シューゲさんのまったり音楽日記

I'm “Shoege san”. I'm music bloger. 個人的にお勧めの音楽やライブ体験記、それに日常の面白そうな出来事をひたすら書き連ねてます。コメントを頂いたら、お返事できそうなものだけさせていただくので、宜しくお願いします。

THE STONE ROSES(1989)

80~90年代のイギリスを代表するバンド、ザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)。

当ブログ内でもストーン・ローゼズの話は度々出ているし、ギタリストのジョン・スクワイアについても以前ガッツリ書かせて頂いたが、バンドに焦点を当てて書いたことが無いので、今回やっと登場だ。



(以前書いたJohn Squireの記事)
https://shoegazer1990.hatenablog.com/entry/2018/09/04/005906?_ga=2.94949212.1947094162.1523076954-1379661237.1511483358







……ということで、今回は彼らのデビューアルバムである“The Stone Roses”について、僕の思い出を書き綴っていく。
(89年当時の邦題は『石と薔薇』です)


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18歳の頃、当時通っていたレコード店の店長に「80年代以降のお勧めのバンドって何かありますか?」と質問し、「あるよ。ストーン・ローゼズ」と即答で言われたバンド名だ。


それまでもストーン・ローゼズという名前はCDショップで見かけて知っていたが、ガンズ・アンド・ローゼズローリング・ストーンズのパクリバンドなのかと単純な発想で勝手に嫌悪感を示してしまっていたので、まさかこのバンドを紹介されるとは思ってもいなかったのである(汗)。


シングル“Sally Sinnamon(サリー・シナモン)”を狭い店内で聴いた僕は、見たことも無い外国のレンガ造りの古い町並みが脳裏に浮かびあがったのを今でも覚えている。


『サリー・シナモン』を気に入り、直ぐに彼らが残した2枚のアルバムも購入した。
(2ndアルバム“Second Coming”についてはまたいつか書こうと思う)






僕は物心ついた頃にサイモン&ガーファンクルを聴いて育ったのもあり、この1stアルバムには同じような“匂い”がしたのを覚えている。
(多分、『スカボロー・フェア』のメロディーを拝借したM7“Elizabeth My Dear”が収録されているのもあるからだろう)



あと、ここで紹介している曲順は89年発売ヴァージョンなので、再発時に追加された2曲(“Elephant Stone”と“Fools Gold”)は無し、ということで。







M1“I Wanna Be Adored”の歌詞を見た瞬間から「憧れられたい、崇拝されたい」と大胆過ぎて、まるで聴き手を催眠術にでもかけるような幕開けだ。


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M2“She Bangs The Drums”では「未来はこの僕のもの。きみはもう時代遅れさ」という、古いものを捨て去り、先へと前進していく宣言が続くのは刺激的だった。



楽曲もギタリストのジョン・スクワイアが手掛けたアートワークをそのまま音にしたかのようで、炭酸飲料を飲んだ時のように“シュワ~~ッ!”と身体中に染み込んできたのを覚えているし、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の甘酸っぱい“香り”も漂ってくるような、そんなサウンドに包まれていた。



このアルバムは全曲大好きなんだけど、特にお気に入りなのがM3“Waterfall”で、シンプルなアルペジオのギターなのに、何故かずっと聴き続けたくなる万華鏡のようなグルーヴがたまらない。

ウォーターフォール』は“滝”という意味で、キラキラと輝く滝が流れているようだった。

これとM4“Don't Stop”の流れも最高で、“2つで1つの曲”だと僕は思っている。もちろん、単体でも超名曲なんだけどね。



このアルバムはレコードで言うとA面に当たる流れが特に大好きで、M5“Bye Bye Badman”までの流れはそれこそ何度も何度も、もう何回聴いたか分からないぐらい聴きまくった。







B面に当たる後半のM8“Made Of Stone”では、肌寒い冬の、冷たい風が吹き荒(すさ)ぶ。


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M10“This Is The One”は一番好きな美メロ曲のひとつだ。
(余談ですが、当時の邦題は『これだ!』でした 笑)



そして、ラストM11“I Am The Resurrection(僕の復活)”では「僕は復活、僕は生命そのもの」と最後の最後まで大胆な宣言をしたまま、大団円を迎える。







完璧な流れだ。







このアルバムは89年のイギリスを映し出した“鏡”みたいな作品なんだと感じる。


89年当時のイギリス、それもマンチェスターという工業都市の、薄暗い雲に覆われた町並みや人々の生活が記録されているような、そんなアルバムだ。


そして、そこから、退屈な日常から抜け出そうとしている四人の若者たちの記録でもある。




日本に住んでいる僕達でも、遠く離れた異国の人々を想像させてくれるロックミュージックだ。



使っている言葉は違っても、良いメロディーや魂(ソウル)ってのは、国境を越えて心の琴線に触れてくるものなんだ、と今でもローゼズの連中は僕に教えてくれる。



この作品を聴く度、そんな気がする。









She Bangs The Drums
https://youtu.be/wD6Pq0bSMPo


Waterfall
https://youtu.be/7NrLBlw9WZE


Bye Bye Badman
https://youtu.be/4ELIXlBV6kw


Made Of Stone
https://youtu.be/K9rNxab2pRM


Waterfall ~ Don't Stop(LIVE2013)
https://youtu.be/BDZ56IIYnZI


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