THE STONE ROSES(1989)
80~90年代のイギリスを代表するバンド、ザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)。
当ブログ内でもストーン・ローゼズの話は度々出ているし、ギタリストのジョン・スクワイアについても以前ガッツリ書かせて頂いたが、バンドに焦点を当てて書いたことが無いので、今回やっと登場だ。
(以前書いたJohn Squireの記事)
https://shoegazer1990.hatenablog.com/entry/2018/09/04/005906?_ga=2.94949212.1947094162.1523076954-1379661237.1511483358
……ということで、今回は彼らのデビューアルバムである“The Stone Roses”について、僕の思い出を書き綴っていく。
(89年当時の邦題は『石と薔薇』です)
18歳の頃、当時通っていたレコード店の店長に「80年代以降のお勧めのバンドって何かありますか?」と質問し、「あるよ。ストーン・ローゼズ」と即答で言われたバンド名だ。
それまでもストーン・ローゼズという名前はCDショップで見かけて知っていたが、ガンズ・アンド・ローゼズとローリング・ストーンズのパクリバンドなのかと単純な発想で勝手に嫌悪感を示してしまっていたので、まさかこのバンドを紹介されるとは思ってもいなかったのである(汗)。
シングル“Sally Sinnamon(サリー・シナモン)”を狭い店内で聴いた僕は、見たことも無い外国のレンガ造りの古い町並みが脳裏に浮かびあがったのを今でも覚えている。
『サリー・シナモン』を気に入り、直ぐに彼らが残した2枚のアルバムも購入した。
(2ndアルバム“Second Coming”についてはまたいつか書こうと思う)
僕は物心ついた頃にサイモン&ガーファンクルを聴いて育ったのもあり、この1stアルバムには同じような“匂い”がしたのを覚えている。
(多分、『スカボロー・フェア』のメロディーを拝借したM7“Elizabeth My Dear”が収録されているのもあるからだろう)
あと、ここで紹介している曲順は89年発売ヴァージョンなので、再発時に追加された2曲(“Elephant Stone”と“Fools Gold”)は無し、ということで。
M1“I Wanna Be Adored”の歌詞を見た瞬間から「憧れられたい、崇拝されたい」と大胆過ぎて、まるで聴き手を催眠術にでもかけるような幕開けだ。
M2“She Bangs The Drums”では「未来はこの僕のもの。きみはもう時代遅れさ」という、古いものを捨て去り、先へと前進していく宣言が続くのは刺激的だった。
楽曲もギタリストのジョン・スクワイアが手掛けたアートワークをそのまま音にしたかのようで、炭酸飲料を飲んだ時のように“シュワ~~ッ!”と身体中に染み込んできたのを覚えているし、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の甘酸っぱい“香り”も漂ってくるような、そんなサウンドに包まれていた。
このアルバムは全曲大好きなんだけど、特にお気に入りなのがM3“Waterfall”で、シンプルなアルペジオのギターなのに、何故かずっと聴き続けたくなる万華鏡のようなグルーヴがたまらない。
『ウォーターフォール』は“滝”という意味で、キラキラと輝く滝が流れているようだった。
これとM4“Don't Stop”の流れも最高で、“2つで1つの曲”だと僕は思っている。もちろん、単体でも超名曲なんだけどね。
このアルバムはレコードで言うとA面に当たる流れが特に大好きで、M5“Bye Bye Badman”までの流れはそれこそ何度も何度も、もう何回聴いたか分からないぐらい聴きまくった。
B面に当たる後半のM8“Made Of Stone”では、肌寒い冬の、冷たい風が吹き荒(すさ)ぶ。
M10“This Is The One”は一番好きな美メロ曲のひとつだ。
(余談ですが、当時の邦題は『これだ!』でした 笑)
そして、ラストM11“I Am The Resurrection(僕の復活)”では「僕は復活、僕は生命そのもの」と最後の最後まで大胆な宣言をしたまま、大団円を迎える。
完璧な流れだ。
このアルバムは89年のイギリスを映し出した“鏡”みたいな作品なんだと感じる。
89年当時のイギリス、それもマンチェスターという工業都市の、薄暗い雲に覆われた町並みや人々の生活が記録されているような、そんなアルバムだ。
そして、そこから、退屈な日常から抜け出そうとしている四人の若者たちの記録でもある。
日本に住んでいる僕達でも、遠く離れた異国の人々を想像させてくれるロックミュージックだ。
使っている言葉は違っても、良いメロディーや魂(ソウル)ってのは、国境を越えて心の琴線に触れてくるものなんだ、と今でもローゼズの連中は僕に教えてくれる。
この作品を聴く度、そんな気がする。
She Bangs The Drums
https://youtu.be/wD6Pq0bSMPo
Waterfall
https://youtu.be/7NrLBlw9WZE
Bye Bye Badman
https://youtu.be/4ELIXlBV6kw
Made Of Stone
https://youtu.be/K9rNxab2pRM
Waterfall ~ Don't Stop(LIVE2013)
https://youtu.be/BDZ56IIYnZI
ザ・ストーン・ローゼズ-20th アニヴァーサリー レガシー・エディション
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【番外編】“2019年は『AKIRA』の年!”の巻
今日で2月も終わりか……早いのぅ~~。
どうも、皆さん。
最近になってまた新しいことを色々とやり始めているシューゲさんです。
さっきまでジムに行って筋トレしてました。
このままの勢いで、1日も早くクリスティアーノ・ロナウドばりの腹筋を手に入れよう♪
(クリロナは1日6,000回の腹筋をやってるっつ~~の!笑)
先週の話。
Eさんと電話してたら、漫画『AKIRA(アキラ)』の話になったので、そのことについて書いていこうと思う。
『AKIRA』といえば、アレですよ、アレ!
