビーイン…

Japanese Breakfast / JUBILEE (2021)

ここのところ2010年代以降に登場したアーティストの曲をよく聴いており、特に先日発表されたばかりのジャパニーズ・ブレックファーストのニューアルバム“JUBILEE (ジュビリー)”を何度もリピートしている。「聴いている」とはいっても何かとやることが多いた…

THE ROLLING STONES / VOODOO LOUNGE in JAPAN (1995) “人生を変えた出来事”

つい先日、無性にストーンズのライヴDVDを観たくなり、4枚組DVD『ライヴ・リックス』(2002~03年のツアー映像)に収録されているスタジアム公演を観賞した。軽い気持ちで観始めたが、この映像を観ているうち、初めて僕がロックにのめり込んだ時のことを思い出…

橋本孝之さんへ……

以前、親しくして頂いたミュージシャンの橋本孝之さんが5月10日に永眠された。僕が知ったのは先週のことで、あまりに突然すぎたため、暫く放心状態になってしまった。 僕が彼と交流を持っていたのは1年8ヵ月程だった。しかし、会っていない間もたまに彼のこ…

beabadoobee / Last Day On Earth (2021)

最近は音楽を聴く時間がめっきり減っていて新譜のチェックもろくにできていなかったため、ビーバドゥービー(beabadoobee)のこのニューシングルの存在も昨夜知ったばかりだ。元々、アコギを掻き鳴らして自室で曲作りしていた彼女らしく、コロナ禍においても変…

MEEKS / BEATLESS -shoegazer covers of THE BEATLES- (2013)

数あるビートルズのカバーアルバムの中で、個人的に一番のお気に入りがこのアルバムだ。ビートルズ好きな人、シューゲイザー好きな人に超お勧め。どっちも好きな人にはたまらんアルバムだ。迷わず盤で購入すべし。“THE BEATLES”とマイブラの“LOVELESS”を掛け…

RELUCTANCE (リラクタンス) 〈John Squire's Skunkworks〉

前々回にジョン・スクワイア率いるシーホーセズのアルバムについて書いたが、ついでに解散後に結成されたジョンの新バンドの音源をYou Tubeで聴いていたので、今回はそのリラクタンス(RELUCTANCE)について書き綴っていく。 99年初頭に突如シーホーセズを解散…

CORNERSHOP (コーナーショップ)

コーナーショップを知ったのは世界的大ヒットを飛ばした“Brimful Of Asha(『ブリムフル・オブ・アーシャ』と読む)”をラジオで聴いた時だった。 (3rd“When I Was Born For The 7th Time”) ビートルズをはじめ、世界中でインド音楽や文化に傾倒しているバンド…

THE SEAHORSES / DO IT YOURSELF (1997)

先週だったか、当ブログの下記にある【注目記事トップ5】にシーホーセズの幻の2ndアルバム“Minus Blue”がランクインされていたのを目にし、『久しぶりに聴いてやるか』と軽い気持ちで彼らの音源を再生したのだが、それからというもの毎日聴くようになってい…

OWL CITY / OCEAN EYES (2009)

ジャケットに写る真っ青な海と空を見て迷わず購入したアウル・シティー(OWL CITY)のメジャー1stアルバム“OCEAN EYES”。CDから流れる音もアートワークそのままの爽やかな楽曲群で構成されており、当時はヘビロテしていたほどお気に入りの1枚だった。 アウル・…

YOUNG HERETICS / We Are The Lost Loves (2010)

10年程前に店頭で偶然目に止まった、2人の若い男女の写真。裏返すと、角が描かれた馬が淡い大地を歩いている。 そして、アルバムの帯にはピンク色の文字で大きく“COCO HEART”と書かれており、“COCO(ここで)HEAR(耳を傾ける)ART(アートに)”との説明が記載され…

THE PAUL BUTTERFIELD BLUES BAND / EAST WEST (1966)

今回はポール・バターフィールド・ブルース・バンド(The Paul Butterfield Blues Band)が1966年に発表した彼らの2ndアルバム“EAST WEST”について。 このアルバムについて書こうと決めたのは、昨日、今年初のディスクユニオン大阪へ行った時のこと。 レコード…

PINK FLOYD (ピンク・フロイド) Part2

最近、またピンク・フロイド(PINK FLOYD)をよく聴いている。というのも、先日、夕日を眺めながら彼らの代表曲“Wish You Were Here”を聴いていたら、感極まり、自然と涙が流れていたからだ。これまでに何度も聴いたはずなのに、胸に染み込んできたというか、…

LUSH / TOPOLINO (1996)

今回はラッシュ(イギリスの“LUSH”の方ね)が1996年に発表した来日記念盤“TOPOLINO(トポリーノ)”について書き綴る。 リアルタイムでは聴いてはいなかったし、そもそも彼女達の存在すら知らなかったが、それでも僕にとってラッシュというバンドは思い出深く、一…

THE DOORS (ザ・ドアーズ)

昨夜、映画『ザ・ドアーズ』を観賞した。ということで、今回はザ・ドアーズ(THE DOORS)について。 ドアーズの映画は昔から知ってはいたが『観よう、観よう』と思いながらかなりの年月が経ってしまっていた……。ドアーズのアルバムは高校生の頃から聴いていた…

Billy Idol / The Very Best Of Billy Idol : Idolize Yourself (2008)

今回は、先月後半によく聴いていたビリー・アイドル(Billy Idol)のベストアルバムについて書き綴る。 ↑ (このファッキューでサノバビッチな佇まい……イカシてるぜ!) 初めて僕がビリー・アイドルを知ったのはキアヌ・リーブス主演の映画『スピード』だった。…

REVOLVER / Cold Water Flat (1993)

今回はリヴォルヴァー(REVOLVER)が1993年に発表した唯一のフルアルバム“Cold Water Flat”について書き綴る。 シューゲイザーという音楽が好きな人、または「シューゲイザーって何?けど、かっこいい音楽ないかな」と探している人、そういう人達は一度このア…

GUIDED BY VOICES (ガイデッド・バイ・ヴォイシズ)

ガイデッド・バイ・ヴォイシズ(GUIDED BY VOICES )を初めて知ったのは、確か2004年頃に発行されたクロスビート誌のインタビュー記事だった。中心人物のロバート・ポラードという人が教師(高校で数学を教えていたと記憶しているが、記憶違いかも…)をしながら…