My Favorite SHOEGAZE / DREAM POP ALBUM top26〜30
今回はシューゲイザー/ドリームポップのアルバムトップ26〜30までをご紹介。
ルールは前回までと同じ。
・1バンドにつき1作品まで。
(マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのみ既に2作品出てしまっているが、そこは多目に見てやって下さい……汗)
・オリジナルスタジオアルバムのみ。
(シングル集やミニアルバム、EPなどは含まない)
・人によっては「シューゲイザーやドリームポップとは違うんじゃないのか?」と思われるアルバムもあるかもしれないが、個人的なランキングなので、悪しからず。
……というワケで、トップ26〜30スタート!
26. MINIPOP / A New Hope (2007)
一口に“ドリームポップ”という表現を用いても、そこには数え切れないほどいろんなタイプのサウンドがある。……が、これほどピッタリ当てはまるバンドもなかなかいないと個人的には思っている。ドリームポップに必要不可欠なのは美しいメロディーで夢見心地にさせてくれる世界観で、このミニポップのアルバムは聴いていると頭の中がとろけそうになってくるほどに甘い。
Ask Me Question
https://youtu.be/rKoQ2WYS6os
27. WAR ON DRUGS / Lost In The Dream (2014)
“シューゲイザー/ドリームポップ”という曖昧なジャンルを改めて考えてみて、人によってその印象は全く異なるものだと感じている。このウォー・オン・ドラッグスも聴く人によっては「違う!」と言われそうだし、どっちかというとブルースロックの進化系という印象も拭えないが、全編に渡ってドリーミーな音に包まれているのは否定しようも無いと感じたので入れてみた。渋い歌声が意外と合っているのも、他にこういうバンドがいないんじゃないかな。
Suffering
https://youtu.be/rJD00v7RwoM
28. AIRIEL / The Battle Of Sealand (2007)
90年代初頭のマンチェスター出身バンドが好きなら絶対気に入るのでは、というサウンドを鳴らしているバンド、エリアル。ぶっちゃけて言うと、それらのバンド勢よりも遥かに洗練された音作りをしていて、1音1音が非常に繊細で、どの楽曲も勢いがあるのにひたすらメロディーで攻める姿勢が良い。
Thinktank
https://youtu.be/ytSHrV7iM30
29. DAYSLEEPERS / Drowned In A Sea Of Sound (2008)
エリアルと同じく、このアルバムも美メロ好きにはたまらない。アートワーク通りの“水中で弾けるような音”が鳴り響く。ちなみにこのデイスリーパーズはザ・スミスの“There Is A Light〜”のカバーもやっていて、これがまた秀逸だったりする。
Twilight Bloom
https://youtu.be/wUnE-rIlX_s
30. FLYING SAUCER ATTACK / Further (1995)
全編に渡り深いエコーをかけており、少し不気味さを感じさせるアルバム。これまで紹介してきたアルバムはどれも美メロ系で統一できるものばかりだったが、これに関してはアンビエントミュージック(環境音楽)に近い感覚だと思っている。
Rainstorm Blues
https://youtu.be/0GOQY3lT8iU
……という感じでやっと30枚までまとめたが、こうして聴き返しているとやはりオリジナル・シューゲイザーと呼ばれる90年前後に登場したバンド勢の方が印象に残る人達が多いと感じている。
世間の評価とは関係なく、完全に僕の主観で選んではいるが、『ああ〜、このアルバムはランキングに入れても良かったんじゃないか?』とかなり悩みながら取捨選択している。
今回のランキングに入れても良かったかなと思っているのは、サンデイズ、マジー・スター、それにシュガーなんかは悩んだ末に外してしまった。これらが入るなら上位に来るのだが、なんだかもうグチャグチャ。既にトップ50でも何でも無くなっているのである(苦笑)。
新型コロナウイルスが猛威を奮っている日々の中、こんな記事を載せていいのかと悩んだりしていたが、毎日、暗いニュースばかりだしね。
正直言って僕自身もかなり参っているが、こんな時こそ楽しい気分になれるよう感情をコントロールせねば、という気持ちにもなっている。
後から振り返ったら『この時期があったから今の自分がいるんだ』と思えるようにしたい。
では、また次回お会いしましょう♪
T4/10 21:00-0:00