2020年の東京オリンピックをズバリ的中させた漫画なんですよ!
連載開始が1982年…………ノストラダムスより、よっぽど凄い!!(笑)
オリンピックの組織委員会スタッフがAKIRAファンなんじゃねえの?!と勘ぐったほど驚きだった。
しかし、そんな話ではなく、盛り上がったのはこの作品に登場した“おばさん”こと“チヨコ”の話。
このチヨコさんはめちゃくちゃ強くて、銃を所持してる相手すらその瞬発力で、一瞬で懐に飛び込めるスピードの持ち主だったりする。
しかも、腕っぷしも強い!!
更に、銃器も使いこなせるという、正に最強キャラ!!
俺もチヨコを見習って身体を鍛えなきゃな~~と思う。
……って、このチヨコさん、映画では登場してないんよね。
そりゃ~~出てきたら最強過ぎて話にならんだろう(笑)。
つ~~か、『AKIRA』は世界中で人気のある作品で、フツーは主人公の金田くんや彼の所有しているバイク、それに鉄雄についてファンは語り合うだろうけれど、チヨコについて熱く語ってるのって俺だけのような気がする……!!
なんてことを電話でひたすら語っていたのである(笑)。
この映画をはじめ、『ブレードランナー』とか80年代に作られた近未来SF作品の世界観って大好きだな~。
なんか、80年代臭さを残しつつも、一方ではめちゃ未来的な雰囲気が漂っているというギャップが好きだったりする。
明日からはまた音楽話に戻ろ(笑)。
金田のテーマ
https://youtu.be/hpDvtIt6Lsc
夜の暴走シーン
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AKIRA 〈DTS sound edition〉 [DVD]
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【番外編】“新しいイヤホン”の巻
今回は、近況を2つほどだらだら書いていこ。
最近またイライラが酷い!
あまりに下らないことでイライラしてる。
……と自分でも分かっているんだけど、一度怒り出したら止まらない!
社会なんて納得いかないことだらけだと分かっているし、細かいことにいちいちムカついてたらキリが無いと思ってるんだけど、それでも一旦スイッチが入るとダメだなぁ……(汗)。
……な~~んてことで今週はずっと過ごしてたんだけど、そんな時に頼りになるのがやはり友達の存在やね。
たくさんの人達に支えられていると実感している中で、特に今の自分に一番力になってくれている人が、僕には3人いる。
Kさん、Eさん、Fさんの3名は、僕が落ち込んでいる時やイライラしている時に愚痴を聞いてくれたり、対処法を一緒に考えてくれたり、最後は前向きになれるまで言い合える人達で、本当に感謝している。
その人達のおかげで何とか心のバランスを保てているんじゃないかな、と最近思っている。
昨日はKさんが心配してくれ、今日もEさんが会いに来てくれてたくさん話し合い、最後にはスッキリと昇華できた。
この場を借りて、改めて感謝!!
スッキリした途端、『俺は何でこんなアホなことでイライラしてたんやろ?!』と、何だかバカらしくなってきた。
ホント、イライラしてたら人生損するから、ストレスの元を出来る限り作らないように努力しなきゃ、と考えてしまう今日この頃なのである(笑)。
……ということで、もうひとつの話。
昨日、スマホに付属していたイヤホンが壊れた。
寿命だったんだろう。右耳側が聴こえなくなったので、新しいイヤホンに買い換えることにした。
今まで使っていたイヤホン、ありがとう!
とりあえず、100均で新しいのを購入した。
……んがっ!
コレがちょいと僕の耳には合わんかったので(汗)、さっきまた新しいのを買いに行ってきたのである。
試聴コーナーがあったので聴き比べしていたら、ホント、イヤホンってピンからキリまであるな~~。
一番高い12,880円のイヤホンはダントツで良い音を出していた。
……って、そりゃそんなに高いのにショボい音なワケがねぇ!!
さすがに予算オーバーなので、他のを何度も何度も聴き比べて決めたのが、オーディオテクニカのハイレゾ音源対応イヤホンだ。
これで筋トレ中もまた音楽が聴ける!!
新しいイヤホン、大事にしよ。
……というワケで、今日の1曲。
バーナード・バトラーの“The Sea”。
シングル“Stay”のB面曲で、ピアノとアコースティックギターをバックにバーナードが歌い上げる、しっとり系の隠れた超名曲。
この曲を聴いて眠りに就こう。
ホント、イライラしたらあかんよ、俺!
