シューゲさんのまったり音楽日記

I'm “Shoege san”. I'm music bloger. 個人的にお勧めの音楽やライブ体験記、それに日常の面白そうな出来事をひたすら書き連ねてます。コメントを頂いたら、お返事できそうなものだけさせていただくので、宜しくお願いします。

PRIMAL SCREAM / Give Out But Don't Give Up(The Original Memphis Recordings) (2018)

どうも、皆さん。

昨夜のブログを書き終えた後、ミネラルのチケットを買いにコンビニへ行くと、暗闇の中からイニエスタみたいなオジサンが突進してきたので思わずうろたえてしまったシューゲさんです(笑)。

まあね、イニエスタは現在ヴィッセル神戸に所属しているし、大阪市内に出没しても何ら不思議は無いからね。

前方から迫ってきた時、妙にファンタジスタな動きしてたから一瞬ホンマにイニエスタかと思っちゃったぐらい似てたよ。髪型も似てたし(笑)。



……って、今回の記事にイニエスタもヴィッセル神戸も楽天も三木谷社長も全て関係ねえっ!!
(しつこくてスンマセン!汗)







今回は、プライマル・スクリーム(Primal Scream)が94年に発表した4thアルバム“Give Out But Don't Give Up”のオリジナルヴァージョン、その名も“Give Out But Don't Give Up (The Original Memphis Recordings)”です。

……って、タイトルくそ長げぇっ!!


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94年に発表されたアルバムのオリジナルヴァージョンということで、その前年(93年)にアメリカで録音されたけど、ボツにしちゃったもの。その音源をまとめたものが今年に入り、やっと日の目を見ることができたのが本作品だ。



以前にも書いたけど、プライマル・スクリームって昔は苦手だった。

理由は、“何でも出来る、器用すぎる人達”だからだ。

91年に発表した“アシッドハウス”と呼ばれるダンスミュージックのアルバム“SCREAMADELICA”をはじめ、アルバムを発表する毎にエレクトロニカだったりロックンロールだったりと全く違う音楽性に行ったり来たりしているのも『フラフラしていて一貫性が無い』なんて当時は思ってたし。

それに、プライマルのアルバムってどれも“しつこい”イメージがあったからだ。
(実際、どのアルバムもかな~~~~りしつこいです 笑)



プライマル・スクリームは古典的でストレートなロックンロールアルバムも何枚か発表していて、その中の1枚がこの『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』で、シングルカットされた“Rocks”のPVを観た時、「なんやコレ?!ストーンズそっくりやんけ!!」とホンマにツッコんでしまったほどだ。
(注:プライマルファンの皆さん、怒らずに最後まで読んで下さい 汗)


90年代にデビューした“古い時代のブルースやロックンロールを継承するバンド”で真っ先に思い出すのがブラック・クロウズなんだけど、彼らはちゃんとルーツに根差した音楽をやっていたから、ハードロックやサイケデリックに走っても、どれも“ブラック・クロウズの音”になってたのが分かるから好きだった。

それに対して、プライマル・スクリームはダンスミュージックをやれば本格的なダンスミュージックになり、エレクトロニカ路線へ突っ走ったら超本格的なエレクトロニカ(+パンク)になったり、そしてロックンロールをやればローリング・ストーンズばりの本格的なロックを演奏している。

これって、何だか“芯が無い”と感じたんよね。


実際、ブラック・クロウズのボーカル、クリス・ロビンソンがプライマルのことを「何だかウソっぽいよな」と発言していて、これには僕も同感だった。

僕自身が不器用な性格もあるからか、器用に何でも出来る人って苦手意識があったんだと思う。



そんな僕がプライマル・スクリームの魅力に気付いたのは彼らのライヴを生で観てからで、その時に初めて『何でもやれる人達だけど、そのどれもが物凄いクオリティーなんだ!!』とようやく理解できたんだから、先入観無しにもっとちゃんと聴いとくべきだったと後悔したよ。





そういうワケで、今作品のオリジナルヴァージョンを聴いた正直な感想。


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……う~~む、ザ・ローリング・ストーンズ!!(笑)



ストーンズ黄金期と呼ばれる68~73年頃にヒジョ~~によく似ている。


特に72年作“Exile On Main Street(メインストリートのならず者)”の雰囲気にそっくり。


……が、やはりコレが物凄くクオリティーが高いのだ。


94年に発表されたヴァージョンとはビートやアレンジが違ったりしていて、個人的にはお蔵入りになってしまった今作の方がお気に入りだったりする。


「ストーンズに似ている」と言っても、70年代のミック・ジャガーの歌い方から影響を受けているとはいえ、ちゃんとボビー・ギレスピーの声で歌っているのが分かるし。

ギターに関してもキース・リチャーズ&ミック・テイラーの“黄金のグルーヴ”を継承してはいるが、プライマルのギタリスト、アンドリュー・イネスの技量があるからこそ、これだけのことがやれるんだろうし。ホント、凄いわ。


ゴスペル調の楽曲あり、レイドバックしたサザンロックあり、そして、“Rocks”と“Jailbird”は最高のロックンロール・ナンバーだ。


それと、このアルバムは2枚組で、ディスク2には当時のセッション音源が残されており、これもお蔵入りにしたのが勿体なさすぎるほど素晴らしい出来映えだったりする。


僕もストーンズやオールマン・ブラザーズ・バンドをはじめとする60年代後半~70年代前半のブルースロックが大好きだけど、このプライマルのアルバムはレジェンドバンド達の名盤とも全く引けをとらないよ。




今回、お蔵入りされたこのアルバムと94年に発表された『ギヴ・アウト~』を改めて聴いてると、クリス・ロビンソンと過去の自分に言ってやりたくなる。


「確かにプライマル・スクリームはいろんなことをやってるけど、このレコードは最高のロックンロールアルバムだから、とりあえず頭を真っ白にして聴いてみ!!」ってね。








Rocks
https://youtu.be/Z3ZCZjhjguA


Big Jet Plane
https://youtu.be/4Sed4hfhxkM


Jailbird
https://youtu.be/nOAeg-Xrl7k


Rocks(LIVE)
https://youtu.be/jSUmLtWrI3g


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