Bernard Butler / The Sea
https://youtu.be/YGLvoc5qwjQ
Yoshimi Arts “佐藤未希『この顔をみたことがあるか』”
2019年2月24日(日)、大阪市内にあるアートギャラリー“Yoshimi Arts(ヨシミアーツ)”にて、佐藤未希『この顔をみたことがあるか』へ行ってきた。
たまたまネットを見てヨシミアーツを知り、開催中だった佐藤未希さんという方のこの作品に惹かれ、イベント最終日にギリギリ間に合ったというわけだ。
ビル内にあるギャラリーへ。
(ブログに掲載する許可を得ています)
ギャラリー内へ入った瞬間、今まで見たことが無い作品たちに心を奪われてしまった。
透明感があり、幾重にも重なる目や唇、鼻……。
1枚1枚の絵に哀しみや恐怖を感じたり、また、生命を感じたり。
正気も、狂気も、神秘も、全てが一体となっているようだった。
作品のひとつひとつをよく見ると、キャンバスの横側にまで描かれている。
作品展の『この顔をみたことがあるか』は、これ以上無いタイトルだと感じた。
今までに見たことが無い顔たち。
だけど、毎日生きている中で目にしている顔たちにも見える。
個人的な感想だけど、この方の作品には僕の大好きな4ADレーベルの音楽に通ずるものがあり、とりわけコクトー・ツインズの世界観を想起させてくれた。
ネットで偶然知り、好奇心の赴くままに行って大正解だった。
ギャラリーノマルに続き、また新しい、大きな刺激を受けた。
調べてみれば、今回のように面白そうなイベントをやっている所がたくさんあるようなので、またいろんな所へ足を運んでいきたい。
SWERVEDRIVER(スワーヴドライヴァー)
今回は、90年代シューゲイザーバンドのひとつであるスワーヴドライヴァー(SWERVEDRIVER)について。
最近、毎日聴いてるのでここらで書いておこう。
前回のブログでシューゲイザーの思い出話を少しさせて頂き、その当時にもちろんスワーヴドライヴァーの1stアルバムも聴いていた。
(1st“raise”)
……が、このバンドに限っては、僕はそこまで熱心に聴かなかった。
ジャケットのアートワークも印象的で、何か特別なもののように感じたのに、だ。
このアルバムも例に漏れず一度売り払い、だいぶ経ってから買い直した作品なんだけど、それでもなかなか良さが分からなかった。
アルバムだけでなく、歌も楽曲自体も僕の知っている“シューゲイザー”というジャンルとはまた違っているように感じ、どちらかというと“グランジ”と呼ばれる90年代のアメリカンオルタナティブロックの匂いに近い感覚だった。
好きな曲もあったけど、全体的な印象としてはアメリカっぽいような、イギリスっぽいような……どっちつかずのようにも感じて、僕にとっては中途半端な位置付けにあったんだと思う。
何でスワーヴドライヴァーが他のシューゲバンドみたいにハマらなかったのかを自分なりに考えてみると、やたらと“男臭さ”を感じたのもあったんだろう。
シューゲイザーって本当に曖昧な音楽ジャンルで、人によっては「このバンドはシューゲじゃないだろ!」「いや、そうだろ!」と口論になることもよくあったりする(苦笑)。
そういう時、僕は「まあ、自分が思う通りでええやんか」と思って気にしないようにはしているが、ロックリスナーって自分も含めホント頑固な人が多いので(汗)、本気でケンカになったりすることもあるから面倒くせぇのだ(笑)。
(そう言う俺も面倒くせぇ!笑)
話が脱線してしまったが、そんな“男臭い音”を出しているスワーヴドライヴァーを、なぜ今になってガッツリ聴いてるのか?
それは、何年か前に友人からこのバンドの2nd~4thアルバムを焼いてプレゼントしてもらい、最近また聴き返すようになったからだ。
1stアルバムは以前に買い直してはいたが、2nd以降は未聴だったので、初めて聴く“新たなスワーヴドライヴァーの音”は今でもかなり新鮮で、しかも、僕としては2ndアルバム以降の方が音楽的にも好みだった。
(上から2nd、3rd、4thアルバム)
2ndは1stの頃みたいな面影を残しつつも、楽曲は“男臭さ”が後退し、より聴き易くなっているように感じる。しかも、クオリティーが高い。
3rd、4thになると自慢のディストーションサウンドは影を潜め、もう完全にシューゲイザーっぽさも無くなってはいるが、それでも音楽的な広がりや深みは増していて、この2枚も間違いなく“隠れた名盤”に入る。
特に、4th“99th Dream”は当時全盛を極めていたオアシスとティーンエイジ・ファンクラブのポップさもありつつ、アダルトな雰囲気をも醸し出している最高の1枚だ。
(しかも、ジャケがまた最高!)
バンドは“99th Dream”を発表した後に解散したが、2008年に再結成し、つい先日にも通算6枚目のアルバムを発表するなど、今も元気に活動している。
「シューゲイザーかどうか?」……そんな野暮なことで口論になるなんて、ハッキリ言って僕にはどうでもいいことだ。
ただ、そこには“最高にカッコイイ音楽”が鳴り響いている。
それで良いじゃないか。
Duel
https://youtu.be/b0DTBOQOdf4
99th Dream
https://youtu.be/v_JverhHmjc
Rave Down
https://youtu.be/ro4Pc6snJMI
映画『ノーザン・ソウル』
怒涛の連続ブログ、第2弾!
(……って、アシッド・マザーズの河端さんのパクリです 笑)
2019年2月17日(日)、シネマート心斎橋にて公開中の映画『ノーザン・ソウル』を観賞してきた。
(ネタバレは極力しないのでご安心を!)
舞台は1974年のイギリス。
誰も知らない、ヒットチャートにも上がらないような“隠れたソウルミュージック”を見つけ、ターンテーブルに乗せ観客を熱狂させるDJの話。
冴えない学生の主人公だった青年ジョンが、DJをやっているマットと出逢うところから物語はスタートする。
彼に影響を受けてオシャレに目覚め、体を鍛え、ダンスを覚えて自信がついていく過程がとても魅力的で、『あぁ……やっぱ、人との出逢いって大事だよなぁ』とものすごく共感してしまった。
ホント、今の自分を形成しているのって、周りの人たちを見れば分かるからね。優しい人の周りには、優しい人たちがいてるし。俺もネチネチしたらあかんな~~……と、最近ものすごく反省中なのである。
(ち~~ん 汗)
映画のタイトルにもなっているノーザン・ソウルという名前を僕が初めて知ったのは、ザ・ヴァーヴの2nd“A Northan Soul”がキッカケだったけど、今回の映画を観てようやくどういうものかが分かった。
それにしても、“DJが誰も知らないレコードを見つける”……ただそれだけなのに、これだけ人間ドラマが描かれていることに脱帽してしまった。
この映画は2014年にイギリスで公開され、5年後にようやく日本でもこうして劇場公開された作品だ。
そこには、映画を制作したスタッフのみならず、日本公開を実現させてくれた映画関係者の“熱量”も僕には感じられた。
映画ファンはもちろん、UKロック好きやソウルミュージック好きにもお勧めできる。
自分とは関係の無い他愛もない話のようで、実は、そこには多くの人たちの“ドラマ”を感じさせてくれる、そんな作品だ。
『ノーザン・ソウル』予告編
https://youtu.be/I69kg6sVdCI
Billy Butler / Right Track
https://youtu.be/1-2ODywKOIg
Gallery Nomart “Gather - Gift”オープニング・パーティー
2月16日(土)、大阪市内にあるギャラリーノマル(Gallery Nomart)にて、オープニングイベントに行ってきた。
今回は稲垣元則氏、今村源(はじめ)氏、それに田中朝子氏の3名が作品とアイデアを持ち寄ったイベントだ。
(イベントが始まる前、誰も居ない時に写真を撮らせていただきました。感謝!)
会場内に入った瞬間、「おおおぉぉ~~~っ!!」と童心に還ったような、まるで生まれて初めて遊園地にでも行ったかのような雄叫びを挙げてしまった(笑)。
何となく、今回の企画は作家さんたちの“遊び心”があるように感じた。
オープニングイベントの時間になると大勢の人が集まり、3名の作家さんとオーナーの林聡さんで約1時間のトークが始まった。
“Gift”ということで、作家さんたちは「それぞれ“贈り物”を届け合った」と言われ、稲垣氏はCDを、今村氏は雲の映像が入ったUSBメモリなどを、そして、田中氏はうまい棒や漫画などを(←ナイスセンス!笑)。送られてきた物を自身の作品に使ったりしており、やはり、そこには遊び心があった。
三者三様の世界観なのに、何故だか分からないが不思議と統一感があったのも印象的だ。
時折、笑いを交えながらも“Gather - Gift(集まる - 贈る)”というテーマに対し、深い話が繰り広げられた。
二次会にも参加させていただき、芸術の話だけでなく、他愛もない話もたくさんしては皆笑いあっていた。
(田中朝子さん(左)の写真集『♭(フラット)』と一緒にパシャリ♪)
(ノマルオーナーの林さんも一緒にパシャリ♪笑)
ホント、この空間に居てるだけでヒーリング効果を得られてるんじゃないかというぐらいアットホームな雰囲気に包まれていて、作家さんやノマルのスタッフ、それに僕たちファンも皆、立場も何もそこには存在していなくて、ジョークやツッコミを入れたりと、お互いが“一人の人間”として認め合っているように見えた。
プラスオーラ、ポジティブオーラ全開(笑)。
皆の笑顔を見てるだけで幸せな気持ちになれたから、ここで得たプラスのエネルギーを今度は僕が周りの人たちへ送れるようになりたいと感じた、そんな夜だった。
映画『シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』
今回は、映画の話。……だけど、音楽の話も少しあり。
(この記事だけ読んだ人は分からないだろうから念のため当ブログの説明をしておきますが、普段はかな~~りマニアックな洋楽の話を中心に書いております。たまにこういう関係ない話も織り交ぜているので、そこのところヨロシク 笑)
2月15日(金)、大阪府内にある映画館で『シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』を観賞した。
(この日は1日いろんな出来事があったな……)
シティーハンターは漫画原作もアニメも終わってからファンになった僕だが、今回の映画は声優さんも昔と同じということで楽しみにしていた。
映画が始まった瞬間、冴羽りょうちゃんばりにモッコリ超興奮しちまったぜぃ!!(笑)
映画の舞台は相変わらず新宿で、2019年の現代となっている。
りょうちゃんも牧村香も昔と変わらなかった。
今回、約20年ぶりのアニメ『シティーハンター』が劇場公開されると聞いて本当にビックリした。
漫画で続編にあたる『エンジェルハート』が存在しているので、純粋な『シティーハンター』の続編が作られるなんて思いもしなかったからだ。
僕は“香が死んだ”という設定はショックすぎて『エンジェルハート』を受け入れられなかった1人なので、あっちは全く関係ない話だと思って読んでいた。
(作者の北条司先生も「パラレルワールドとして楽しんでいただけたら」と発言してるし)
実は、僕が初めて買ったCDがこのシティーハンターのエンディングテーマだった『Get Wild』のシングルなのだ。
う~~ん、懐かしい思い出(笑)。
今回の映画でも当時のアニメで流れていた楽曲がたくさん使用されていて、TMネットワークの曲はやっぱ良いと思ったよ。
というか、小室哲哉はやはり天才だな。
『Get Wild』も好きだけど、『Self Control』や『STILL LOVE HER(失われた風景)』の方が好きだったりする。
特に『STILL LOVE HER』を劇中で久々聴いたら、懐かしい思い出が甦ってくるような名曲だと改めて感じたね。
シティーハンターとTMネットワークの楽曲って相性バツグンだな、うむ。
STILL LOVE HER(失われた風景)
https://youtu.be/1pOtmczeHHw
Get Wild
https://youtu.be/Zd2JtQHQ2hg
THE ROLLING STONES / Beast Of Burden
朝早くから驚きのニュースが。
ヤフーニュースを見ていたら、ローリング・ストーンズが95年に行った東京ドーム公演が遂にDVD & Blu-ray化されるではないか!!
しかも、SHM-CD付きも同時発売されるときたもんだ。
来月に東京で行われる“ザ・ローリング・ストーンズ展”(←行きてええぇ……!!泣)開催日である3月15日に同日発売されるとのことだ。
この東京ドーム公演の映像、個人的にはここ30年間のストーンズのどのライヴ映像よりもダントツで一番好きだったりするので、これは買わなきゃいかんな!!
……そういや、この頃のヨーロッパ3公演を収録したDVD“Totally Stripped”も買おうと思いながらずっと保留にしたままだった(汗)。
ああ~~、ローリング・ストーンズ展行きてえなぁ……。
猿岩石ばりにヒッチハイクでもして行こうかな、マジで。
というワケで、ヴードゥー・ラウンジ・ヨーロッパツアーの“Beast Of Burden”の映像を貼り付けとこう。
高校生の頃にストーンズを聴いてロックに目覚めて、彼らの歌詞を自分なりに翻訳してたのは忘れられない出来事だ。
……が、この曲の冒頭の歌詞“I'll never be your beast of burden”という意味がよく分からなかったのを思い出した。
「俺はお前の荷物持ちなんかじゃないよ」と女の人には頭が上がらない男って感じの意味だと解釈したのは懐かしい思い出だ。
……う~~む、今日の俺の気分にピッタリの曲やな(笑)。
Beast Of Burden(LIVE1995)
https://youtu.be/JgFi2JPUORA
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PIXIES(ピクシーズ)
2月に入ってからピクシーズ(PIXIES)を中心に聴いてたんだけど、「書こう、書こう」と思いながらも既に半月が過ぎてしまった……(汗)。こうやってボツになったネタが大量にあるので、今回はちゃんと書ききろう。
僕がピクシーズを知ったのって………………何でだったっけ?!
ううぅ~~~~ん…………忘れた(汗)。
確か、“年代別の名盤100枚”という特集で彼らのアルバム“Doolittle(ドリトル)”が紹介されていたのがキッカケだったような……。ハッキリと思い出せん!
いろんなバンドの音源を初めて聴いた時のことって僕はけっこう覚えてるんだけど、こんなパターンは非常に珍しい(汗)。
『ドリトル』を聴いたのは18歳の頃だったと思うが、当時は80年代以降の音楽に食指が動いたばかりで、音楽に対する自分の許容範囲もまだまだ狭かった。
以前にも書いた通り、僕はストーン・ローゼズのシングル『サリー・シナモン』とブラック・クロウズの2nd『サザン・ハーモニー~』から80~90年代以降の音楽を模索し始めて、それまではと言うと60年代ロックや70年代パンクを中心に聴いていた。
イギリスってどのバンドもほとんどメロディー主体なので親しみやすかったが、アメリカは全く違っていた。
ニルヴァーナやパール・ジャム、それにレッド・ホット・チリ・ペッパーズなどは当時の僕には受け入れられなくて、ピクシーズもまた然(しか)りだった。
アメリカ人の多くはアイルランド系移民で、元は同じはずなのに、生まれ育った土地や環境でこれほどまで印象が変わるもんなんだな……。
10代の頃はほとんどUKロックばかりを聴いていた僕だったが、20代に突入すると聴く音楽の幅を広げたくてもう一度アメリカンオルタナティブロックに挑戦し、その中のひとつにピクシーズも含まれていたのだ。
そうやって久々にガッツリと向き合って聴いたピクシーズ。これが何とも言えない不思議な魅力に満ち溢れていて、初めて聴いてから随分と時間が経った後、大好きになったバンドだ。
ピクシーズのメンバーは写真の通りブサメン&ブスという大変珍しいバンドで(苦笑)、普通ならロックってヴィジュアルも大事なはずなのに、彼らはそれすら逆手に取って自分たちのキャラクターを全面に押し出しているようだった(笑)。
ただ、それも結局のところは“楽曲が素晴らしい”から。この一言に尽きる。これで全て成立するのだ。
彼らの作る音楽は変な曲もたくさんあるけれど、いきなり美メロに変わったりする瞬間があったりして、それが他のバンドには無かった魅力なんじゃないかと思っている。
曲によってはノー・ウェーヴ的なものすごく激しいも演奏もあったりして、彼らの懐の深さを感じさせてくれる。
ちゃんと評価されてるバンドやミュージシャンって、やっぱりそれだけの理由があるんだし、“分からず終い”で終わると悔しい気持ちもあるので(笑)、このピクシーズのように最初は分からなくても、時間が経ってから聴き直すようにしなきゃいかんな……と思うのである。
Here Comes Your Man
https://youtu.be/tPgf_btTFlc
Monkey Gone To Heaven
https://youtu.be/EHC9HE7vazI
Debaser
https://youtu.be/PVyS9JwtFoQ
Vamos(LIVE)
https://youtu.be/r22y0n4MvaQ
- アーティスト: Pixies
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Wave of Mutilation: Best of Pixies
- アーティスト: Pixies
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22-20s / 22-20s(2004)
さっき、ふと22-20s(トゥエンティー・ツー・トゥエンティーズ)のことを思い出したので、久しぶりに聴いている。
このバンドは21世紀に登場した“新世代ブルースロックバンド”で、そんな音楽をやってる連中なんて今の世の中には腐るほど居てるが、22-20sの1stアルバムは超お勧めの1枚だ。
22-20sのメンバーは60年代のブルースロック……とりわけエリック・クラプトン率いるバンド“クリーム”から影響を受けたと言われていて、音を聴いてもクリームやジミ・ヘンドリックスなどの影がチラつくので、“あの時代”の音楽が好きな人ならとりあえず聴いていただけたらと思う。
クリームが好きな人には悪いが、個人的にはこの22-20sの方が楽曲も演奏力も遥かに凄いんじゃないかと感じている。
……というのも、彼らが“過去の遺産”を自分たちなりに消化して、持てる力を最大限にまで昇華させた、渾身の一作だと言えるからだ。
このアルバムが放つ“熱量”は凄まじく、M1“Devil In Me”から、曲名通りまさに“悪魔が乗り移った”ような、地獄の業火に焼けただれたような鬼気迫るグルーヴで押し寄せてくる演奏は圧倒的すぎる。
グチャグチャでドロドロの、黒く渦巻くブルース。
大袈裟な表現だけど、このアルバムには“悪魔が乗り移っている”という表現がピッタリくるのかもしれない。
ひょっとしたら、100年近く前のアメリカで鳴らされていた“音楽の父”ロバート・ジョンソンの演奏を聴いた人達もこんな感覚に陥ってたんじゃないかな、なんて本気で考えてしまうことがあるほどだ。
激しいブルースロックだけでなく、牧歌的なカントリー調の楽曲も文句無しに素晴らしい。
間違いなく、名盤。
ただ、バンドはデビューしてから3年間ずっとツアー生活に明け暮れたせいで疲弊し、あっさり解散してしまった。
その後、何年か経ってから再結成しニューアルバムも発表してるが、2nd以降は未聴なのでまた聴いていこうと思っている。
あっさりと解散されたら、どうしても熱が冷めてしまうからなぁ……。
今もやってるなら、一度はライヴを観てみたいな。
あと、この年の日本公演を収録したアルバム“Live In Japan”も発売されていて、これもめちゃくちゃ凄いので、「ブルースロックとは何ぞや?!」と思った方は一度聴いてみてほしい。そこには、超絶かっこいい、血管がブチ切れんばかりの演奏が収められているからだ。
「最近の音楽なんて聴く気にもならん」と口癖のように言ってるオールドロック好きな方はもちろん、「ブルースってどんなの?」と思われている方にも必聴のバンドだ。
Devil In Me
https://youtu.be/qoo7dfqewpg
22 Days
https://youtu.be/KFXhD5Y_Q90
Friends
https://youtu.be/n46F99Pun-w
Devil In Me(LIVE)
https://youtu.be/ChLoLD62tpY
- アーティスト: 22-20s,マーティン・トリンブル
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BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB / Specter At The Feast(2013)
先日、友人のBさんから「BRMCが5月に来日しますよ」との連絡が入ってきた。
最近の来日アーティスト情報に疎くなっていたので、ちょうど良いタイミングで教えて頂き大変感謝している。
……というワケで、今回はBRMCことブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ(BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB、以下BRMC)が2013年に発表したアルバム“Specter At The Feast”について書いていこう。
BRMCは2001年にアメリカでデビューした“ロックンロール・リヴァイヴァル・バンド”のひとつだった。
音楽性はジーザス&メリー・チェインを更にダークにしたような音作りで、ノリの良いロックンロールもメロウなスローナンバーも自分達流のサウンドで今も鳴らし続けている。
余談だけど、何年か前のロッキング・オン誌にBRMCのメンバーが“影響を受けたアルバム”としてストーン・ローゼズの1stを挙げており、驚嘆したのを覚えている。
「他の連中はニルヴァーナやガンズ&ローゼズなんかを聴いてたけど、俺には合わなくて。そんな時にレコード屋で見つけた“海の向こうの音”に惹かれたんだ」
なんて語っていたのを読んだ時、このバンドの“USバンドが演奏する、UKっぽさ”の謎が解けたような気がした。
BRMCのライヴ映像を観た時はかなり強烈なインパクトを受け、『いつか、生で観てみたい!』と思っていた。今度の来日を教えてくれたBさんも生で観たことがあり「お勧めします」と言ってくれてたので、今から本当に待ち遠しい。
今回ブログを書くにあたりBRMCのアルバムを一通り聴き返してみたら、このアルバムが一番“深み”を感じた。
自分なりに今までいろんなミュージシャンのアルバムを聴いてきて感じるのは、一発で気に入るものよりも、ある程度の時間が経ってから好きになるアルバムの方が“深み”を感じられると思っている。もちろん、一聴しただけで好きになり、そこから深みにハマる音楽もたくさんあるので、一概には言えないけどね。
この『スペクター~』に関しては、僕は後者だった。
最初聴いた時はそんなに印象に残らなかった。……が、これが時間を置いてから聴くと『こんなに素晴らしいアルバムだったのか!!』と気付かされた1枚で、捨て曲がひとつも無い、BRMCの最高傑作だと僕は思っている。
正直、全曲の音源を貼り付けたいほど最高だ。
だけど、先ほど説明した通り、ある程度の時間を掛けて聴かなければこのアルバムの良さが分からない人も多いんじゃないかとも思っている。僕がそうだったようにね。
BRMCというバンドの特徴である、アルバム全体に漂う“ダークな雰囲気”は相変わらずで、この暗さというか重さはUSバンド特有のものなんだろう。
全体的にダーク……なんだけど、闇の向こうに光が差し込んでくるような暖かみのあるサウンドは、苦しみながらも前進し続けるバンドの“力強い意思”が感じられる。
5月の来日公演も、楽しみだ。
Let The Day Begin
https://youtu.be/mmtQwtcaqLM
Returning
https://youtu.be/IrT8_QGQycQ
Lullaby(LIVE)
https://youtu.be/fe7u77BDhm8
Teenage Disease(LIVE)
https://youtu.be/-GQvXri5dg8
Sometimes The Light(LIVE)
https://youtu.be/3S9N7iF2Wy4
- アーティスト: ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ
- 出版社/メーカー: ホステス
- 発売日: 2013/11/27
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Specter at the Feast: Deluxe Packaging
- アーティスト: Black Rebel Motorcycle Club
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2013/11/19
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【番外編】“『題名のない音楽会』に物申す!”の巻
今回は音楽の話なのに、ホントど~~~~~~でもいい話。
今朝、チョ~~~~久しぶりに『題名のない音楽会』を観たのである。
以前は毎週日曜日の朝9時に放送していたのに、いつの間にか大阪では土曜日の朝6時に変更してるし!
こんな早くに誰が観るんや?!
良い番組なのに勿体無いわ。
(てゆーなら毎週観ろよ、俺!!)
つ~~か、この番組に対していつも思うことがある。
「早よ題名つけたれや!!」
と(笑)。
もう、何十年やってんの?!
まだ題名無いんかい?
(いや、そういう意味ぢゃねえっ!!)
……というか、なぜ今回観たのかというと、これですよ、コレ!
↓
http://amass.jp/116564/
ジャズギタリストの渡辺香津美、ロックバンド“すかんち”のROLLY、それにクラシックギタリストの村治佳織という3人の共演。
これは観なきゃいかんでしょ!!
というワケで、この異色の共演を観て、3人のギタリストを知った時の話を書こう。
渡辺香津美を知ったのは、昔通ってたギター教室の先生がジャズギタリストで、渡辺香津美のファンだったからだ。
衛星放送でやってた渡辺香津美のライヴ映像を録画して先生にプレゼントしたら喜んでくれて、お礼にメシをご馳走してくれたりしたのは良い思い出です。
ちなみに、この先生はギターが超絶上手かったが、それ以上に、とんでもなくエロかった(笑)。
亀仙人のじっちゃんみたいな人やったな(爆)。
お次は、ROLLYことローリー寺西。
昔、すかんちの再結成ライヴでROLLYを初めて生で観たんだけど、この人、すっとぼけてるようで歌もギターもめちゃ上手かったのが忘れられない。
楽曲はクイーンやT.レックスなんかのオマージュ(←パクリとも言う?!)だけど、魅せ方が本当に上手い人だと思ったね。
村治佳織は、確かCD店のクラシックコーナーでたまたま彼女のアルバムジャケットに惹かれて買ったのがキッカケだったと記憶している。
特に、3枚目『シンフォニア』と4枚目『パストラル』のジャケット写真の村治さんは印象的で、まあ、綺麗な顔に釣られたんだな(笑)。
当時の僕はロックやブルースばかり聴いてたので、クラシックなんてほとんど聴いていなかった。
ルックスに釣られて聴いたといっても、理由はどうであれ、興味を持つキッカケになれたのは良かったと思っている。
実際、僕は村治佳織さんを通してクラシックを聴くようになったし。
この3人の共演はほのぼのとしていて、もっと観たかったのが正直な感想だな。
それぞれの特徴を生かしたギターテクを駆使して『ムーンリバー』をセッションしてたのも面白かったし、是非ともまたやってほしい!!
……それより、冒頭に書いた番組タイトルの話。
『シューゲさんと佐村河内守のまったり音楽会』でいいんじゃね?
つ~~か、それでいこうや♪(笑)
佐村河内もなぁ~~。
彼の何が一番ダメだったのかと俺なりに考えてたんだけど、やっぱアレやね。
守りに入ってたからアカンかったんやね、きっと。
ディフェンシブに行きすぎたんだよ、多分。
やっぱね、アグレッシブにもっと攻めなきゃね。
オフェンシブに、オフェンシブに。
“佐村河内攻(さむらごうち・せめる)”に改名しようや(笑)。
あと、せっかくだからガッキーも共演してもらおう。
ガッキーといっても、新垣結衣じゃないよ。
新垣隆(にいがき・たかし)だよ、うん♪(笑)
また彼にゴーストライターをやってもらおう。
番組のエンディングにはニイガッキーをセンターにして“恋ダンス”を3人で仲良く踊って終わる。
これ、完璧じゃね?!
(んなワケねえっちゅ~~~~の!!笑)
すかんち / 恋するマリールー(LIVE)
https://youtu.be/C0kz5pYZS5U
MY VITRIOL / Finelines(2001)
マイ・ヴィトリオール(MY VITRIOL)が2001年に発表したデビューアルバム“Finelines”。
このアルバムは発売された当時に購入して聴いてたが、何で購入したのか、今となっては理由すら忘れてしまっている(汗)。多分、MTVで彼らのPVがよく流れていたので、その時に印象に残ったんだろう。
フロントマンを務めるハーフのソム・ワードナー(ボーカル&ギター)の見た目も印象的だった。
当時のクロスビート誌に「ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』を4年間聴きまくったよ」なんて書かれていたのが引っ掛かったのはよく覚えている。
……と、こんなこと書いてはいるけど、僕は当時このアルバムはよく聴いてたが、途中で飽きて売ってしまったのだ(汗)。
で、何年も経ってからまた聴きたくなり、買い直したという。
こういうことがよくある(苦笑)。
「飽きて売ったのに、何でまた聴きたくなったか?」と思われるかもしれないが、昔はニルヴァーナの『ネヴァーマインド』が好きな作品でも無かったのもあり、それも大きかったんだと思う。
正直なところ、『何であのアルバムがこんなに評価されてるんだろう?!』と思ってたほどだったが、後にヴァインズにどハマりして、ボーカルのクレイグ・ニコルズも「『ネヴァーマインド』を聴きまくった」と発言していたから、さすがに無視できなくなってしまった。
だいぶ経ってから『ネヴァーマインド』の良さが分かった僕は、そこからグランジと呼ばれる90年代アメリカンオルタナティブロックを聴いていった。
そして、ニルヴァーナから影響を受けたバンドも聴くようになっていく。
そうなると、マイ・ヴィトリオールを再び聴き返すことになるのは必然だったというわけだ。
もうホント、何年ぶりか分からないぐらい久しぶりに聴いたマイ・ヴィトリオールの『ファインラインズ』。
このアルバムを聴き返した頃の僕は体調を崩していて、唯一やれることといえば“音楽を聴くこと”だけだった。
だけど、そんな時期だったからこそ、逆に良かったのかもしれない。
その頃の僕は、音楽の世界に完全にトリップしていたからだ。
ただ、それは“どんな音楽でも”というわけではもちろん無く、“非常に優れた音楽のみ”に限定されていた。
その中の1枚に、この『ファインラインズ』も存在している。
布団に横になりながら、ヘッドフォンをして大音量で久々に聴いた『ファインラインズ』。
インスト曲の“Alpha Waves”から始まり、“Always: Your Way”へと繋がっていく瞬間、“キラキラした、虹色の水平線”が瞼(まぶた)の向こう側に見えたのだ。
昔聴いた以来だったが、このアルバムが持つ疾走感は相変わらずで、だけど、当時より何千倍も輝いていた。
あまりに激しくて、美しくて、駆け抜けていく情動。
まさか、一度売ったアルバムにこれほどまで感動するなんて驚きだし、売ってしまったのをものすごく後悔した。
バンドは数年の活動の後に自然消滅したけれど、2007年に急遽再結成。
その後はまた長い沈黙に入り、数年前からまた活動を始め、2017年の暮れにはついに待望の2ndアルバムも発表している。
この2ndについてもいずれ書こうと思う。
今現在もイギリスを中心にツアーをやってるし、こうやって今も活動しているってのがホント驚きだ。
いつか、彼らのライヴを観られる日が来るのを切に願う。
Always: Your Way
https://youtu.be/sTL9F7vKL6w
Losing Touch
https://youtu.be/RYlA7Q-UBUQ
Always: Your Way(LIVE)
https://youtu.be/-atQvJLChyQ
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メロンコリーそして終わりのない食い倒れの街(笑)
2月に入ってから、まだ一回しかブログ書いてない!(汗)
いや~、もう3週間にもなるだろうか。ずっと頭痛が続いているのである。
『“痛い”と思うと余計に痛く感じるやろうから、気にせんとこう』と思うようにしてるんだが、どんどん痛くなってくるからホント困る……!!
このまま燃え尽きてしまうんかのぅ……。
書きたいネタはいっぱいあるので、またボチボチ更新していきます。
やっぱり、書かなきゃいかんね。
……ということで、今回はウォーミングアップがてら書いていこう。
今日の夕方、日も暮れかかった頃、とある街へ行ってきた。
少し前に、当ブログで書いた街だ。
近くへ行ったもんだから、ついでに寄ったというわけ。
なんかもう、懐かしすぎて…………というか、当時の僕と今の自分があまりに違いすぎて、『本当にあんなことあったのかなぁ?!』なんて考えてしまうこともあるほどだ。
当時とほとんど変わらない街並みを歩いて、まるでタイムスリップでもしたかのようだった。
そこは商店街で、なんだか懐かしくて、唐揚げやら何やら調子こいて食べ歩きしてしまった(笑)。
こういうことってあまりしないんやけどね、懐かしすぎたせいかな。
最後に、食べ納めでたこ焼き屋へ行くとスマッシング・パンプキンズ(Smashing Pumpkins)がBGMで流れていて、ビリー・コーガンのダミ声が店内から響いてきた。
アルバム“MELLON COLLIE~(メロンコリーそして終わりのない悲しみ)”を流していて、『あれっ?!こんなに良かったんや!』と、店員さんとスマパンの話をした(笑)。
まとまりの無い文章で申し訳ないですが、今はこれが精一杯。
ちょっとずつまたブログ更新していこ。
Cupid De Locke
https://youtu.be/taXoz91wfZk
Galapogos
https://youtu.be/axBEK9cjLWE